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松本潤主演ドラマ『99.9 -刑事専門弁護士- SeasonⅡ』あらすじ【毎週更新】

日曜劇場『99.9-刑事専門弁護士-SEASONⅡ』公式Twitterアカウント(@999_2018tbs)より

2016年に放送され、大きな話題を呼んだ松本潤主演の日曜劇場『99.9-刑事専門弁護士-』が遂にシリーズ化。日本の刑事事件における裁判有罪率は99.9%とされる中、残りの0.1%に隠された真実を追い求める弁護士たちの姿が描かれています。

この記事では、木村文乃を向かえてさらに豪華キャストになった『99.9 -刑事専門弁護士- SeasonⅡ』の各話あらすじをご紹介します。

【第1話】1月14日放送

日曜劇場『99.9-刑事専門弁護士-SEASONⅡ』公式Twitterアカウント(@999_2018tbs)より

深山大翔(松本潤)は、99.9%有罪とみなされた事件でも、残りの0.1%の事実を自らが納得するまで追及する型破りな刑事専門弁護士。

そんな傍若無人な深山に振り回され、班目法律事務所の刑事事件専門ルームの室長がなかなか定着せず、所長の斑目春彦(岸部一徳)は頭を抱えていました。

そこで、斑目は民事の仕事に戻っていた元室長・佐田篤弘(香川照之)を再び戻そうとします。民事との兼任でも良いということ、その後マネージングパートナーを譲るということを条件に、佐田は渋々承諾します。

こうして、再び深山と佐田の名コンビが復活するのでした。

その頃、沢村ファイナンスの社長を殺害した容疑で逮捕された鈴木二郎(半海一晃)の弁護依頼が入ります。事務所には鈴木の娘と、彼女の友人で元裁判官の尾崎舞子(木村文乃)がやってきました。

尾崎は鈴木の無罪を勝ち取ることは難しいと考え、情状酌量を求めるべきだと訴えますが、深山は鈴木本人が無罪を主張していることから無罪を勝ち取ることを目指します。

ところが沢村ファイナンスの社員からは、鈴木の犯行を裏付ける証言が出てきており、尾崎は鈴木の主張を信じることができません。佐田はそんな尾崎を一時的に班目法律事務所に入れ、ともに調査をすることに。

深山は、殺害の裏付け証拠として提出された鈴木が撮影したという写真の角度に違和感を感じ、彼が撮影したものではないと断定。実は、鈴木を恨む社員たちによって殺人犯に仕立て上げられた事件だったのでした。



【第2話】1月21日放送

日曜劇場『99.9-刑事専門弁護士-SEASONⅡ』公式Twitterアカウント(@999_2018tbs)より

深山は、26年前に父親・大介(首藤康之)が女子高生を殺したとして逮捕された殺人事件の被害者の妹・美由紀(野々すみ花)から連絡を受けて、故郷の金沢を訪れていました。

彼女が深山に渡したのは、被害者のものでも大介のものではない遺留品の水晶でした。新たな証拠を手に入れた深山は、冤罪のまま獄中で亡くなった父親の無念を晴らすために再び0.1%の事実を追求することに。

尾崎や佐田も加わり、金沢での聞き込みを始めると裁判との矛盾が出てきます。水晶を置いている寺を見つけ出し、膨大な入山記録を調べた彼らは、当時矛盾のある証言をしていたことが判明した警察官・小倉一郎(三宅宏之)の名前を発見。

深山らは、当時の状況を小倉の同僚だった警察官に事件の真相を問い質します。すると、上司や検察官・大友修一(奥田瑛二)が大介の裁判が進んでいたことを理由に、小倉の疑惑をもみ消していたことを知るのでした。

26年前に大介が殺人犯として逮捕されたこの事件の真相は、本当は被害者に交際を迫った小倉が、彼女に冷たくあしらわれたことに怒りを感じて殺害したというものだっだのです。

佐田は、「一体、裁判は誰のためのものなのでしょうか。」と大友に問いかけるのでした。

【第3話】1月28日放送


日曜劇場『99.9-刑事専門弁護士-SEASONⅡ』公式Twitterアカウント(@999_2018tbs)より

人気ミュージシャンの茅ヶ崎(宇崎竜童)が、ジャーナリストの安田(伊藤高史)を殺害した容疑で逮捕されました。

茅ヶ崎の担当弁護士となった佐田は、無罪する自信がありましたが、別件で茅ヶ崎が暴行を働いてしまい窮地に陥ります。

さらに、賭博行為をしていた茅ヶ崎が安田から脅されていたことを、佐田が隠していたことが判明。依頼人の利益を守ろうとした佐田のせいで、茅ヶ崎は不利な立場になってしまいます。

自分のミスでこんな事態を招いてしまったと反省し、深山や舞子に関わらせたくないという佐田を置いて2人は接見に向かいます。

そこで、安田の事件を目撃したという石川(安達祐実)から話を聞けることに。石川は曖昧な発言を繰り返し、それが原因で茅ケ崎の公判は延期となり、弁護士交代の危機になってしまいます。

しかし、石川の婚約者が殺された安田と知り合いだったことが判明。石川は婚約者の犯行を隠すために茅ケ崎に罪を着せたのでした。

深山は目撃日と同じ状況を作り、再び石川に尋問。大雨の中で見えづらかったという曖昧な証言を覆すために、わざわざ外に見える看板を見やすいものに替えて石川の嘘を立証したのでした。

【第4話】2月4日放送

日曜劇場『99.9-刑事専門弁護士-SEASONⅡ』公式Twitterアカウント(@999_2018tbs)より

弁護依頼で斑目法律事務所やってきた岩村梢(有森也実)。梢の夫・直樹(ユリオカ超特Q)が、タナハシ機械に務める棚橋(迫田孝也)を殺害し、自殺をしたとされ、不起訴処分になっているというのです。

さらに、幸次郎の兄・政一郎(迫田孝也)から3億円の損害賠償請求をされていました。

捜査を始めた深山は、岩村が飛び降り自殺をしたとされる現場のセメントが割れて粉が散らばっていることに気が付きます。

また、飛び降りたビルの防犯カメラから、岩村がテレビのクッキングレシピをメモしていたことが発覚。その殺害された時間にテレビを観ていたというアリバイが証明されました。

岩村がエンジンに関する特許を持っていて、それに大きな価値があったことに気付いた佐田は、弁護士・森本(近藤芳正)に、棚橋が起こしていた賠償請求を拒否する旨を話します。

裁判当日、棚橋の下請けであるアダチ工業の社長・足立(塚地武雅)は、岩村と棚橋の間で契約打ち切りの話があったこと、犯行時間に岩村を目撃したことを証言していたにも関わらず、それを一転させ、不利な証言を繰り返します。

しかし足立の尋問の時、深山は防犯カメラの映像から、岩村が死んだときに着ていたコートが無くなっていることを指摘。また、セメントが凶器に付着しており、犯人が岩村の指紋を付けて棚橋の死体の近くに置いたものだと主張します。

深山の指摘は正しく、真犯人は、足立、森本、政一郎。特許の利権で独り占めしようと考えた政一郎が、岩村の犯行に仕立てようと計画したものだったのでした。

【第5話】2月11日放送

日曜劇場『99.9-刑事専門弁護士-SEASONⅡ』公式Twitterアカウント(@999_2018tbs)より

斑目法律事務所に、かつて所属していた弁護士・志賀(藤本隆宏)から裁判の依頼が。

教育評論家の娘・久美子が街中で暴行を受けて、17歳の山崎が逮捕された少年事件で山崎が無罪を主張しているというのです。

山崎は犯行時間に焼き肉店にいたと供述していますが、そこの店長は覚えていないの一点張り。

深山は再び焼肉店に行き、山崎が行った時の状況を再現することに。仕事場のユニフォームを着て、タレを大量にもらう山崎と同じ頼み方で注文。すると店長は、あなた方の会社ではこの食べ方が流行っているのかと、山崎を覚えている発言をします。

店長は裁判で事件当日の山崎のアリバイを話すも、裁判官に強く問われると、わからないと答えるのでした。

そこには裁判官と検察の思惑が。近年、少年法が社会問題になっていることから、厳罰化の世論を高めるために少年犯罪を早く有罪にしたがっていたのです。

その後、深山は久美子が事件当日に出会い系サイトで知り合った男と会っていたことを突き止めました。

久美子はそれを認め、暴行を受けたのは別の日だったと証言を変更。本来簡単に認めるべきでないことにも関わらず、裁判官はすんなり事件日の変更を認めてしまいます。

さらに、山崎の共犯として逮捕され、ずっと無罪を主張していた元不良仲間の大江が自白。

深山は、大江が犯行時間に雨が降っていたと証言したことから、雨が降っていたエリアでの目撃情報を探すことに。するとそこで強盗致死事件が起きていたことがわかります。

目撃者の証言で、首に見えたタトゥーと大江のものが一致。大江は強盗致死事件の犯人だったのです。

暴行事件は、久美子が母親に出会い系サイトでお金を稼いでいることを隠すためにでっち上げたもの。久美子は罪の意識に耐えられず証言を翻し、山崎は無罪となりました。

【第6話】2月25日放送

日曜劇場『99.9-刑事専門弁護士-SEASONⅡ』公式Twitterアカウント(@999_2018tbs)より

尾崎の元に、弟・雄太(佐藤勝利)が働く寿司店の大将である新井(竜雷太)が依頼をしにやってきました。

立ち退きの件で新井と揉めていた不動産会社の平田が殺された事件で容疑をかけられており、無実を証明したいというのです。

早速、尾崎が深山とともに周辺の聞き込みを行うと、タバコ屋の店員が平田の家には新井ともう1人若い男が向かっていたと証言。

その頃、雄太が容疑者として逮捕されてしまいます。警察の調べから、以前雄太が盗んだとされる高級腕時計が平田の家で見つかり、タバコ屋の証言の若い男が雄太だと断定されたのでした。

深山が雄太の希望で尾崎抜きで接見を行うと、雄太は犯行を完全否認。今回の事件だけでなく窃盗事件も無実だと訴え、尾崎が示談を勧めたために犯行を認めざるを得なかったというのです。

尾崎をはじめ、深山や佐田らは窃盗事件を洗い直します。すると、以前強盗で捕まった不良仲間・大西による逆恨みの犯行だったことが判明。

大西は当時裁判官だった尾崎に罪の軽減を頼むも、雄太に断わられたことが気に入らなかったのです。

窃盗事件は、寿司店の店長と雄太の不良仲間らの自作自演でした。寿司店は税務調査を受けることになっており、脱税を隠すために窃盗事件をでっち上げて調査を遅らせたのです。

平田殺しに犯人は新井。法外な賃料を要求してきた平田を殺し、雄太の犯行に見せつけたのでした。

新井は犯行時間後となる昼過ぎに平田の家に行ったと証言していたものの、昼前までしかやっていない弁当屋を見ていたことで嘘が判明します。

新井は尾崎が雄太のことを信じないと思い、わざわざ尾崎の元に依頼しにきたというのでした。

全てが解決し、尾崎は素直に雄太に謝ります。

【第7話】3月4日放送

日曜劇場『99.9-刑事専門弁護士-SEASONⅡ』公式Twitterアカウント(@999_2018tbs)より

佐田が業務上横領幇助の疑いで逮捕されました。依頼を受けていたオカダテクノロジーの社長・緒方(ヒャダイン)がお金を持ち出して失踪し、佐田のところにも一部振り込まれていたのです。

佐田が緒方を探すよう頼むと、深山は社長秘書の笹野(比嘉愛梨)の付き添いで緒方の自宅に。

深山は、カレンダーに書かれた予定から緒方と笹野の交際を疑います。

しかし、佐田の逮捕には裁判官の川上(笑福亭鶴瓶)の陰謀がありました。

川上は、以前佐田がテレビで裁判官と検事が馴れ合いになっていると指摘しており、世間から歪んだ司法制度だと言われるのを恐れていたのです。

通常ならこの状況で逮捕されることは稀ですが、裁判官や検察として佐田が目障りだったため、良い機会だと逮捕するに至ったのでした。

一方、深山はついに笹野と緒方が付き合っていたことを突き止めます。笹野は交際は認めるも、失踪には関与していないと断言。

しかし、深山は笹野が家にあった緒方の私物を捨てていたことから、疑いの目を向けるようになります。

そこで深山はある罠を仕掛けることに。オカダテクノロジーの専務と経理担当を呼び出し、緒方は笹野に殺害されたのではないかと語ったのです。

そして最後に、笹野の犯行を立証するために遺体の発見が必要だと伝えました。

すると2人は見事に騙され、笹野に罪を着せるために死体を隠している場所に向かったため、犯行が明らかになったのです。

佐田が釈放され、思惑通りにいかなかった川上は今回の悪事に関する書類を処分し、何もなかったようにするのでした。

【第8話】3月11日放送

日曜劇場『99.9-刑事専門弁護士-SEASONⅡ』公式Twitterアカウント(@999_2018tbs)より

藤堂(佐野史郎)の選挙事務所で毒入り羊羹を食べた秘書が死亡し、藤堂の妻・京子(森口瑤子)が重症となる事件が発生。

羊羹を事務所に送ったことや、毒物となるセトシンを自営の工場で取り扱っていたことで逮捕・起訴された西川(おかやまはじめ)が無実を主張し弁護を依頼しにきました。

しかし、科学捜査でセトシンを調べると、西川の工場で使われているものではないことに加え、2年前に起きた殺人事件で使われたものと同じものだと判明。

深山らは、当時事件に使われたセトシンを管理していた会社の社長・平塚(中村まこと)の元を訪れます。

残ったセトシンは警察に回収されたと言う平塚でしたが、尾崎の調べではその事実がなかったため、平塚が持っているのではないかと疑います。

そこで、藤堂と平塚の関係を調べると異母兄弟であることがわかりました。

さらに週刊誌の記者から、亡くなった秘書が藤堂の不倫疑惑をリークする寸前だったことを聞かされます。

西川の裁判当日、深山は事実を主張しますが藤堂は一貫して否定。

京子が藤堂に愛人がいることや事件前日自宅に羊羹があったことを証言するも、裁判官を務めていた川上に証言を覆されてしまうのでした。

斑目は、過去に同様の事件で有罪判決となった事例があるため、信頼を失いたくない裁判官側の思惑が判決に含まれているといいます。

諦めきれない深山が再度検証すると、つまようじにセトシンが塗られていたことが判明。

藤堂と京子は共犯で、京子は秘書にセトシンが塗ってあるつまようじを渡し、疑われないように自分自身もセトシンが少量塗ってあるものを使ったのでした。

再審で西川の無罪は確定となり、思い通りにならなかった川上はますます深山を敵対視するようになります。

【最終話】3月18日放送

日曜劇場『99.9-刑事専門弁護士-SEASONⅡ』公式Twitterアカウント(@999_2018tbs)より

前半

8年前に起きた殺人事件の再審請求の依頼で、久世亮平(中島裕翔)が斑目法律事務所にやってきます。

亮平の父で蕎麦屋の店主だった貴弘(小林隆)は、8年前に自身の営む蕎麦屋と自宅アパートを放火し妻を殺害したとして死刑判決を受けていました。

しかし、両親の仲の良さを知っている亮平は貴弘が母を殺すわけがないと言い切るのです。

深山と尾崎は早速、貴弘の接見を行うことに。そこで、貴弘が警察の強引な取り調べで自白を強要されていたことが判明します。

亮平を殺人犯の息子にしたくないという貴弘の思いに、深山と尾崎は自分の過去を重ねるのでした。

妻の死因は、火災による一酸化中毒。貴弘が火災直前にガソリンスタンドで灯油を買っていたことが、大きな証拠として挙げられていました。

深山らは現場検証をし、当時の状況を再現することに。そこで、ガソリンスタンドの防犯カメラから、貴弘が灯油を買った時間と放火の時間の食い違いを見つけます。

しかし、川上は貴弘が灯油を放火に使っていない証拠を出すよう要求。川上は無理な要求を突きつけ、再審請求を却下しようとしていたのです。

 

日曜劇場『99.9-刑事専門弁護士-SEASONⅡ』公式Twitterアカウント(@999_2018tbs)より

後半

深山らはなんとか証拠を掴もうと、アパートの元住人や蕎麦屋の元従業員、鎮火した消防員などから話を聞くことに。

そこで、盗難事件を起こしたことで追い出されたアパートの元住人・山岡が、放火事件直前にアパートの近くに来ていたことがわかりました。

山岡が火災中に、携帯で動画を撮りながら「燃えちまえ」と叫んでいたと言うのです。

しかし、山岡はすでに死亡しており、火災時の動画を見ると「燃えちまう」と言っていたことがわかり、放火犯人とは思えない様子でした。

そんな中、再度火災原因を調べると天かすによる自然発火だけではなく、他の場所からも出火していたことがわかります。

川上ら立ち合いのもと再検証を行ったところ、当時のアパートの住民・海老沢に容疑がかかりました。

女子高教師の海老沢は、生徒の体操服を盗み自宅に隠していました。

そのことが公になることを恐れた海老沢が、発火しているところを目撃した後に、体操服も一緒に燃えるように放火したと考えられたのです。

しかし、海老沢は犯行を否認。川上もすぐには再審請求を認めませんでした。

裁判官にとって再審を認めることは、自身の経歴に傷をつけることだからです。

深山と尾崎は必死の思いで、司法は誰のためにあるものなのかと川上に問いかけるのでした。

その後、斑目法律事務所に再審請求を認める通知が届きます。

再審で貴弘の無罪が確定。亮平はまた一緒に蕎麦屋をやりたいと、喜びの涙を流すのでした。

貴弘に死刑判決を下した上役は辞めることになり、川上は事務総長の座に昇格。

川上が出世のために動いたのか、正義を貫いたのか、斑目は確信を持てずに終わるのでした。

事件解決後、行きつけの居酒屋で団欒していた深山ら。かつて一緒に働いていた彩乃(榮倉奈々)も現れ、お酒を酌み交わすのでした。