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【取材してみた】タバコかと思いきや、お茶!?日本を“茶化す”おもしろ商品が生まれた理由

「世の中を、”茶化”そう」というコンセプトを掲げ、静岡県掛川から生まれた粉末茶スティック「チャバコ(Chabacco)」をご存知でしょうか?

まるでタバコのような見た目のユニークなお茶「チャバコ」が、福岡県・長崎県・熊本県でも販売を開始するとのこと!

見た目はタバコ、中身はおいしい粉末茶!


チャバコ 株式会社ショータイム

福岡県・長崎県・熊本県のご当地茶葉を使った粉末スティック茶『福岡チャバコ』『長崎チャバコ』『熊本チャバコ』が、10月15日(金)より3県同時発売!

すでに2021年5月より鹿児島県でも販売されており、今回は“九州ご当地チャバコ”第2弾とのこと。

パッケージだけでなく、味(茶種)も販売地域によってことなるため、旅行の際のお土産にもぴったりです。

「なんやこれ……めちゃくちゃおもろいやん……」と感じた筆者。さっそく開発元へ取材してみました!



ご当地チャバコ開発先へインタビューしてみた!

今回、チャバコの開発・販売を行った株式会社ショータイム(以下:ショータイム)は、「地方と世界をつなぎ、地方を未来へつなぐ」を理念に、日本茶(リーフ茶)の普及事業を行っています。

リーフ茶とは……?
茶葉から淹れた緑茶のこと。リーフは「葉」を表します。

今回取材に答えてくれたのは、ショータイム・代表取締役の森川さんです。

Q.なぜ、タバコ風のパッケージにしたのでしょうか?

森川さん:ひと言で申し上げると「“たばこ”と“茶箱”」の語呂合わせ、という安易な閃きがきっかけです。チャバコは、「世の中を、茶化そう。」を商品コンセプトにしています。

そのコンセプトのなかで、「このお茶を自分が手に入れることで、誰と、どんな楽しいコミュニケーションが生まれるか?」を想像していただきやすい商品を開発したいと考えました。

どんなに美味しいお茶でも、暗い気持ちの時に暗い部屋で一人で飲んだらその美味しさは伝わりません。逆に、お茶を通じて誰かと楽しいコミュニケーションが生まれれば、楽しい記憶とともにお茶の美味しさがより一層引き立つのではないでしょうか。

お茶を通じて楽しい思い出を味わってもらうという意味も込め、このような見た目のお茶商品を開発しました。

Q.開発する上で大変だったこと・苦戦したことはありますか?

森川さん:開発においては、各地で素晴らしいお茶生産者さんたちと出会うことができました。そして、その方々がこだわりと情熱を持って素晴らしいお茶を作り上げてくださったので、正直さほど苦戦はなかったです。

むしろ「開発してから」の方が大変でした。

品質の高い素晴らしい原料を使わせていただいているので、できるだけ多くのお客様に手にとっていただきたいと思う一方で、各地のお土産販売店様には趣向を凝らしたユニークな商品がところ狭しと並んでいますよね。

「ちゃばこ」は多少のインパクトはあれど、商品そのものは小さく、存在にさえ気付いていただけない可能性があります。「どのようにすれば手にとっていただける機会を増やせるか?」と考え、試行錯誤を繰り返した結果、「自動販売機風の什器(じゅうき)」の開発にたどり着きました。


商品を抜き取る仕組みの専用販売什器 株式会社ショータイム

Q.チャバコをどんな人たちに届けたいですか?

森川さん:老若男女を問わず、多くのお客様に手にとっていただければ幸いです。

特に、普段リーフ茶を飲む機会が少ない若い世代のお客様にぜひ手軽に楽しんでいただきたいと思っています。若い世代のお客様は、リーフ茶よりもペットボトルのお茶に馴染みがあるのではないでしょうか。

ひと言で「ペットボトルのお茶」と言っても、メーカーさんやブランドごとに味の違いや個性があるように、リーフ茶も産地や作り手さんによって味わいや個性が実にさまざまです。

そんな日本茶の面白さや奥深さを、「チャバコ」を通じてお届けできればと願っています。

産地ごとに様々なお茶を楽しめる

産地ごとに味やパッケージの異なる様々なリーフ茶を楽しめるチャバコ。色々飲み比べをしてみたいですね!

スティックの粉末をお水に溶かすだけで簡単に日本茶を楽しめるのだとか!


いつでも簡単にご当地の日本茶を 株式会社ショータイム

旅行をした際はぜひ手に取ってみてはいかがでしょうか?

取材協力:株式会社ショータイム
プレスリリース:PR TIMES

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