ソウルフードという言葉の「言っときゃいい感」はあるものの、とりあえず関西人にとってたこ焼きが重要な食べ物であることは明らかです。
ところで筆者、最近東急ハンズでこんなものを見つけました。
「たこ焼きの缶詰」。
サバの水煮だったり、缶詰って水分量が全てな気がするのですが…粉ものの缶詰って凄くない?中身がまったくイメージできなかったので逆に買っちゃいました。
関西人、かく語れり
ということでさっそく、日頃の感謝を込めてイチマルにご馳走します。
缶詰をお披露目。生粋の関西人はいったいどんな反応をするのか…?
「…あ~~~、これね」
なにやら怪しい雲行き。
「いや、実は知っとるんよ。クレイジーの連載企画でも扱ったし…」
「食べたことはないんやけど、『え、缶詰にしちゃうん?』と思う所はある」
いやいや、本題はここから。食べてみないことには判断できないでしょ!
「なんかプルプルしとるな…まぁ食ってみるわ」
「あ~はいはい…」
「この感じね」
「うん。やっぱあくまで缶詰やな…頑張ってるのは分かるけどね」
「うまいことたこ焼き味にはしてるけど、冷たいし、何より水っぽさがね…」
「うん…」
「もうええ?」
あの野郎。
30秒後、筆者はキッチンに立ってました。あの同僚のアホを絶対にギャフンと言わせるためです。
たこ焼きの玄人が満足できなかったポイントはやはり冷たかったことと、缶詰特有の水っぽさにあると思われます。
そこで、水分を飛ばしつつ熱を加えるため、フライパンで炒めていくことに。
言うなればたこ焼きのステーキといったところ。
いや油こんな跳ねる?
水っぽさのせいでめちゃめちゃ飛んでくる。ちょっと火傷した…。
「レンチンして水分飛ばせよ、ていうか油多いだろ」と思ったアナタ。もっと早く言ってください。
余分な油を拭き取り、熱を加えていきます。周囲には徐々に良い匂いが。
焼いてるうちに、ビジュアルはもう全然たこ焼きに見えなくなってきました。
…。
なんか…。
…からあげクン?
表面がパリパリになってきたので、皿に盛ります。
余白を広めに取るとゴージャス感が出ると聞いたことがあります。どうですかね?
さらにマヨネーズと青のり、成城石井で買ったイイ感じのかつお節。
完成です。
「マジか…」
「めちゃグレードアップさせてきたな。焼いたんか」
当時地味だった高校の同級生が同窓会で綺麗になってきたような顔をするイチマル。
「ホンマにさっきの缶詰かこれ」
「さすがに期待できるわ…」
「いただきます」
「嘘やろ…」
「こんなことあるんか…」
かつお節とか青のりを盛り付けてる間に冷めきったらしい。
結果、食感は完全に元通り。
ちなみに筆者が食べた感想ですが、実は普通に美味しかったのでけっこう意見が分かれるようですよ!興味のある方はぜひ試してみて下さい!
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見た目がオシャンティーw
余白大事ですね!!
死ぬほど冷めとるでクソ笑った
言われた瞬間僕も笑いました
いやぁ……この筆者面白ーw
すき
家で作るたこ焼きを本場大阪の味にするには、紅ショウガを多めに入れるんですよね…冷凍食品のたこ焼き、どれを買ってもなんか物足りない…
なるほど!切開が必要ですね…
すべったー!
や、やめてよ
なんでフライパンで炒めちゃったのか…
油ってあんな踊り狂います…?揚げ物でもないのに…