株式会社イトーヨーカ堂から、目で見ても楽しめる「アートコレクションシリーズ」の「イトーヨーカドーのお歳暮ギフト」が発表されました。
今回のコレクションは、歌川広重「不二三十六景 駿河富士沼」や、葛飾北斎「富嶽三十六景 神奈川沖浪裏」などの著名な日本画作品をパッケージに施した缶となっています。
上司や、親戚にお歳暮としてこのようなアート缶を送ったらきっと「粋なヤツ、わかってるヤツ」と認定されるに違いありません。花嫁修業の一環として、いつかお姑さんに送ることを想定しながら、イベントに参加してきました。
北斎に詳しい学"芸人"が登場!
今回のイベントには、北斎の絵を使用したこともあり、葛飾北斎芸人の「葛飾ふとめ・ぎょろめ」さんが登場。恐らく、皆さん同じことを思われていると思いますが葛飾北斎芸人って何なんでしょうね。
北斎に関するネタ「北斎いちまんじゃく」を披露。アルプスいちまんじゃくに合わせて北斎の絵画を紹介してくれました。なんとなく想像がつくと思うので割愛。
また、北斎の知識を生かした「オススメのアート缶」も教えていただけることに。ぎょろめ「私のオススメはこちらの『江戸駿河町三井見世略図』です!屋根職人の働く姿を描いた作品なので、職人さんや新築祝いなどに贈ってもぴったりな商品だと思います」
ふとめ「私のオススメは『鳳凰図屏風』です!鮮やかで綺麗だからです!」
……。
……これコンビ内で知識格差あるよね?
いけ花のプロが彩る北斎作品とは
続いて、登壇したのが「粕谷直弘」さん。
一葉式いけ花家元です。今回はそんな粕谷さんに目の前で、葛飾北斎の「鳳凰図屏風」をモチーフにした作品をつくっていただけるんです!実は筆者は高校3年間、華道部だったこともありワクワクしています。
今回は、生き生きとした北斎の絵を再現するため、鳳凰の羽をイメージして、アレカヤシを使用。植物1つ1つ細部までこだわっています。
そして完成した作品がこちら。
正直、「何がすごいのかわからない~」というコメントを用意していたんですが、空間の使い方、そして葛飾北斎の鳳凰を意識した配置。元華道部だからわかってしまう、とても美しい作品です。ごめんなさい、粋なもので。
アート缶で粋なお歳暮を!
今回どのアート缶も素晴らしかったのですが、個人的にぎょろめさんが熱弁していた「江戸駿河町三井見世略図」を未来のお姑さんに送りたいと思いました。その時には、知識をそのまま頭に入れて、わかるヤツアピールを全力でしたいと考えています。
皆さんもぜひ、アート缶をお歳暮に送ってみてはいかがでしょうか?
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