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同ジャンルは青春・学園とは言うものの、ティーンだけでなく大人も楽しめる作品がたくさんあります。今回は、ハラハラ感を存分に堪能していただける青春・学園恋愛海外ドラマを10作品ご紹介します！
目次
ビバリーヒルズ高校白書【1990年】
あらすじ
ミネソタ州ミネアポリスから、カリフォルニア州ビバリーヒルズに引っ越してきた中流家庭の双子ブランドン（ジェイソン・プリーストリー）とブレンダ（シャナン・ドハーティー）。2人は一緒にセレブの多く通うウェストビバリーハイスクールに転校することに。そこで彼らを待っていたのは、恋に友情に波乱万丈の高校生活でした。
見どころ
主人公が高校を卒業するまでは『ビバリーヒルズ高校白書』、大学に入ってからは『ビバリーヒルズ青春白書』という名前で10シーズン続いた本作は、2008年から続編『新ビバリーヒルズ青春白書』も放送されました。アメリカン・カジュアルな服装から当時の流行を感じられ、「ワオだぜ！」、「ちょいまち！」といったユニークな日本語吹き替えが笑いを誘います。
ゴシップガール【2007年】
あらすじ
マンハッタンのセレブ名門私立校では、ゴシップガールと名乗る謎の人物が発信するゴシップでもちきり。ある日、1年間休学していた学園のマドンナ・セリーナ（ブレイク・ライブリー）が復学するというニュースで学園は騒然とします。理由も告げずいなくなったセリーナに怒りを隠しきれない親友ブレア（レイトン・ミースター）や、セリーナに想いを寄せていたネイト（チェイス・クロフォード）など、彼らの複雑な感情が交差します。
見どころ
ニューヨークのセレブ高校を舞台に繰り広げられるラブストーリー。セレブならではの豪華なファッションや、アメリカの高校らしい大胆なスクールライフについ憧れてしまう作品です。正体のわからないゴシップガールのナレーションに出てくる、"XOXO, Gossip Gril"というセリフも作品の象徴とも言えるフレーズになっていてキュート。
ヴァンパイア・ダイアリーズ【2009年】
あらすじ
両親を事故で亡くしたエレナ（ニーナ・ドブレフ）は、弟のジェレミー（スティーブン・チャドウィック・マックイーン）と共に叔母ジェナ（サラ・カニング）の家に身を寄せていました。ある日、ミステリアスな転校生・ステファン（ポール・ウェズレイ）に出会い恋をしたエレナ。しかし、彼にはデイモン（イアン・サマーホルダー）という魅惑的で危険な香りのする兄がいて…。
見どころ
普通の少女とヴァンパイアの兄弟の三角関係が映し出された甘く切ないラブストーリー。ヴァンパイアだけでなく、魔女、狼男やドッペルゲンガーなども登場し、それぞれのもつ複雑な関係性が描かれており、ミステリードラマとしても楽しむことができる作品となっています。
プリティ・リトル・ライアーズ【2010年】
あらすじ
女子高生の仲良し5人組のうちの1人だったアリソン（サーシャ・ピーターズ）が突然失踪。それから1年後、一緒にいることもなくなっていた4人の元に、アリソンを思わせる"A"と名乗る人物から自分たちの秘密が書かれたメールが届くようになります。誰にも言えない秘密を抱えていた4人は、そのメールによって精神的に追い詰められていくのでした。
見どころ
禁断の恋をしたり、嘘をついたり、と人を傷つけながら成長していく16歳の女の子たちの姿が描かれたミステリー。『ゴシップガール』と比べると、等身大の女子高生の心情をより深くフォーカスしたドラマになっています。娘と必死に向き合おうとする親の苦悩についても描かれているので親世代も楽しめます。
ワン・トゥリー・ヒル【2003年】
あらすじ
ノースカロライナ州の小さな町に住む異母兄弟のルーカス（チャド・マイケル・マーレイ）とネイサン（ジェームズ・ラファティ）は、別々の暮らしをしながらお互いバスケットボールに夢中。そんなある日、ネイサンがスター選手として活躍するクラブに、ルーカスがチームメイトとしてやってきます。ルーカスにポジションを奪われたネイサンは、嫌がらせをするようになり...。
見どころ
バスケットボールを中心に動く人間関係が描かれたラブストーリー。全9シーズンを通して、高校生から社会人、結婚をして子育てをするという成長過程を見ることができます。また、ローリング・ストーンズ「You Can't Always Get What You Want」やU2「Running To Stand Still」など、アーティストの曲名がエピソードタイトルに引用されており、音楽も楽しめる作品です。
アンジェラ15歳の日々【1994年】
あらすじ
ペンシルベニア州の中流家庭で育った真面目な女の子アンジェラ（クレア・デインズ）。思春期を迎えた彼女は不良グループとつるむようになり、そこで出会ったジョーダン（ジャレット・レト）に恋をします。しかしドラッグや飲酒、不倫などを目撃し、社会への怒りや不安などを覚えるようになったアンジェラの心は大きく変化していくのでした。
見どころ
ドラッグ、飲酒、セックスなど10代の若者が抱える悩みを映し出した社会派ドラマ。主演のクレア・デインズは、本作でゴールデングローブ賞TV部門主演女優を受賞し、一気に人気女優としての地位を確立しました。シーズン1で打ち切りになるも、当時の社会問題を思春期の高校生の心情と合わせながら描き、視聴者から多くの共感を得た名作です。
スキンズ【2007年】
あらすじ
イギリスはブリストルに住む高校生でひどい女たらしのアントニー（ニコラス・ホルト）、母親が家を出たことで心に傷を抱えるシドニー（マイク・ベイリー）、拒食症のキャサンドラ（ハンナ・マリー）。さまざまな問題を抱える彼らはドラッグ、セックス、パーティーに明け暮れていました。思春期ならではの悩みを抱えながらも、がむしゃらに高校生活を送っていきます。
見どころ
高校生の日常をリアルに描いた青春コメディ。シーズン6まで続いた本作は、シーズン1〜2、3〜4、5〜6がそれぞれ違うキャストで製作されています。シーズン1〜2で主人公アントニーを演じたニコラス・ホルトは、『マッドマックス 怒りのデス・ロード（2015年）』や『X-MEN：アポカリプス（2016年）』に出演するほどの大物俳優になりました。
Awkward 不器用ジェナのはみだし青春日記【2011年】
あらすじ
高校に入学したばかりのジェナ（アシュリー・リッカーズ）は、不器用で自分に自信が持てない女の子。華やかさとは縁遠い生活を送っていた彼女は、同じサマーキャンプに参加していた人気者マッティ（ボー・マーショフ）に誘われ体の関係を持つことに。マッティから一夜限りだと言われ落ち込む彼女の元に、差出人不明の手紙が届きます。
見どころ
高校での地位争いや恋愛事情などアメリカのティーンらしい悩みが満載のティーン向けコメディドラマ。2013年のピープルズ・チョイス・アワードでは、好きなケーブル局のコメディ番組に選出されました。観ていて恥ずかしくなるほど不器用なジェナが成長していく姿には勇気がもらえます。物語が進むにつれてキレイになっていく彼女に目が離せません。
アメリカン・ティーンエイジャー 彼女と彼の事情【2008年】
あらすじ
15歳のエイミー（シミレナ・ゴヴィッチー）は、マーチングバンドに所属する普通の女子高生。しかしある日、学校一のプレイボーイ・リッキー（ダレン・カガソフ）の子どもを妊娠したことが発覚。そのことは、2人の親友以外誰にも言えない秘密となりました。一方、エイミーに一目惚れしたベン（ケン・バウマン）は彼女にアプローチし始め…。
見どころ
15歳で出産を決意した女子高生の姿が描かれた繊細な青春ドラマ。ジョン・メイヤーの「Daughters」やアデルの「Rolling in the Deep」などエモーショナルなシーンで流れる劇中歌は心に響くような名曲ばかりで注目です。プライドや嫉妬の渦巻く10代の高校生たちの心情に、懐かしさを覚えること間違いなし。
ファインディング・カーター【2014年】
あらすじ
優しくて明るいシングルマザーのロリ（ミレーナ・ゴヴィッチ）と幸せな毎日を送っていた16歳のカーター（キャサリン・プレスコット）。そんなある日カーターは、ロリが実の母親ではなく、自分を3歳のときに家族から引き離した誘拐犯だったということを知るのでした。その後、本当の家族のもとに帰るカーターでしたが...。
見どころ
本当の家族だと思っていた人が自分の誘拐犯だった、という衝撃の事実に戸惑うカーターの心情にフォーカスした青春ドラマ。友人たちとのパーティーで憂さ晴らしをしたり、異性に相談することで気持ちの整理をしようとする姿には、アメリカの若者らしさが映し出されています。カーターの本当の弟・グラントの皮肉や嫌味たっぷりのキャラクターも、いい味を出しているので注目です。
最後に
一度観始めると止まらなくなるような面白い作品が目白押しの海外ドラマ。青春・学園恋愛ドラマのなかには、ティーンの皆さんはもちろん、大人もハマってしまうようなドラマがたくさんあります。ぜひチェックしてみてくださいね！
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