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石原さとみ主演『アンナチュラル』あらすじ【毎週更新】

TBSドラマ『アンナチュラル』公式Twitterアカウント(@unnatural_tbs)より

男女問わず圧倒的な支持を得る人気女優、石原さとみが主演を務める法医学ミステリー『アンナチュラル』。不自然死究明研究所を舞台に、主人公の法医解剖医・ミコトが"不自然な死"を遂げた死体の真実に迫ります。

脚本を務めるのは、日本だけでなく海外でも話題となった大ヒットドラマ『逃げるは恥だが役に立つ(2017年)』の野木亜紀子。さらに、数々の湊かなえ作品を手掛けたプロデューサー新井順子と演出家・塚原あゆ子がタッグを組んで制作された意欲作です。

この記事では、豪華キャストで毎週放送される『アンナチュラル』の各話あらすじをご紹介します。

【第1話】1月12日放送


TBS公式YouTubooアカウントより

法医解剖医の三澄ミコト(石原さとみ)が働いている不自然死究明研究所(通称UDIラボ)は依頼された遺体を解剖して死因の究明を行う機関。

ミコトは、ライバルであるベテラン法医解剖医の中堂系(井浦新)や、新人医大生・久部六郎(窪田正孝)など個性豊かなメンバーとともに、不自然な死を放置したくないという一心で仕事をしていました。

ある日、突然死した息子・高野島渡の本当の死因を知りたいという夫婦が訪ねてきます。心不全で亡くなった渡の遺体を解剖すると、急性腎不全の症状が見られました。

さらに渡が亡くなった翌日に、会社の同僚も突然死していたことが発覚。その2人がデキていたと噂されていたことから、第一発見者である渡の婚約者・馬場路子が疑われます。

毒物を扱う仕事をしていた路子に、新たに開発した毒で殺したという疑惑がかけられるも、彼女にはアリバイがありました。

その後、調査を進めると渡がサウジアラビアに出張した際にMERSに感染し、それが死因となったことが明らかに。

渡はウイルスを広めたとして、ネットやマスコミから叩かれてしまいます。しかし、渡が帰国して健康診断を受けた病院で次々と感染者が出たことから、ミコトは原因が病院にあると気づきます。

感染源となった病院がその事実を隠そうとしていた証拠を入手したミコトは、渡のために真実を明るみにするのでした。



【第2話】1月19日放送


TBS公式YouTubooアカウントより

UDIラボは警察の依頼を受け、一家心中と見られる遺体を解剖していました。4人の遺体のうち3人は一酸化炭素中毒による自殺でしたが、1人の少女のみ凍死であることが明らかに。

彼らは自殺サイトで知り合った他人同士。しかし、少女の手首には縛られたような跡がありました。胃の内容物を調べると「ユキオトコノイタスケテ花」と書かれた紙切れが出てきます。

調査を進めていくと少女は冷凍されていた可能性が高く、頭皮に付着していた白いものが塩だと判明。3人が死亡した後に、何者かが少女の遺体を運び入れた可能性が高いと分かりました。

そんな中、ミコトが現場近くで見かけた冷凍トラックの中に入ると、そこには結束バンドが。ミコトはそのままトラックに閉じ込められてしまい、犯人によってトラックごと池に落とされてしまいます。

運よく中堂と電話が繋がって助けを求めたミコトは、同時に真相に迫っていた警察や中堂のおかげで無事救出されました。

少女が残したダイイングメッセージが「雪男の家、花を助けて」だということがわかり、犯人に監禁されていた「花」という少女も無事に保護されます。

そんな中、六郎はUDIラボの情報をマスコミに流していたのでした。

【第3話】1月26日放送


TBS公式YouTubooアカウントより

ミコトは、半年前に起きた主婦ブロガー殺人事件の代理証人として裁判に出廷することに。容疑者は被害者の夫・桜小路要一(温水洋一)。

裁判の途中、凶器の包丁と傷が矛盾していることに気付いたミコトは証言を撤回。

凶器の包丁や被害者の家にあった包丁が全て左利き用であるにも関わらず、傷を見ると右利き用の包丁が凶器であることは明らかだったのです。

検事の烏田(吹越満)の怒りを買ってしまったミコトでしたが、弁護側の証人として出廷することを決意するのでした。

しかし、島田が証言を変えられては困ると横柄な態度をとったことで、カッとなってしまったミコトは裁判の記事に「ヒステリー法医学者」と書かれてしまいます。そのことで、要一からも証言を断られてしまうのでした。

ミコトは事件の新たな証拠を掴み、中堂と協力することに。裁判には代理証人として中堂が出廷し、成分を検査した結果からステンレスの包丁が凶器で間違いないと証言します。

真犯人は被害者の弟。ブログに載せるレシピを考えていたにも関わらず見返りがなく、自身の店も上手くいっていなかったことからカッとなって殺害したのでした。

【第4話】2月2日放送


TBS公式YouTubooアカウントより

UDIラボにやってきたミコトの母で弁護士の三澄夏代(薬師丸ひろ子)。バイク事故で亡くなった佐野(坪倉由幸)の死因を調べて欲しいという依頼でした。

佐野は保険に入っておらず、働いていた工場での長時間労働による過労、バイクの修理ミス、医師の病気の見落としなどの疑いがあったのです。

解剖結果から死因がくも膜下出血だったことがわかり、妻の可奈子(戸田菜穂)は落ち込んでいました。しかし、工場の社長や修理屋、病院の弁護士はこちら側に責任はないと主張。

長時間労働や残業代の未払いの事実があるにも関わらず、それすら認めようとしません。その後、佐野に外傷が見つかり、30日ほど前に動脈が切れていたことが判明。

居眠り運転でマンホールの上で転倒した可能性が高いと考えたミコトは、そのマンホールを探します。傷のついたマンホールを発見すると、付近の防犯カメラから原因となる事故の映像が。

これを機に、工場長や従業員は夏代の弁護によって長時間労働や未払いの賃金について社長を訴えることにするのでした。

その頃、中堂の元に「お前のしたことは消えない、裁きを受けろ」という脅迫状が届きました。ミコトは中堂が過去に殺人の容疑で逮捕されたことや、今までに何枚も脅迫状が届いていたことを知ります。

ミコトは、所長の神倉保夫(松重豊)に中堂は誰を殺したのか問い詰めます。すると、中堂が8年前に亡くなった恋人・夕希子の遺体を無断で解剖したことが明かされるのでした。

【第5話】2月9日放送


TBS公式YouTubooアカウントより

恋人・果歩を殺害されたと考える鈴木巧(泉澤祐希)が、UDIラボに解剖依頼に訪れていました。

果歩が海に飛び降りたとの証言があり、警察は自殺と判断するも、鈴木は果歩が自殺するわけないと主張します。

ミコトが解剖をしていると、葬儀屋の木林から遺体は鈴木が勝手に持ち出したものだと告げられます。

そんな中、中堂は今調べないと一生真実がわからないと果歩の肺を持ち出していました。しかし、そのことが神倉にバレてしまいラボが使えなくなったため、ミコトは中堂の家で調査を続けることに。

その後、果歩が発見された場所と目撃された場所が違うことが発覚。犯人が果歩に見せかけて飛び込んでいたのです。

鈴木は果歩にあげたネックレスを、果歩の女友達がつけていたことを思い出します。

鈴木に思いを寄せるその女友達が、果歩と口論となり突き飛ばしてしまったと告白。怒った鈴木は包丁で女を刺し、逮捕されるのでした。

一方、中堂は過去に恋人を殺害され、遺体を解剖した際に証拠を隠滅したと疑われて逮捕されていました。

その恋人の口の中には赤い金魚の印。他にも同じ特徴を持つ遺体が発見されたことから、中堂は連続殺人犯の仕業と考えていました。

ミコトは、中堂の恋人がなぜ死んだのか明らかにしようと言い出します。

【第6話】2月16日放送


TBS公式YouTubooアカウントより

高級ジム主催の合コンに参加していた夕子。目を覚ますと隣で合コンに参加していた権田原(岩永洋昭)が死んでいました。駆けつけたミコトは窒息死の可能性が高いと推測。

さらに、UDIラボで中堂が道端で突然死したとう遺体を解剖しており、その遺体が同じジムに通う細川(三宅克幸)だったため、夕子は驚きます。

権田原と細川は、脈拍や呼吸を可視化できるバイタルセンサーをつけていました。夕子はミコトとともに、バイタルセンサーを開発した岩永(竹財輝之助)に会いに行くことに。

その頃、久部はフリー記者の宍戸理一(北村有起哉)から、権田原、細川、岩永、パイロットの立花(鈴木裕樹)が過去に女性を暴行していたことや、詐欺で4億もの大金を手にしていたことを聞かされます。

さらに、中堂がバイタルセンサーを調べていると、改造により電流を流す仕組みになっており、それから窒息死が引き起こされていたと判明。

岩永は4億を独占するために権田原と細川を殺害したのでした。立花がフライト中に死亡すれば大変なことになると思ったミコトは飛行場へ急ぎます。

飛行機は既に出発していましたが、乗客がブレーキをかけたことで無事停止。

その頃、久部は中堂に脅迫状を送った人物が宍戸だということを知るのでした。

【第7話】2月23日放送


TBS公式YouTubooアカウントより

ある日、ミコトの元にリンクの貼られたメールが送られてきます。送り主は、予備校で講師をしている弟の秋彦から法医学に興味を持っていると紹介された、高校1年生の白井。

リンクを開くとそこでは殺人実況の生配信真っ只中。「殺人者S」と名乗る白井は、自分が殺した「クラスメイトY」こと横山の死因を当てなければ、もう1人殺すとミコトを挑発します。

ミコトはそれに乗り、映像だけで死因を特定することに。白井は視聴者が増えるたびにヒントを与え、大量の血が付いたマットや、横山の背中の映像を見せます。

それを見たミコトは、皮下出血が3箇所、凶器はナイフ、横山が日常的に暴力を受けていたことに気づくのでした。

殺された横山はクラスメイトの小池から酷いいじめを受けていたのです。しかし、小池にはアリバイがあり、犯行は不可能。

そんな中、ミコトは3箇所の傷が全て水平に刺さっていることに気づき、凶器が1本のナイフではないと断言。

小池への復讐を考えた横山が他殺に見せかけるために、ナイフを3本固定してそこへ倒れる方法で行った自殺だったのです。

ミコトは、横山を助けられなかった罪悪感に耐えられずに自殺しようとしていた白井に、あなたの人生を生きてと伝えます。

一方、金魚の印を持つ遺体を探す中堂は、ミコトに協力を依頼していました。

【第8話】3月2日放送


TBS公式YouTubooアカウントより

ビルの火災で見つかった10人の遺体をUDIラボで解剖することに。そこで、ある遺体に縛られていた跡がありました。

そんな中、医者で久部の父・俊哉(伊武雅刀)が、火災の生存者の病状を伝えにUDIラボを訪れます。

解剖医を見下す俊哉は事件の話を終えると、六郎を解雇するようミコトに頼み、去っていきました。

その頃、縛られていた跡がある遺体が町田三郎という男性だと判明。町田の両親は三郎が放火したと考えましたが、生存者の身体にも縛られた跡が見つかったのです。

町田らの縛られた跡を再現したミコトは、背負い搬送縛りという救助方法だと気が付きます。町田はロープを使って他の生存者を助けようとしていたのでした。

一方、久部は将来について考えたいと俊哉に伝えていました。しかし、医者になることしか認めない俊哉は、二度と家の敷居をまたぐなと言い放ちます。

その後、久部は編集部を辞めることを決意。末次に告げに行くと、彼はUDIラボに関する記事を出そうとしていたのでした。

また、以前情報をくれた記者の宍戸から久部宛に届いた封筒には、ピンクのカバの絵が入っていました。

その頃、中堂は捜査の協力をするというミコトに、殺された元恋人に大量のニコチンが注射されていたこと、ピンクのカバの本を出版する予定だったことを話します。

そして、ミコトは別の現場で発見された女性の遺体の口内から金魚の印を発見するのでした。

【第8話】3月9日放送


TBS公式YouTubooアカウントより

スーツケースから発見された女性・芹那の遺体には赤い金魚の印が。印が付けられた遺体は中堂の恋人を含めると3体目になります。

そんな中、久部が宍戸行きつけのバーへ行くと、店員から宍戸の家に行っためぐみという女性が行方不明になったと聞かされます。

宍戸の犯行を疑った久部は、芹那の死因がボツリヌス菌だったことを宍戸に告げ、行方不明になっためぐみについて聞き出します。

すると宍戸は笑い出し、「"B"はもうやった、次は"F"だ。犯人を捕まえないと犠牲者が増える。」と忠告するのでした。

その後、芹那の死因がボツリヌス菌ではなくホルマリンだったことが判明。久部は宍戸が言っていた"F"は死因のことで、「ホルマリン(formalin)」のことを言っていたのだと理解します。

一方、中堂は久部が持っていたカバの絵を見て、これを持っているのは犯人だけだと伝えます。

それを聞いた久部が宍戸に問いただすと、犯人は先日起きたビル火災の生存者・高瀬だと言うのでした。

中堂が高瀬の家へ行くと、部屋にはアルファベットが書かれたシートが。そこには、AからZそれぞれに「beat」や「formalin」など頭文字を取った殺害方法が書かれていました。

その頃、高瀬は殺される危険を感じ、保護してほしいと警察に訪れます。

【最終話】3月16日放送


TBS公式YouTubooアカウントより

高瀬は犯行を認めなかったものの、事件は大々的に報道されました。

また、週刊ジャーナルに情報提供していることをUDIラボの全員に知られた久部は、迷惑をかけたことを謝り去っていきます。

その頃、宍戸が証拠を持っていると考える中堂は、宍戸の家を訪れていました。

情報提供しなければ殺すと宍戸に毒を注射し、解毒剤が欲しければ高瀬が犯人である証拠を出せと脅します。

すると、宍戸は被害者の口内に押し込まれた唾液が付着しているボールを中堂に見せ、解毒剤を飲みました。

しかし、最初に注射したものはただの麻酔で、中堂が解毒剤だと渡した方が毒だったのです。

そこに駆けつけたミコトは、中堂が人を殺す姿など見たくないと思いとどまるよう説得し、一緒にUDIラボに戻るのでした。

その後、夕希子の遺体が海外で埋葬されていることが発覚し、再解剖することに。遺体からは高瀬のDNAが検出されます。

ミコトが法医学者としてそのことを裁判で証言すると、高瀬はアルファベットAからZの頭文字を取った方法で26人を殺害したことを認めました。

宍戸も高瀬の手助けをした罪で逮捕され、中堂はついに過去の因縁を晴らすのでした。

中堂やミコトが通常業務に戻ると、UDIラボには久部がアルバイトとして戻ってきます。

UDIラボの仕事を通して、将来は法医学の道に進みたいと再び応募してきたのでした。

久部も戻り、再出発となったUDIラボのメンバーは、不自然死から事件の証拠を掴むべく次々に運ばれてくる遺体に向き合います。