写真提供:公益財団法人 どうぶつ基金
そんなさくらねこの名前の由来について、インタビューを行いました。
さくらの花びらのかたち
--どうぶつ基金のご活動内容を教えてください。
私たちどうぶつ基金の現在の主な活動内容は、殺処分される猫を減らすために、飼い主のいない猫に無料で不妊去勢手術を行うことです。
--耳がさくらのかたちをした猫たちですが、ここには何か意図があるのでしょうか?
不妊去勢手術を施した際、麻酔が効いているうちに、施術した猫の耳の先端をV字にカットします。さくらの花びらのようなかたちに見えることから、「さくらねこ」と命名しました。
写真提供:公益財団法人 どうぶつ基金
誰からも愛される存在であってほしい
--たしかに、さくらの花びらのようなかたちですね。
V字にカットする意図ですが、目印がないと、施術していない他の猫たちと見た目は同じでわかりませんから、場合によっては、同じ猫が2度捕獲されたり、麻酔をかけられたりするリスクを受けることになってしまいます。
実際に、私たちどうぶつ基金のさくらねこ無料不妊手術事業で、耳先カットの目印がなかったために2度捕獲された猫たちがいました。これを避けるために、耳をカットして「手術済みである」という目印にしています。
写真提供:公益財団法人 どうぶつ基金
--そうだったんですね。
「さくらねこ」という名前には、耳が桜のかたちに見えるのほかに、もうひとつ、「桜の花のように誰からも愛される存在であってほしい」という思いも込められています。
猫と人間が幸せに共存していくために、より良い形を選択していきたいと思っています。
チャリティーアイテムで支援
この活動を支援するため、京都発のチャリティー専門ファッションブランド『JAMMIN』(ジャミン)と提携し、チャリティーアイテムを期間限定で発売します。
デザインのモチーフはさくらねこ。猫一匹それぞれの一生があり、皆が平等に生きる権利があるとの想いを込めたデザインとなっています。ぜひこの機会に購入いただき、応援してみてはいかがでしょうか。
販売期間:1月15日(日)24時まで
販売価格:Tシャツ 3,400 円、パーカー7,720円(税・700円の寄付込、送料別)
購入ページ:公益財団法人どうぶつ基金の活動(JAMMIN)
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