今回は、老若男女を魅了する石原さとみの出演ドラマの中からおすすめの10作品をご紹介します。
目次
地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子【2016年】
あらすじ
憧れのファッション誌「Lassy」の編集者を夢見る河野悦子(石原さとみ)は長年の努力の末、中途採用で出版社に入社するものの配属されたのは地味な校閲部。校閲部長・茸原(岸谷五朗)から、仕事ぶりが認められれば編集部へ異動できるかもしれないと励まされた悦子は、校閲の仕事にも全力で挑みます。
見どころ
宮木あや子による小説シリーズ『校閲ガール』をドラマ化。普段あまり注目されない「校閲」がテーマとなり注目を集めた作品です。また、おしゃれな悦子のファッションは作中でも毎回紹介され、石原さとみの可愛らしい着こなしに世の男性が魅了されました。自由で型破りな悦子の行動に元気がもらえる1作です。
リッチマン、プアウーマン【2012年】
あらすじ
東京大学理学部卒にも関わらず、内定ゼロの女子大生・夏井真琴(石原さとみ)。ある日、IT企業「NEXT INNOVATION」の説明会に参加した真琴は、若手社長の日向徹(小栗旬)に、内定がないのはよほどの欠陥があるからだと罵倒されるのでした。しかし、総務省の藤川事務次官(大地真央)に気に入られた真琴は、インターンシップとして日向の元で働くことになります。
見どころ
会社を舞台として、冷淡で傍若無人な若社長・徹と前向きで明るい真琴の対照的な2人が恋に落ちていく姿が描かれたラブストーリー。本作の、高学歴で就職を望んでいるにも関わらず仕事に就けないというヒロイン設定の背景には、放送年の前年の就職率の低迷が関係しており、就職時期に対する格差に問題定義を示している社会派ドラマでもあります。
失恋ショコラティエ【2014年】
あらすじ
高校生時代から片想いしていた高橋紗絵子(石原さとみ)にフラれて、傷心していた小動爽太(松本潤)。諦めきれない爽太は紗絵子を振り向かせるために、彼女の大好きなチョコレートを作るべく、フランスの老舗チョコレート専門店で修行していました。しかし帰国後、爽太は紗絵子から他の人との結婚を告げられてしまいます。
見どころ
水城せとなの大人気漫画「失恋ショコラティエ」をドラマ化。紗絵子にとことん一途で愉快な妄想劇を繰り広げる爽太を松本潤が演じ、そんな爽太を翻弄する小悪魔なヒロインを石原さとみが演じています。登場人物全員が片想いをしているという切ないストーリーに胸キュンすること間違いなし。
5→9~私に恋したお坊さん~【2015年】
あらすじ
英会話学校で働く桜庭潤子(石原さとみ)は、海外で働くことを夢見ていましたが、母の策略でお見合いをすることに。そこで、地元町内会の長老の葬儀で読経をしていた、高学歴・高身長・高収入と3拍子揃ったイケメン僧侶・星川高嶺(山下智久)と出会うのでした。潤子は彼の独特の世界観についていけず、会話も成立しないことから最悪の印象を持つも、高嶺は潤子に一目惚れしてしまいます。
見どころ
モテ期到来の英語講師と僧侶の異色のラブコメディ。壁ドンやアゴくいなどを描き、「胸キュンの神様」と言われる相原実貴の漫画『5時から9時まで』をドラマ化。何を考えているのかよくわからない僧侶と、憧れのジェネラルマネージャーとの間で揺れ動く潤子の女心が可愛らしく表現されています。
Ns’あおい【2006年】
あらすじ
清天総合病院の救命救急センターに勤務していた看護師・美空あおい(石原さとみ)は、ある事件が原因で地方の桜川病院へ異動することに。そこは患者のケアは二の次という経営方針で、総師長・泉田(片平なぎさ)や、本院から左遷されてきた内科主任・田所(西村雅彦)など、利益を追求するメンバーが集まっていました。あおいはそんな環境でも、患者に寄り添い誠心誠意看護にあたります。
見どころ
石原さとみの民放連続ドラマ初主演の作品。徐々に浮き彫りになる病院内部の問題を解決しようと奮闘する若手ナースの姿が描かれています。自分の抱える過去の問題にも向き合いながら、前向きに進むあおいの姿に励まされる1作です。コブクロが歌う主題歌、「桜」も話題になりました。
花嫁とパパ【2007年】
あらすじ
幼い時に母親を亡くした宇崎愛子(石原さとみ)は、父・宇崎賢太郎(時任三郎)に男手一つで育てられました。就職をきっかけに、賢太郎の「門限7時、交際禁止」などの厳しい家訓を取り下げるように頼むも、聞き入れてもらえません。そんな中、愛子は同期の三浦誠二(田口淳之介)から交際を申し込まれますが、娘を心配する賢太郎が壁となってしまうのでした。
見どころ
過保護な父と自由になりたい娘が織りなす、笑いあり、涙ありのラブコメディ。仕事、家族、恋愛など女性にとっての普遍的なテーマを描いた作品です。父から解放されて社会に出た愛子が、思っていたよりも厳しい現実に直面する姿からは、本当の意味での"自由"とは何かを考えさせられます。
霊能力者 小田霧響子の嘘【2010年】
あらすじ
小田霧響子(石原さとみ)はテレビ番組「オカルトーーク」で、天才霊能力者として活躍していました。しかし実は霊能力などなく、番組ADに扮して事前調査や持ち前の推理力で超常現象を解き明かしていた響子。番組プロデューサー兼事務所社長である飯伏薫(大島優子)は、彼女に霊能力がないことを知りながらギャラと視聴率のために響子を意のままに操っていたのでした。
見どころ
原作は、甲斐谷忍の推理漫画『霊能力者 小田霧響子の嘘』。嘘の能力を生かして、幽霊、ポルターガイストなどの超常現象に立ち向かうニセ霊能力者の姿が描かれたコメディミステリー。女王様気どりの番組プロデューサーを大島優子、響子の大ファンで調査に協力する警部補を谷原章介と、豪華俳優が脇を固めています。
ディア・シスター【2014年】
あらすじ
深沢葉月(松下奈緒)の前に突然現れた、6年間音信不通だった妹・美咲(石原さとみ)。昔から自由奔放な妹に振り回されてきた葉月は、自分のマンションに居座ろうとする美咲を追い出そうとするもうまくいきません。葉月は、恋人を寝とられたり、自分の勤務先に怪文書を送られたりと散々な目に遭いますが、それらの美咲の行動にはある目的があったのでした。
見どころ
初共演となる石原さとみと松下奈緒の姉妹役が話題になった本作。そんな姉妹に想われる元教師・櫻庭宗一郎役を田辺誠一、その弟役を岩田剛典(三代目 J Soul Brothers)、葉月に想いを寄せる萩原陽平役を平山浩行が演じるなどイケメン揃いのキャストにも注目です。それぞれの想いがすれ違う切ないラブストーリーです。
ヴォイス~命なき者の声~【2009年】
あらすじ
法医学に向いていると教授・佐川文彦(時任三郎)に見込まれ、法医学ゼミに所属することになった医学部4年の加地大己(瑛太)。法医学のゼミには、加地と医学部の才女・久保秋佳奈子(石原さとみ)を含めた個性豊かな5人の医学生が集まりました。学生たちは現場へ足を運ぶうちに、死者の死に至るまでの背景や真相を解き明かす法医学の奥深さに魅了されていきます。
見どころ
法医学を通じて「死」と向き合う学生の姿が描かれたドラマ。法医学生たちの青春だけではなく、法医学者にしか聞こえない死者の言葉から死の真相を解き明かす推理ドラマとしても楽しめます。また連続ドラマ初主演となった瑛太と、月9初ヒロインを務めた石原さとみの初々しい姿も必見です。
きみはペット【2003年】
あらすじ
東都新聞社に勤める巌谷スミレ(小雪)は、才色兼備なキャリアウーマンだが恋愛には奥手。ある日、スミレの家の前にダンボールが置かれており、そこには美青年・合田武志(松本潤)が捨てられていました。スミレは、昔飼っていたペットのモモに似ていることから、ペットとして一緒に暮らすことを提案し、奇妙な同棲生活が始まります。
見どころ
小川彌生の漫画『きみはペット』をドラマ化。恋愛に不器用なキャリアウーマンと、彼女をペットとして癒し続ける青年の同棲生活を描いた異色のラブコメディ。石原さとみは本作が連続ドラマ初出演作となり、合田の元彼女役で小悪魔な美少女を演じています。2017年には、入山法子と志尊淳によって再ドラマ化されました。
最後に
以上、大人気の石原さとみが出演しているドラマの中からおすすめの10作をご紹介しました。可愛らしい小悪魔っぷりを発揮した『失恋ショコラティエ』や、大人らしい姿を見せた『5→9~私に恋したお坊さん~』、女の子の憧れとなるようなファッションが話題となった『地味にスゴい!校閲ガール・河野悦子』など、石原さとみの魅力が詰まった作品をぜひチェックしてくださいね!
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