先日、1枚の写真がTwitter上で話題となりました。
トンネル貫通光線!
「トンネル貫通光線です」というテキストとともに投稿された1枚の写真。
とても鮮明な光が美しいですよね。普段トンネルの開通工事を目の当たりにすることがないので、とても珍しい光景ですよね。
Twitterでは以下のようなコメントが寄せられました。
「うわ〜!カッケーっす!!」
「これが希望の光か…。」
「すごい。感動的!!」
「新ヒーローウルトラマントンネルの必殺技ですね?」
「ラピュタの場所指してるみたい」
寿建設担当者へインタビュー!
今回、この感動的な貫通光線について画像投稿者の寿建設株式会社(以下:寿建設)様にインタビューしました。
回答してくださったのは、代表取締役社長・森崎さんです。
Q.今回投稿されたトンネル貫通光線について教えてください。
森崎さん:トンネルの開通は、道路まで完成して通れるようになることをいいます。
今回の写真は掘り進めた孔が反対側に抜けた瞬間なので「貫通」と呼び、貫通光線と称しました。
いろいろ苦労が多いトンネル工事ですが、貫通の瞬間は工事の中のクライマックスと言っていい瞬間です。この時はタイミングよくこのような輝かしいビームのような光になりましたが、毎度このような感じとは限りません。
Q.トンネル工事を行う際、特に大変なことはなんでしょうか?
森崎さん:トンネル工事は山を掘り抜いていく工事であり、建設工事の中でも特に危険度が高いものです。昼夜交代で掘り続けることが通常で、しかも進むにつれて山も変わっていくので、都度対応をしながら施工するための管理が大変です。
Q.トンネル工事について伝えたいメッセージがあればお願いします!
森崎さん:普段一般の方々が目にすることのないトンネル工事ですが、今はインターネットを通じて現場の姿を見ることが出来るのでぜひ関心を持ってもらえればうれしいです。
当社が所属する日本トンネル専門工事業協会では、先の見えないコロナ禍にあって、暗い山の中を掘り続けることで必ず光に届く貫通の写真を、協会インスタグラムで多数投稿しています。(#希望のトンネル貫通)
よかったらご覧ください。
画像提供:寿建設@福島
取材協力:寿建設株式会社
YouTube:日本トンネル専門工事業協会
Instagram:寿建設@福島
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