【そのまま使える話のネタ100】相手の言葉に腹を立てない秘策

総合評価 ★★★

相手のちょっとした言葉にカチンと来たり、上司の心ない言葉に腹を立てて、逆ギレしてしまったり。世の中にケンカほど不毛なものはありません。こうした怒りの感情を管理し、うまく付き合うことを「アンガーマネジメント」 と言います。

心理カウンセラーとして、延べ１万人もの人たちの「心の悩み」を解消してきた吉家重夫さんによると、そんな、「相手の言葉にカチンときてしまいそうなときに試すと、腹を立てる気が無くなる」という便利な方法があるそうです。

どんな方法だと思います？

それは、「相手の頭のてっぺんにチューリップが生えているのを想像する」のだそうです。実はこれ、人間関係を悪化させないためによく知られる方法なのだとか。

たしかに、頭にチューリップが生えている人が何を言おうが、「頭にチューリップ生やして、何、ムズカシイこと言ってんの？」と腹を立てる気も失せますよね。

私はこの方法のほかに、「頭の中で、相手の言葉の語尾に勝手にへんな言葉を付けてしまう」という方法も聞いたことがあります。相手が「どうするつもりだ！」と言ってきたら、頭の中で「どうするつもりだピョン！」とか付けてしまうのです。

このワザを使うときは、怒られているのに、つい笑ってしまわないように注意です。

このネタの用途例

相手の言葉にイラッときやすい人や、ケンカをしがちな夫婦などへのアドバイス。

効果的なアレンジ例

「ちょっと、嫌いな人の頭にチューリップが生えているのを想像してみてください」という時間をとる。