エレベーターで居合せた子供が、突然泣いてしまい…。
電車内、エレベーター、レストラン…他の人が利用している場であっても、お構いなしに泣いてしまう小さな子供。そんな泣いている子供とエレベーターで居合せた時の経験を描いた女性の漫画がSNS上で話題になっています。
本編を読むある日の外出中エレベーターに乗った投稿者ののぶえさんは、大声で泣き叫ぶ子供と周囲を気にしながら必死にあやす母親に出会います。大変だった自身の育児の記憶から「何か言葉をかけてあげたい」と考えるのぶえさんでしたが、結局気の利いた言葉が思い浮かばず…。
泣いてしまう子供。提供:のぶえさん
自宅に帰り旦那さんにそのことを話してみると、旦那さんは「そこでのぶえちゃんは子供に負けない声で泣き叫んだと」と通報スレスレの発想でのぶえさんを震撼させるのでした…。
かなり攻めた発想。提供:のぶえさん
インタビュー
投稿者ののぶえ(@sanmanobue)さんにお話を伺いました。
Q.いつから、どのようなことがきっかけでインスタで漫画を書き始めたのでしょうか?
のぶえさん:きっかけは、育児日記をつけていたアプリのサービスが終了したことでした。もともと描いてみたい気持ちがあったので、いいタイミングだと思い、育児漫画をはじめてみました。
Q.この漫画を描いたきっかけはなんでしたか?
のぶえさん:旦那の発想が面白かったからです。私には無い観点からだったので。
Q.その子のお母さんに何か伝える事ができるとしたら、なんと伝えてあげたいですか?
のぶえさん:この投稿で沢山コメントを頂き、改めて考えたのですが、今でも、コレだ!!と思える言葉はありません…。ただ、人生で一度しか会わないであろう同じエレベーターに乗り合わせただけの人間に気を遣うよりも、娘ちゃんとお母さんのペースを1番大事にして欲しいなと思います。難しい事なんですけど…。
Q.この漫画をどういった方に届けたいですか?
のぶえさん:私自身が、息子のイヤイヤ期に外出する際はいつも周りに迷惑をかけないかとハラハラしていました。出来るだけ公共交通機関を使わないようにしていましたし、キッズスペースや出掛け先の情報を下調べして、癇癪の対策も万全にして荷物はパンパン…出かける前から既に疲れているような状態でした。あの頃の私と同じ様に考えてしまう方に読んで欲しいです。仏頂面で立っているおばさんが、必ずしも迷惑に思っているとは限らないんですよ!そんなに周りを気にしなくていいよ、もっと2人でのお出掛けを楽しんでね…って思ってたりするんですよ!!!
どんな場所であっても泣く時は泣いてしまうのが子供。周りに気を使うことも確かに大切ですが、気にしすぎてせっかくの親子の時間を楽しめないことも問題ですよね。育児について悩んで葛藤したのぶえさんだからこそ伝えられる、とっても温かいメッセージでした。
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