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【そのまま使える話のネタ100】恥ずかしい誤送信

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48総合評価 ★★★★★

女性から厳しい指摘のメールをもらった直後、

「あのババア、また、うるさいことを言ってきたよ」

と同僚にメールをしようとして、うっかり取引先の当人に返信してしまったことがあったと話していました。

その彼は、部長にたっぷりと絞られたあと、一緒に高級お菓子を持って謝罪に行ったそうです。

さて。これからお話をするのは、現在は企業の代表を務めるある社長さんが、かつて証券会社や投資家たちに「株式の情報」を配信する企業に入社した「初日」にやらかしてしまった「若き日の大失敗」です。

朝の8時。先輩社員たちは、外資系証券会社のアナリストたちから集めた最新の株式情報から、『株式市場動向分析ニュース』の原稿を執筆します。

そして、入社したばかりの彼に、「パソコンのメニューに「『外資系アナリストコメント』と打ち込んでアップしろ」と命じたのですね。

指示された彼は、スピードを意識して、ニュースを配信します。

数万台の情報端末にニュースが流れて行った瞬間、先輩の怒鳴り声が響きました。

「おい! 『アナリスト』が『アナルスト』になっているぞ!」

「分析家」のはずが、「肛門の愛好家」みたいになってしまったのですから、とんでもない大惨事です。しかも、無情にも、先輩社員は彼にこう告げました。

「このシステムは古いから、いったん配信したら書き直しができないんだぞ!」

こうして、彼の 「恥ずかしい誤送信」はその日1日中、配信され続けたのです。

このネタの用途例

◎「仕事の見直し確認」「メールの誤送信注意」を訴えるときの前フリ。

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