ロシア生まれのマトリョーシカ。一説には19世紀末から存在するようですが、100年以上も愛されるからには理由があるはず。
ズバリ、「開けたらまた同じ人形が入ってる」というあのズッコケ感が人気の秘密
昔の人は「おいおい、また同じ人形が現れたぜHAHAHA!」とツボにハマったわけです。となれば…
例えばこちらのGIF。
なにも面白い事なんか起きてない。なのに、「Pitのりか~」とズッコケたくなる気持ちが…ちょっと湧きませんか?
マトリョーシカを開ける行為は、「何が出てくるんだ!?」という期待感を煽るわけです。それがズッコケによって弛緩する…。
「笑いは緊張と緩和」だと松本人志が言ってました。
つまり、
マトリョーシカの中に仕込んだものは理論上、面白くなくても面白く見えるはずなのです。
実験開始
今回は面白さが上がるかどうかの検証なので、大喜利の回答をマトリョーシカに仕込みます。
ということで、まずは大喜利大会を実施。
【協力してくれたメンバー】
今回選んだのはこちらの回答。
回答者:
- ちょうど平均点くらいの面白さだと思った(失礼)
- 短くまとまってるのでマトリョーシカに仕込みやすかった
マトリョーシカに入ってる場合とそうでない場合を6人ずつに見せ比べして、反応の変化をチェックします。
まずは普通に見せた場合。
3段階で評価してもらいました。結果はこちら。
普通に見せた場合の面白さ
次はいよいよ回答をマトリョーシカに仕込みます。
では、改めて。
ジワジワ来るっぽい。
関西出身のイチマルもご満悦。これは期待が持てそう!
・ ・ ・
さっきと同様、6名に見せ終わりました。
集計結果が…こちら!!
マトリョーシカに入れた場合の面白さ
…いやいや、実際、反応は良くなってるわけですから…うん…。
不安を拭い去るため、回答者本人にも効果を確かめてもらいます。
「いや、私が作った回答で私が笑うワケないでしょ…」
マトリョーシカ理論を完全に舐めている様子のハム。甘いな…こういうのは本人だからこそ効果を実感できるものです。
マトリョーシカというカタパルトが付いたことで、格段に面白くなった自分の回答を見るがいい!
検証結果
マトリョーシカ、そんなに面白くなかった。
案外、この大喜利のベストアンサーも「マトリョーシカ」だったのではないかと思いました。
スポンサーリンク
スポンサーリンク