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クラファン5時間で目標金額達成!国産チョウザメを100%使ったサステナブルなペットフード

近年、SDGsなどに注目が集まり「サステナブルな◯◯」といった商品もたくさん販売されはじめました。

今回ご紹介するのは犬や猫の飼い主さんに嬉しい、サステナブルなペットフードです。あまり食卓では見ることのない「国産チョウザメ」を使用したペットフードなのだとか。

ぜひ、ご覧ください!

国産のチョウザメを100%使用したペットフード


「宮崎 -森のチョウザメ-」を使用したペットフード 株式会社九州築地

株式会社九州築地(以下:九州築地)は「宮崎 -森のチョウザメ-」を使用したペットフードの開発に伴い、2022年1月11日からMAKUAKEにてクラウドファンディングを開始。

目標金額である20万円を開始5時間で達成し、2日目には40万円を達成しました。記事公開時点では79万円を達成しています。

キャビアでおなじみのチョウザメは、まだまだ世間では馴染みのない食べ物ですよね!

しかし、実はクセが少なく、人間もペットも美味しく食べられるものなのだそう!九州築地の代表取締役・築地さんも愛犬と一緒に同じ宮崎県産のチョウザメで食卓を囲んでいるのだとか。


代表・築地さんと愛犬のガボさん 株式会社九州築地



代表・築地さんにインタビューしてみた!

今回は「宮崎-森のチョウザメ-sustainable PET FOOD」について、九州築地の代表・築地さんにインタビューをしました!

ともだ:今回のペットフード、なぜチョウザメを使用することになったのですか?

築地さん:日本ではチョウザメの認知度が低く、食習慣もないため、魚肉の浸透がなかなか進みませんでした。キャビアをとった後のメスの魚肉はやむなく廃棄されることも多くあったんです。

ところが、チョウザメには魅力的な栄養成分が多く含まれていることが分かりました。「美容にいい」「健康にいい」。私にとって、チョウザメは買ってでも食べたい魚になりました。

我が家にはフレンチブルドッグの「ガボ」がおりますが、一般的に犬にも良いとされている成分なので食べさせてあげたいと思い、Foodを作り始めました。

ともだ:クラウドファンディングはすごいスピードで目標額を達成されたと聞きました!

築地さん:初めは「チョウザメは体にいいから、確かに犬や猫にもいいかもしれないけど、大丈夫かな」とか「考え方はいいと思うけど売れるのかな」と思っていたらしい社員も、時間が経過するごとに増えていく数字に「すげー!すげー!」と本当に驚いていました。

また、「みんな一緒にくらす犬や猫には安心安全なものを食べてもらいたいと思ってるんですね」と話しておりました。

私は「ほらね」と思いました。


チョウザメのペットフードを食べる猫ちゃん 株式会社九州築地

ともだ:すごい…!自信があったのですね!具体的にどのような犬や猫におすすめな商品なのでしょうか?

築地:私は獣医師ではありませんので専門的なことは控えますが、これまでいただいた、270匹近いワンちゃん・猫ちゃんの飼い主さんからのお言葉を見ますと、

「食が細くてこだわりがあるから食べさせるのに苦労するが これだと喜んで食べた」
「食いつきがはんばなくいい」
「これだと水分も同時にとれるので水をなかなか飲んでくれないうちの猫にはいい」などなどありました。

270匹中
・2匹の猫ちゃんはまったく食べず、
・1匹の猫ちゃんは3日食べて知らんふりで、また2~3日して食べる
・ワンちゃんは100発100中で食いつきがよい
との意見でした。


チョウザメのペットフード 株式会社九州築地

ともだ:評判もいいんですね!今回の商品を通して、社会にどのような変化をもたらしたいと思っていますか?

チョウザメは黒い宝石とも言われる高額なキャビアをとるために カスピ海周辺では乱獲や密猟相次いで絶滅の危機を迎え、ワシントン条約が制定された魚です。

お腹を裂かれ、捨てられていくメスのチョウザメの画像を見て、女性として、また子を持つ母として胸が痛くなりました。

日本ではここ数年、あちこちでチョウザメ養殖がおこなわれるようになってきました。まさに日本のフードビジネスの主役の一つに躍り出た「キャビア」ですが

自然界の流れは「高価で取引される卵つまりはキャビアをとる為に魚を育てる」のではなく「魚そのものを含む“命”すべてをおいしくいただいて、その副産物である“キャビア”の利益が産業全体を支える」であったはずです。

ともだ:わたし自身もチョウザメに関する知識が足りなかったのですが、そのような背景があったのですね。

はい。かつて絶滅まで追い込まれたチョウザメの命が大切なペットたちの栄養となって生かされていく。そして、循環していくことは、まさにいのちの在り方を考えるうえでとても大切な要素だと思います。

現在はSDGs・フードロス・サステナブル・アニマルウェルフェアなど、あるべき姿に焦点が当たる時代になってきました。私はこの事業を通して、この社会が子供たちに誇れる未来、いのちある未来にむけて進むためにがんばっていきたいと思っています。

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「チョウザメのペットフードってすごい!おもしろい!」と取材をした筆者も、命の在り方を考えさせられました。

Makuakeでは築地さんの思いが、日々詳細に語られています。気になる方は、ぜひチェックしてみてくださいね。

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