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【天才】これ全て紙です!精巧な「鳥の立体切り絵」に目が飛び出る

紙を切ったりくり抜いたりして作品にする、紙のアート「切り絵」。"紙を切る"という一見単純に思える作業ですが、手先の器用さとかなりの集中力を要します。

切り絵師のカジタミキ‏さんが投稿したある作品が美しすぎるとTwitterで話題になりました。その作品がこちら。
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twitter.com@mikikajita

美しい!その一言に尽きます。

よーく見ると、胴体とくちばしは細かく切り抜かれた紙でできています。一見、紙でできているとは思えない立体感と生きているかのような臨場感がただよっています。

こちらのカジタミキさんの作品は、通常の切り絵で構成して立体にした、立体切り絵になります。そして、注目すべき翼の羽根!よく見ると、こんなにも精巧に再現されています。
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twitter.com@mikikajita
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twitter.com@mikikajita
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twitter.com@mikikajita

流れるような鳥の羽並みが見事に表現されています。質感も色合いも、本物そっくり!

こちらの作品を作ったカジタミキさんに、切り絵についてのお話を伺いました。

――――こちらの「鳥の立体切り絵」を制作するうえでの、難点やこだわりはありますか?

カジタさんリアルと想像の融合のバランスに気をつけました。この羽根は実際の鳥のように翼を広げることが出来ますので、きちんと再現しなければいけなかったところです。羽根の大きさ、場所によって微妙に切り方をかえる必要がありました。

――――切り絵を始めたきっかけは、何でしょうか。

カジタさん九年前、骨董品店で明治〜大正時代の伊勢型紙をみたのがきっかけです。 紙が劣化してボロボロでしたが、柄がとても美しくて惚れ込みました。 綺麗な紙に写して切れば飾りになるかなと思い手探りで始めました。切り絵の事は知らなかったので随分経ってから知人から自分のやっている事が切り絵だと教えてもらいました。 立体は2011年にオリジナル作品を始めて制作した時から制作しています。

――――これからの活動予定と、目指すところなどをお聞かせください。

カジタさん 来年、アメリカ・ロス最大の芸術祭で開催する個展に切り絵とともに、今回のダンスパフォーマンスも立体切り絵を使用した映像作品として展示します。
目標は、切り絵を始めるずっと前にみた不思議な夢の光景を再現する事です。 ウユニ塩湖のような場所で奇妙な集団が空から降る美しい音楽を奏でながらパレードしていて、私は見つかったら殺されてしまうとわかっていながら、あまりの美しさに目が離せず…という夢でした。目が覚めた時には涙が溢れていました。 それを世界中の人にみて欲しいと思いましたがその時はなんの手段もなく、時とともに胸の奥に眠っていきましたが、初めてオリジナルの切り絵(蓮とバラ)を完成させた時に、色や作品の雰囲気などが夢でみた奇妙な集団のつけていた装飾にそっくりだと気づき、切り絵を立体、装飾にして人に着せて、パレードを再現しようと思いました。


11月17日~21日迄、銀座のギャラアートポイントにて個展を開催するそうです。 18日の午後5時からはドクロの立体切り絵の※インスタレーションをステージにしたダンスパフォーマンスも行われるとのこと。カジタさんの作品に、胸打つものを感じた方は、是非足を運んでみてください♪

場所や空間全体を作品として体験させる芸術。(wikipedia参照)

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