「臭いにおいを嗅ぎまくりたくて・・・」in におい展

群雄割拠のフェチ界で、常に一定の支持者がいる「においフェチ」。
そんな、スメルフェチニストにたまらないイベントが仙台で開催されている。

その名も、におい展である。

ド直球のタイトル通り、様々なにおいを楽しめるという素晴らしい趣向のイベント。
筆者は、そんなにおいフェチの端くれとして、この「におい展」に参加するため、東京から新幹線で1時間半。仙台に向かった。

紳士淑女のたしなみ。それはKUN KUN

このにおい展。『「悶絶」から「美臭」まで』というキャッチコピー通り、様々なにおいが用意されている。

好奇心旺盛な筆者、以前にも嗅いでみたい一心で、バラエティ番組でお馴染みの世界一臭い缶詰「シュールストレミング」を自腹購入したことがある。果たして、におい展はそんな筆者の嗅覚を満たすことができるのだろうか。

前からどんだけ臭いのか一度でいいから味わって見たかったシュールストレミングを初体験しました！洒落にならないくらい強烈でした！ pic.twitter.com/769OsD6T19

— サイトー (@CuRAZYsa) October 17, 2018

期待を胸に到着したのは、楽天生命パーク宮城内イーグルスドーム。

この日、楽天イーグルスと福岡ソフトバンクの試合があったため、会場周辺には楽天のユニフォームを着たファンが多く集まっていたが、筆者の目的はただ一つ。

臭いにおいだ。

日常生活を送る中で極まれに経験する「わ！この人。美人なのに、すっごい臭い！！」そんな言葉では言い表せない、あの何とも言えない高揚感を味わいたいのである。

いざ入場すると、入り口付近に展示されていたのは、季節の花やバラなど一般的に良い香りとされるにおいの数々。

しかし、前述した通り筆者はわざわざ東京から、そこら辺のアロマショップで嗅げるようなにおいを嗅ぎに来たのではない。

良い香りを無視して先に進むと、お目当てのものを発見。

激臭レベル１の「くさや」。まずは、お手並みを拝見する。

一瞬「わ！」とはなるものの、所詮は食品。脳が納豆と同じジャンルに分類した。
くさやを嗅いだことがない方に、どんなにおいかを説明すると、鶏むね肉を切ったまな板を3日洗わずに放置したあの時の臭いに近い。

楽天選手との写真撮影コーナー、そして選手の好きなにおいも

レベル1としては、まずまずのにおい展。ここからさらに奥へと足を進めると、よりレベルの上がった激臭ゾーンとなるのだが、ここで小休憩。

今回におい展が、楽天イーグルスの本拠地で開催されていることもあり、こんな楽天にちなんだコーナーがあった。

選手と写真撮影を楽しめるコーナー。

各選手の好きなにおい。

アンケートで調べた各選手の好きなにおいが瓶に入れられている。瓶の底にはそのにおいの答えが書かれており、西巻選手は桃、卓丸選手がせっけんと割と普通なにおいを答えた中、島内選手だけ「渋いにおい」という妙に抽象的なにおいだった。

ちなみに嗅いだ感想は、おばあちゃんの押し入れ。