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イケメン声優・宮野真守がファンを魅了し続ける理由

声優界を引っ張る人気声優は数多くいますが、そのなかでも異彩を放つのが宮野真守です。声優だけでなく、アーティストや俳優とマルチに活躍する宮野真守は、男女問わず高い人気を誇っています。時にクールにかっこよく、時に全力で笑いに走るギャップに多くのファンが魅了されるのです。そんな人気声優・宮野真守が愛される理由をご紹介します。

人気声優・宮野真守は劇団ひまわりの子役出身

子役として人気ドラマにも出演

3年B組金八先生第4シリーズ
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宮野真守は1983年6月8日生まれの声優です。現在は声優業をメインとしていますが、もともとは劇団ひまわり所属の子役として活動していました。同劇団には小学校時代から所属、CMやテレビドラマ、舞台などで演技を磨いてきたという経歴があります。『3年B組金八先生第4シリーズ(1995年)』や『ニュースの女(1998年)』で生徒役を演じていたので、宮野真守だと気付かずにどこかで目にしている人もいるかもしれません。

声優としての初仕事は海外ドラマの吹替え

キングダムハーツ
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学生時代は俳優として活動していた宮野真守。そんな彼の声優デビュー作品は、高校3年生の時に出演したNHK教育テレビの海外ドラマ『私はケイトリン(2001年)』のグリフェン役でした。この作品で初めてアテレコを経験することになります。以降声優の仕事が増えていき、PlayStation2用ゲームソフト『キングダムハーツ(2002年)』のリク役が最初の当たり役となり、ゲームのヒットとともに宮野真守自身も話題となりました。



選びきれない!イケボを生かした代表作&キャラクター

DEATH NOTE【2006年】

デスノート
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『DEATH NOTE(2006年)』は、週刊少年ジャンプで連載されていた大場つぐみ・小畑健による人気漫画のアニメ化作品。宮野真守は主人公の夜神月を演じました。夜神月の強い正義感と、"デスノート"を用いて大量殺人を繰り返し、キラ(殺人者)として歪んだ正義に取り憑かれていく様を好演。この役で第2回声優アワード主演男優賞を受賞し、声優としての知名度がぐっと上がることになります。

機動戦士ガンダム00【2007年】

機動戦士ガンダム00
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『機動戦士ガンダム00(2007年)』はガンダムシリーズ作品の1つとしてファーストシーズンが2007年に、セカンドシーズンが2008年に放送されました。宮野真守が演じたのは主人公の刹那・F・セイエイです。口数が少ないキャラクターながらも存在感を発揮し、宮野真守の演技の幅をまたひとつ世に知らしめることになりました。

うたの☆プリンスさまっ♪マジLOVE1000%【2011年】

うたの☆プリンスさまっ♪マジLOVE1000%
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『うたの☆プリンスさまっ♪マジLOVEシリーズ』は、"うたプリ"の愛称で知られる女性向け恋愛アドベンチャーゲームを原作としたアニメシリーズです。宮野真守はメインキャラクターのひとり一ノ瀬トキヤ役を演じています。一ノ瀬トキヤは、プロ意識が高く融通がきかない一面もありますが、ヒロインに心を開いていくと次第に柔らかく優しい声色に移ろっていく演技は必聴。劇中では音楽が重要な役割を果たしており、たくさんのキャラソンが生まれています。アニメ主題歌を担当する宮野真守としての歌声も楽しめる作品です。

STEINS;GATE【2011年】

STEINS;GATE
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『STEINS;GATE(2011年)』は、5pb.による"科学アドベンチャーシリーズ"のひとつとして制作された同名ゲームを原作としたアニメです。宮野真守は主人公の大学生・岡部倫太郎を担当。重度の厨二病的な振る舞いをする岡部倫太郎を好演しました。偶然発明してしまったタイムマシンをきっかけに、"世界線の移動"を繰り返しながら、仲間の悲惨な未来を変えようと孤独に奔走する姿は引き込まれるものがあります。SF好きなら一度は観ておきたい宮野真守の代表作です。

アーティストとしても大活躍

宮野真守公式Twitterアカウント(@miyanomamoru_PR)より

宮野真守は、声優業以外にも精力的にアーティスト活動を行っています。自身が出演したアニメ『鋼鉄三国志(2007年)』のエンディングテーマ曲『久遠』でメジャーデビュー。『うたの☆プリンスさまっ♪マジLOVEレボリューションズ(2015年)』の主題歌『シャイン』では、男性声優史上初となる個人名義でのオリコンシングルデイリーランキング1位を獲得しています。この楽曲では、圧倒的な歌唱力はもちろん、ミュージックビデオでの弾ける笑顔と腹チラが楽しめるダンス、セクシーな顔で囁くウィスパーボイスなども話題となりました。2013年にはライブ『MAMORU MIYANO SPECIAL LIVE 2013 〜TRAVELING!〜』を開催、男性声優のソロとしては初となる武道館での公演を成功させています。

ただのイケメンじゃない!ファンを魅了する秘密

宮野真守は身長182センチと高身長で顔も整っており、いわゆるイケメンです。顔がよくて、さらに声もいい。これだけ揃っているので人気が出るのもうなずけますが、それだけじゃないのが宮野真守のすごいところです。彼のトークを聞く機会があると分かるのですが、宮野真守は圧倒的なトークスキルとユーモアを兼ね備えています。

その魅力を堪能できるのがライブです。パフォーマンスでは歌とダンスで魅了、さらにMCタイムでは笑える内容を用意してファンを笑顔にしてくれるのです。定番になっているのが、本人出演のコント映像。声優仲間が毎回ゲスト出演し、宮野真守の本気のコントに巻き込まれています。このコントもファンが楽しみにしているライブの醍醐味のひとつです。徹底したエンターテイナーとしての姿に、男女問わず多くのファンが熱狂しています。ライブは特に宮野真守の魅力が凝縮されているので、彼のことが気になっている方なら一見の価値ありです。

意外な過去?実はテニミュ俳優

俳優としての活動もしている宮野真守は、実は"テニミュ俳優"でもあります。2.5次元舞台の草分け的な作品である"テニミュ"こと『ミュージカル「テニスの王子様」シリーズ』。宮野真守は、2003年以降、ゲスト出演やライブ公演も含め計8タイトルも出演しています。宮野真守が演じていたのは不動峰中の石田鉄役です。このキャラクターはスキンヘッドなのですが、当時はウィッグを使用せず実際に頭を丸めて公演に挑んでいました。公演DVDで今ではレアなスキンヘッド姿の宮野真守を見ることができます。

劇団新感線公式Twitterアカウント(@SHINKANSENinfo)より

"テニミュ俳優"という経歴も持つ宮野真守は、その後声優として大ブレイク。『新テニスの王子様』が2012年にアニメ化された際には、主人公・越前リョーマの兄を名乗る越前リョーガの声を担当したという縁もあります。2016年には舞台『王家の紋章』で帝国劇場に立ち、2017年~2018年には人気劇団・劇団☆新感線の舞台「髑髏城の七人 Season月 下弦の月」で主演を務めました。今後も定期的に、俳優・宮野真守としての活躍を見ることができそうです。

宮野真守の結婚騒動と子ども

宮野真守は2008年12月、自身のサイト上で結婚を発表しています。お相手の詳細は伏せられていますが、この結婚発表と同時に子どもを授かったことも公表しました。以降、本人が奥さんや子どもといったプライベートなことは一切語らないスタンスを貫いているため、家庭の様子は謎のままとなっています。

結婚公表時、宮野真守は『DEATH NOTE』や『機動戦士ガンダム00』で主演を務めた後でした。イケメン声優として人気がうなぎのぼりで上昇しているタイミングだったこともあり、当時は結婚発表に対して攻撃的な意見も多くなっていました。ネット上では過激な書き込みなども増えており、その騒動自体がちょっとした話題となるほど。その後、宮野自身が沈黙を貫いたことにより騒動は沈静化しました。こんな出来事もあったため、今後もプライベートの公表については慎重な姿勢をとるのではないでしょうか。

最後に

声優だけでなく、俳優や歌手、ときには芸人のような面白さでファンを楽しませてくれる宮野真守。彼が活躍する裏には、ファンを飽きさせない魅力と実力があります。百聞は一見にしかず。少しでも気になっているという人は、ぜひ宮野真守の活動に触れてみてください。