今回ご紹介するのは新時代の防災ヘルメット「DERUCAP」。
こちらが本体。メットとは程遠い形状ですが、これを頭に乗せるとどんなに防災意識の低い人間でも…
防災マンに早変わり。
特殊な層構造をしており、圧力をかけるとメット型に隆起する仕組みです。
従来のヘルメットの悩ましいところは、かさばるので収納に向かない点。かといって、自宅のすぐ持ち出せる場所にヘルメットを置いておくと、お客さんが来た時にガテン系のお仕事をしていると勘違いされちゃいます。
その点、DERUCAPは収納性が高く本棚などにもしまえます。ヘルメット最大の弱点である収納性の低さをカバーしているわけです。
しかも5キロの鉄の重りを10センチの高さから落下させる実験に耐えたそうなので、防御力はかなりのもの。
※ただし法律でヘルメット着用が求められている作業や運転時には着用できません。
「防災たたかぶ」を実施
ヘルメットの機能性を確認するため、「防災叩いて被ってジャンケンポン」を実施。
ルールは通常の「叩いて被ってジャンケンポン」と同じですが、ハンマーを落下物、ヘルメットをDERUCAPに変えて行います。
これでDERUCAPが落下物を受け止められれば、
- 即座に落下物に対応できる「即効性」
- 落下物から人命を守る「防御力」
を同時に証明できるわけです。
さて、地震が起きた際、家の中で特に危険なシチュエーションは、背の高い家具が倒れてくることですよね。
ということで、今回はタンスをハンマーにします。
用意するのは大きさの異なる升。
この3つを組み合わせ、ペンでディテールを追加します。
次に、ツヤと色の深みを出すために表面をニス加工。
すると…
タンスになった。
細かいこだわりなんですが、この内側の部分はあえてニスを塗らないことで内側感を強めてます。内側感ってなんですかね。
本体は出来上がりましたので、次は当然のマナーとしてタンスの角を潰します。危ないので。
使うのはこちら、コーナーゴム。
開かなくなっちゃった。
サイズが1000分の1スケールなうえ存在意義まで奪われたこいつがタンスと呼べるのか、もはや微妙になってきました。
ただハンマーとして使う性質上、角を潰しておくことは絶対に必要なのでここは妥協しません。防災訓練で流血沙汰は避けたい。
仕上げとして、裏面に適当な長さの棒を接着したら完成。
ニスで先端がテカってて、「イカれたりんご飴」って感じです。
さて、これでハンマーとヘルメットが揃いました。
これがうまくいけば、あらゆる意味でDERUCAPの有用性が証明されますね。
それではいざ…。
「防災たたかぶ」 3 本 勝 負 !!
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オチで草
名前で草
何が起こったんだぁぁぁー?!コナン君要る奴?(笑)
サイトーの無慈悲な一撃で僕の丹精込めて作ったタンスハンマーとイチマルの頭がカチ割れただけなので探偵は要らないです。犯人はサイトーです