部屋に入ってボタンを押すだけで、我々を任意の階まで運んでくれるエレベーター。とても便利な存在ではありますが密室に他人と居合わせるという構造上、モヤッとしてしまう事件に巻き込まれてしまうこともありますよね。
インスタグラムで活躍されるこきあさんは先日「なんだかモヤッとした話」というタイトルの漫画を公開しました。
あらすじ
息子くんが生後5ヶ月だったある日のこと、子連れで眼科を訪れたこきあさん。「混んでるだろうなぁ…」と予想しながら、息子くんと共にエレベーターに乗り込んだのですが…。
眼科へのエレベーターへ乗車。 提供:こきあさん
ドアが閉まる直前「待ってぇぇぇぇ」と声を上げながら乗り込んできた一人の女性。この女性の後の行動に、こきあさんはかなり悔しい思いをすることになるのでした…。
女性が乗り込んでくる。提供:こきあさん
エレベーターでのモヤッとエピソードを描いたこの漫画。当時の心境やフォロワーさんの反応について、投稿者のこきあ(@yuzu_ao.kokia)さんにお話を伺いました。
インタビュー
――いつから、どのようなことがきっかけでインスタで漫画を描き始めたのでしょうか?
こきあさん:長男出産後の育児中に痛ましい児童虐待のニュースを目にしたことがキッカケです。孤独な環境で頑張りすぎてしまうお母さん達に一瞬でもホッとするひとときを持って欲しい。共感や笑い、感動を届けて寄り添うことができたら、悲しい事件の減少に少しでも貢献できるのではないか…。
その為に自分にできることを考えた結果、育児漫画を描くことにたどり着きました。子どもたちの幸せはお母さんの笑顔無しには有り得ないという考えは現在も変わらず、漫画を描く原動力になっています。
――女性に先を越されてしまった時の心境を教えてください。
こきあさん:それはもう悔しかったです(笑)この日は子どもを初めて予約不可の外来に連れて行ったので、極度の緊張状態でした。しかも建物のエレベーターは、このクリニックに行く人専用だったので確信犯だとも思いました(笑)
越された事も勿論ですが、子連れで出歩くと行動スピードが0.5倍速になってしまう事も歯痒かったです。
――フォロワーさんの反応には、どういった声がありましたか?
こきあさん:「これはモヤッとどころかイラッとする!」「こんなオバチャンにはなりたくないわぁ…」といった反応をたくさん頂きました(笑)私自身もこの出来事から、赤ちゃん連れのお母さんや、車椅子のお年寄りに対して、より配慮するようになりました。
先にエレベーターに乗り込んでいたのにも関わらず、受付を先に済まされてしまったこきあさん。なんともモヤモヤしてしまう、エレベーターでの一幕でした。
作品提供・取材協力:こきあ@育児漫画
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私も経験あります。
開院前から行列になる病院で、エレベーターに後から乗った人に先に並ばれました。
開院まであと30分ぐらいありその間にモヤモヤし続けた私は、開院後皆が動きはじめ、ガヤガヤしだした時に意を決して言いました。
「エレベーター後から乗ったのに先に並ぶのはおかしくないですか?」と。
そしたら無言で先に譲って(というのも変な表現ですが)くれました。
とてもドキドキしましたが言ってとってもスッキリしました。
エレベーター先の人が先に受付って決まりはないんだし、オバちゃん一人のために1時間待ったわけじゃないし、仕方ない気もします…。
もう少し心にゆとりがもてる世界だといいですね。