身近な場所に…綺麗で危険なタコ
36万回以上の再生数を獲得したツイートを投稿したのは、さまざまな生き物の動画を配信している猫ひさしさん。「盛大なネタバレ」というコメントと共に公開した、タコの動画をダイジェストでご覧ください!
動画を再生すると、浅瀬の海中の映像が映し出されます。投稿者さんが「何がいるでしょうか?」と問いかけるものの、一見、ゴツゴツとした岩場やフジツボなどが広がるだけで、生き物は見当たりません。
小さなハゼが1匹通り過ぎた後、投稿者さんが木切れで岩場の一角を突くと…
スーッと色が変わり、独特なマダラ模様が浮かび上がってきました!
完全に擬態を解いて姿を現したのは、なんとヒョウモンダコの仲間! 黄色い体に黒っぽい斑点、青白く見える筋が鮮やかで美しいですが、猛毒を持つタコでもあります。
投稿者さんも動画内で「フグと同じ毒を持っている」と説明しています。それにしても、動画の最初では岩場に溶け込んでいて、全く発見できませんでした…ヒョウモンダコの擬態能力の凄さが伝わってきましたね!
ユーザーの反応は?
岩に擬態したヒョウモンダコを見たユーザーからも、驚きの声が挙がっています。「こんなに擬態すごいんだ…」「分からなかった」「怖すぎる」「ヤバイタコだ」などのコメントが寄せられていました。
投稿者さんによると、動画は関東の海で撮影されたもの。身近な場所で巧妙に潜むヒョウモンダコの存在に、衝撃を受けたユーザーが多かったようです。
投稿者さんにインタビュー!
動画を撮影した投稿者さんに、ヒョウモンダコについて話を聞きました。
ヒョウモンダコは干潮後の浅瀬で発見
まず、ヒョウモンダコ発見の経緯を伺うと「撮影のメインターゲットを探す途中で、観察用のケースに別種のタコが貼り付いて離れなくなったので(ヒョウモンダコが)近くにいるのはわかっていました。干潮の時刻が過ぎてから少し探すと、直ぐに見つかりました」との回答がありました。
タコについて理解されている投稿者さんは、すぐに発見しています。しかし、動画を見る限り、生き物に詳しくない方が海中で探すのは難しいのではないでしょうか。
海の危険な生き物によるリスクを知って欲しい
次に、今回の反響を受けての感想をお願いすると「温暖化の影響からか、ヒョウモンダコやラッパウニなどの本来は南方でしか見られない危険な毒を持つ生き物が関東でも目に付くようになりました。 今回の動画から、少しでも磯遊びの際のリスクの認知が拡がればと思います」と話されました。
海に出かける際は、身近な場所でも多くの危険な生物が生息している可能性を忘れず、安全に楽しみたいものですね!
Twitter:@nekohisashi919
YouTube:猫ひさしch
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