1.
あのね、子供の頃に勉強が嫌いだった人は大人になってから勉強すると楽しいよ。知らなかったことを知るのって楽しいよ。自分が知りたいことが分かるととこんなに勉強って楽しいんだって感動するから。
意味もなく押し付けられたものは、なんでもつまらないって理解できるし— ベニガシラ (@poppoyakiya) May 21, 2018
2.
「古文書なんて読めても何になる?そんな人文学系の学問に金出すくらいなら、すぐに商品化できて売れる理系学問に金出す」という風潮だけれど、地震とかは千年単位の話なんだよ。東北の震災は千年前の貞観地震、今回は慶長伏見地震。誰も古文書読めなかったらどうやって過去の情報を知るのだろう?
— おいでよ山口@民俗 (@minzokunokai1) June 18, 2018
3.
世阿弥に「初心忘るべからず」って有名な言葉があるけど、これは「昔の謙虚な気持ちを忘れるな」って警告というより、いわば「スマホでムービー撮って最初どんだけヘタだったのか記録しとけ、たまに確認すると今の自分の実力を知るのに役立つぞ」って話なんですよね。さすが大事なことを言っている。
— 阿部幸大 (@korpendine) March 24, 2018
4.
ようやく一通り採点終わった。いつも思うが、知識を「貯水池の水」のように量で測る学生に対して「いや知識って歯車とかコンデンサみたいな部品やねん。ただ溜め込んでても意味ないねん。組み合わせて独自の機械作って凄いことするためのもんやねん」ということをどうしたら分かってもらえるのかなあ
— 増田聡 (@smasuda) August 2, 2016
5.
古典は「役に立つことしか勉強したくない」という視野狭窄から解放されるためのツールなんじゃないかな。そもそも前提となる「役に立つ」のスケールが、目先の/ただちに/簡単に/金銭的に定量化できる…あたりに設定されているところから、「役に立つ」の「役」が過小評価されすぎてる気はするけど。
— 橋本麻里 (@hashimoto_tokyo) February 25, 2018
6.
昨今は「下手に学問をしない方が独創的なアイデアを生み出せる」みたいな物言いが流布しているみたいだけど、そういう向きには『論語』の以下の言葉を贈りたい。「学びて思わざれば則ち罔し、思いて学ばざれば則ち殆し」遥か古代から学ばぬ者の独善は危険だと戒められてきたのだ
— TJO (@TJO_datasci) January 2, 2018
7.
三百年かけて人類が見つけた数学の驚異を十二年程度の教育で身に付けられるようになってる事のコスパを知ろう
他の学問についても「オレは学校の勉強なんかしなくてもセンスだけで本質を見抜けるぜ」などと驕らず、数百年の人類の積み重ねを数年で身につけるのが結局本質への近道だと見抜こう
— アイザック (@Isaacsaso) October 12, 2018
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イモは水から弱火で煮ると甘くなるというのは間違いではないが、65から75度の間でデンプンが糖に変わるから、ここで長めに時間をかけるという科学的知識があった方がいい。
前者の知識はそこまでだが、後者は色々な事に役に立つ。