今回は、そんな韓国のイケメン俳優が出演するサスペンス映画を10本紹介します!陰のあるイケメン、甘いマスクのイケメン、セクシーなイケメンなど韓国でも大人気の俳優たちをご堪能ください。
目次
悪魔を見た【2011年】
あらすじ
婚約者を連続殺人鬼ギョンチョル(チェ・ミンシク)に殺された国家情報院捜査官のスヒョン(イ・ビョンホン)。最愛の相手を失った悲しみはスヒョンを復讐へと駆り立てるのでした。ギョンチョルに彼女と同じ恐怖と苦しみを味合わせる為に、スヒョンは次々に残虐な制裁を与えていきます。
見どころ
婚約者を殺され、心を失った人間の悪の部分を描いたサイコ・サスペンスです。復讐に囚われた主人公を熱演したのは、日本でも根強い人気を誇るイ・ビョンホン。その甘いマスクからラブロマンスの爽やかなイメージが強い彼ですが、本作では無表情で犯人を追い詰めていく闇に包まれた姿を見ることができます。
トガニ 幼き瞳の告発【2012年】
あらすじ
カン・イノ(コン・ユ)は大学時代の恩師の紹介で聴覚障害者学校・慈愛学園で美術教師として働くことになります。しかし子どもたちの表情は暗く、校内には異様な雰囲気が漂っていました。そんなある日、イノは子どもたちが教員から虐待を受ける現場を目の当たりにしてしまいます。
見どころ
原作は、実話を元に書かれたコン・ジヨンの小説「トガニ-幼き瞳の告発-」。主演のコン・ユが兵役時代に小説を読み、原作者にアプローチしたことがきっかけとなり映画化されました。教師による性的虐待という残酷な現実の中で、愛情を持って子どもたちと共に闘うイノの姿は必見です。
ベテラン【2015年】
あらすじ
ベテラン刑事のソ・ドチョル(ファン・ジョンミン)は、あるパーティで財閥3世のチョ・テオ(ユ・アイン)と知り合います。長年の勘から、彼に犯罪の匂いを嗅ぎ取ったドチョルは、周辺調査を始めますがテオの強力な後ろ盾によって捜査の妨害をされてしまうのでした。テオの権力に怯むことなくドチョルは罪を暴くことができるのか...。
見どころ
韓国の財閥問題や経済格差背景が映し出された社会派映画。韓国では観客動員数が1300万人を超え、韓国映画歴代3位の観客動員数を記録しています。財閥の横暴な事件が問題視される韓国だからこそ、本作のように悪を告発する作品に注目が集まりました。人々を見下し皮肉な笑みを浮かべるテオの顔は忘れられません。
アジョシ【2011年】
あらすじ
元特殊部隊員のテシク(ウォンビン)は、街の片隅で細々と質屋を営んでいました。ある日、彼を"アジョシ(おじさん)"と慕っていた隣に住む少女ソミ(キム・セロン)が、組織に誘拐され犯罪に巻き込まれてしまいます。ソミを組織から救い出すため、テシクは特殊部隊員としての経験を武器に立ち向かいます。
見どころ
2010年の韓国の興行成績第1位を記録し、主演のウォンビンは韓国のアカデミー賞とも称される大鐘賞で主演男優賞を受賞しました。ウォンビンの鍛え抜かれた体で繰り出すアクションシーンはかっこいいの一言。暗い過去を持つテシクが、唯一自分を心の拠り所にしてくれていた少女を救うドラマにも胸が締め付けられます。
王の男【2006年】
あらすじ
16世紀の初頭、旅芸人一座の花形チャンセン(カム・ウソン)と女形のコンギル(イ・ジュンギ)は、国一番の芸人になるために都・漢陽へ向かうことに。宮廷を風刺した芝居で民衆の心をつかんだ2人でしたが、王を侮辱した罪により国王の側近に捕らえられてしまいます。そこで、王を笑わせることが出来なければ死刑だと言い渡され...。
見どころ
16世紀の韓国の宮廷を舞台にした壮大な歴史ドラマ。宮廷の豪華なセットや陰謀が渦巻く宮廷絵巻からは、当時の韓国の様子が再現されており見ごたえ抜群です。女形コンギルを演じたイ・ジュンギは、作中で見せたミステリアスで妖艶な姿が話題となり一躍時の人となりました。
白夜行-白い闇の中を歩く-【2009年】
あらすじ
ある日、密室状態の廃船で起きた質屋の店主が殺害される事件が発声。決定的な証拠がないまま容疑者が自殺するという形で解決しますが、担当刑事だったハン・ドンス(ハン・ソッキュ)はどこか腑に落ちないものを抱えていました。そんな中、当時の容疑者の娘ユ・ミホ(ソン・イェジン)と、被害者の息子ヨハン(コ・ス)の周辺で不可解な事件が立て続けに起こります。
見どころ
東野圭吾のミステリー小説「白夜行」が原作。東野圭吾本人も、自分の想像する世界観が忠実に表現されていると称賛した作品です。被害者の息子ヨハンを演じたコ・スは、端正な顔立ちで日本でも人気の俳優。作中では愛する女性の幸せのために罪を犯してしまう影のある青年を演じています。
殺人の告白【2012年】
あらすじ
時効成立後、15年前に世間を震撼させた連続殺人事件の犯人だと名乗り出たイ・ドゥソク(パク・シフ)。暴露本までも出版し、その美しい容姿も相まって一躍時の人に。そんなドゥソクを15年間追い続けてきたチェ刑事(チェン・ジェヨン)は、暴露本の中に未解決事件の真相が書かれていない事に気が付き不審に思い始めます。
見どころ
本作が映画初主演となったパク・シフ。どこか冷酷さを感じさせる彼の美貌からは、殺人を犯した人間というバックグラウンドを連想させ、見事なキャスティングだと言えます。犯人に翻弄される刑事や被害者の心理戦から、最後までハラハラする見ごたえのあるサスペンス映画です。
華麗なるリベンジ【2016年】
あらすじ
ある乱闘事件によって逮捕された男が尋問中に死亡。担当検事だったピョン・ジェウク(ファン・ジョンミン)は、身に覚えのない殺人の容疑で逮捕されることになります。彼は、刑務所で出会った前科9犯の詐欺師ハン・チウォン(カン・ドンウォン)が事件のカギを握っていることに気付き、出所の手助けをする代わりに協力を求めるのでした。
見どころ
正義感溢れる熱血検事と、どこかひょうひょうとした詐欺師という相容れない性格の2人が力を合わせて大きな陰謀に立ち向かっていく痛快バディムービー。イケメン詐欺師を演じたカン・ドンウォンは、軽薄だけどなぜか憎めないキャラクターをコミカルに演じています。
愛の棘【2014年】
あらすじ
体育教師のジュンギ(チャン・ヒョク)は、女子生徒のヨンウン(チョ・ボア)から恋心を抱かれていることに気付きます。ヨンウンからの誘惑に惑わされ始めていたジュンギはある日、傘がなく雨に濡れた彼女に思わずキスしてしまうのでした。それ以降ヨンウンのジュンギへの恋心はエスカレートしてしまい...。
見どころ
体育教師が女子生徒から執拗な愛に追い詰められていくラブサスペンス。生徒に惑わされる苦悩の表情、冴えないジャージ姿など、チャン・ヒョクの珍しく気弱で頼りない役所を見ることができます。また、ヨンウンを演じたチョ・ボアは、本作でスクリーンデビューを果たしました。その初々しい演技にも注目です。
ベルリンファイル【2013年】
あらすじ
韓国国家情報院のエージェント・ジンス(ハン・ソッキョ)は、アラブ系組織と北朝鮮諜報員のジョンソン(ハ・ジョンウ)の武器取引の情報を掴んでいました。ジョンソンは、ジンスから逃げ切るものの、韓国側に情報が漏れていたことからスパイの存在を疑います。韓国国家情報院の追撃をかわす中、自分の妻に二重スパイの疑惑がかけられ、巨大な陰謀に巻き込まれたことに気づくのでした。
見どころ
緊張感と興奮が終始続くスパイ・サスペンス。南北朝鮮間の諜報活動をリアルに想像してしまう作品でし。人間関係が複雑なので、登場人物各々の立場や役割を整理・理解しながら観るのをおすすめします。北朝鮮側のスパイを演じたハ・ジョンウの雄々しいイケメンぶりも必見です。
最後に
母性本能をくすぐるキム・シフ、陰のあるミステリアスなコ・ス、妖艶なイ・ジュンギ、男らしさ全開のハ・ジョンウ、など様々なイケメン俳優が出演する韓国のサスペンス映画を10作品ご紹介しました。
イケメンたちが魅せるアクションシーンや、聡明に事件に立ち向かう姿に魅了されてしまうこと間違いなし!これを機にあなた好みのイケメン俳優を発掘してみてはいかがでしょうか?
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