5年後のサバゲーはこうなる?!
投稿者はVR・ARクリエイターのYORIMIYAさん。「サバゲー用のHUDテスト。現実空間に仮想ビーコン打てる」という説明文と実験映像を公開しています。
室内でデバイス(VRゴーグルみたいなもの)を装着して起動させると、空間上に情報をサーチするような赤い帯が出現!
分析画面が表示された後、空中に各情報が表示されました。まるで、ゲーム画面やSF映画の世界みたいですね…!
UIデザインもカッコいいですね! 提供:YORIMIYAさん
画面では方位や対象物までの距離などがリアルタイムで更新されていきます。画面下に注目すると、視点の動きに合わせて方位の表示が切り替わっているのが分かります。
ちなみに「サバゲ―」とは、エアガンを使用して戦闘のシミュレーションを行う「サバイバルゲーム」の通称です。このようなHUDデバイスが実現されれば、FPSのようなゲームがリアルでも体感できそうです!
ネットでの反応は?
ロマンが感じられる最新技術に、動画を見た多くのユーザーが大興奮!「凄いカッコいい!」「これは天才ですわ…」「欲しいです!」「ドキドキが止まらない」などのコメントが寄せられていました。
「HUDは何を使っていますか?」「暗視機能や敵の体温情報も追加できる?」などの質問も殺到。まだ実験段階ですが、早くも実現化を期待するユーザーの声が多数並んでいるのが印象的でした。
投稿者に聞く「未来のAR技術の可能性」とは?
動画を公開した投稿者さんに詳しい話を聞きました。まず今回話題となった「HUD」について説明してもらうと…
「こちらのHUD(※正確にはHMDに該当します)はMicrosoftから法人向けに販売されている『HoloLens2』というものでして、周囲の環境情報、ユーザーの手や目の動きも認識可能なMRデバイスを使用しています。」
…とのことでした。ちなみにMRとは、VRやARと並ぶ新しい概念で、デジタルと現実の融合度が高いのが特徴です。さらに、投稿者さんに詳しくお話を伺ってみると…
「元々法人向けの製品なので42万円とかなり高額ですが、私のようなデベロッパー(開発者)や一般の方でも購入できます。そのデバイスを使用して、私が『Unity』というゲームエンジンでアプリを独自開発し、テストした形でございます」
…との回答がありました。こんなにクールなアプリを自作しちゃうなんて、投稿者さんは一体何者なんでしょう…(笑)。
最後に、今後HUDデバイスが普及した場合、もたらされる変化について伺うと、
「可能性としては、このようなAR的デバイスがもっと安価になり一般普及するとサバゲーに限らずいろんなアプリケーションが増えてきますね。アニメの中の話だったものが現実世界で再現できるようになり”今、想像もできないような面白い使い方”が増えてくるなと感じています!」
…との回答がありました。また、投稿者さんは上の言葉に付け加えて「意外と5年後はみんなARメガネかけているかもしれませんよ!」とも語っています。
手の動作や目線の動きだけで操作できるような情報端末が一般化する未来を想像すると、本当にワクワクします。今後の技術革新に期待したいですね!
Twitter:@jav6868
YouTube:YORIMIYA
ポートフォリオ:YORIMIYA
3Dモデル販売サイト:YORIMIYA STUDIO
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