そんな食品サンプルのメーカーが社内コンペを行って選び抜いた優秀作品が、2022年のカレンダーになるという情報をキャッチ。食品サンプルに興味のある方は、ぜひ覗いてみてください。
製作コンペ優秀作品を詰め込んだカレンダーを制作
食品サンプルを製作している株式会社いわさき(以下:いわさき)では、食品サンプルの製作技術向上のため毎年「社内製作スキルコンペ」を開催しています。
社内製作スキルコンペでは全国の製作工場スタッフが全員参加し、提出されたチャレンジ作品を一つずつ社内審査をするイベントなんだとか。
今回いわさきから販売される2022年のカレンダーは、近年のコンペ作品から「美味しさの表現」の際立つ優秀作品を12ヶ月分セレクトしています。
いわさき担当者によると、「世界に誇る日本製食品サンプルの中でも最高レベルのクオリティかと思っています」とのこと。
確かにすごくリアルですね……!本当の料理を撮影しているかのようです。
食品サンプルについてインタビュー!
こんなに美味しそうな食品サンプルを審査する社内コンペってすごく面白いですよね〜!個人的に審査員の立場になってみたいです(笑)
今回のカレンダーに掲載されている食品サンプルについて、いわきの担当者さんにインタビューしました!
「社内製作スキルコンペ」はおおよそ何件の食品サンプルがノミネートされましたか?
担当者さん:各地工場全製作員が参加しており、今年の製作スキルコンペには約60名が参加しました。
ちなみに、審査基準はどのように設定されているのでしょう?
担当者さん:食品サンプルの新しい見せ方、独創性、リアル感などを見ています。
自由な発想により、飲食店の売り上げに貢献出来る商品力・美味しそうと感じさせる表現を行っているかのなどが審査基準です。
ともだ:今回のカレンダーについて詳しく教えてください。
担当者さん:近年のコンペ作品から「美味しさの表現」の際立つ優秀作品を12ヶ月分セレクトしています。
今回のカレンダーは2019年〜2020年のコンペ作品からのセレクトです。12点の和洋中スイーツなどをバランスよく選択しています。
ともだ:食品サンプル製作者様の「こだわったポイント」などを教えてください!
担当者さん:掲載作品については、それぞれ製作者の思いや製作意図などをまとめた、文章をカレンダーに添えています。今回は何点か抜粋させていただきます!
1月「贅沢!市場の特製海鮮丼」の製作者さん:市場に併設している食堂の具沢山海鮮丼をイメージして作りました。スジ部分の表現には新しい手法を用いています。今にも口に運びたくなる感じで 「食べたいっ!」と思っていただけたら大成功です。
9月「腹ペコにガッツリ!飯テロ系カツ丼」の製作者さん:リアリティ以上にその料理の放つ「空気感」を重視したカツ丼を目指しました。トンカツに絡まる卵のトロトロ加減の魅惑、トンカツのボリューミーな食べ心地を表現しています。
9月「腹ペコにガッツリ!飯テロ系カツ丼」 提供:株式会社いわさき
食品サンプルを本物の料理と並べて見てみたいです!
担当者さん:数年前のいわさきカレンダーで「食品サンプルはどっち?」クイズ形式の年がありました。シチューかカレーか、どちらが食品サンプルかわかりますか?
答えは「カレー」です!シチューは本物なんですよ!
ともだ:とってもリアルな食品サンプルばかりですね!?
担当者さん:これらの作品は、鳥取県倉吉市にある「円形劇場フィギュアミュージアム」で2021年11月20日からスタートしている「食品サンプルの世界」展でも、実物が展示されています。
他にも、Twitterでバズったおもしろ作品などが展示されていますので、ぜひご覧ください!
とっても美味しそうな作品ばかりでしたね〜!記事を書いていてお腹が空いてしまいました……。なんて飯テロなんだ。
写真で見ると本物か食品サンプルかほとんど見分けがつきません。気になる方は、ぜひ展示へも足を運んでみてくださいね!
公式ホームページ:株式会社いわさき
カレンダー販売ページ:公式オンラインショップ
公式Twitter:株式会社いわさき_食品サンプル
展示情報:「食品サンプルの世界」展
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