「技術はウソをつかない」と言われていますが、「映像はウソをつく」と言われています。動画編集の経験がある人なら、間違いなくご納得いただけると思います。
こんばんは、ビデオエディターのアリケイタです。
今週は「映像はウソをつく」ということを、ある動画を紹介して、その意味をハッキリと証明したいと思います。
シンプルなトリックほど騙されやすい!?
それでは、まずコチラの男性が右手に持つボールにご注目ください。
左手にボールを持ち替えたかと思いきや…..
息を吹きかけると、なんとボールが消えてしまいました!
一体、彼はどのようにしてボールを消してしまったのでしょうか?
トリック解説その1
まずは、長い棒の先端にスポンジを差し込みます。
トリック解説その2
そして、その棒を背中に隠します。
トリック解説その3
次に、糸をセロハンテープでボールに貼り付けます。
トリック解説その4
最後に、先ほどとは別の棒を使って、そのボールを上から吊るしておきます。
トリックはコチラ!
正面からですと、あたかもボールが消えたかのように見えます。しかし横からですと、そのトリックは一目瞭然です。ぜひ、ご自身の目でトリックを見破ってください。
コチラの動画に出演している男性は、イギリス・ロンドン出身の心理学者、そしてマジシャンのリチャード・ワイズマンさんです。
QuirkologyとIn59secondsという2つのYouTubeチャンネルに動画を投稿しています。彼は心理学の博士号を取得しているそうなのですが、科学的な観点から制作されるトリック動画に、思わずどれも騙されてしまいます。
「騙される」、「ウソをつく」という言葉にしてしまうと、語弊を生んでしまうかもしれないのですが、映像は見せ方1つで全く違う意味をもたらします。
「映像はウソをつく」という意味をご理解いただけたでしょうか?
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