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梶裕貴演じる『進撃の巨人』"エレン・イェーガー"を徹底解説

『進撃の巨人』公式Instagramアカウント(@shingeki_season2)より

絶対的な人気を誇るダーク・ファンタジー『進撃の巨人(2013年〜)』。原作同様の熱い展開、迫力ある戦闘シーンは固唾を飲んでしまいます。主人公エレン・イェーガーの勇気や行動力、ブレることない意志の強さを見て自然と奮い立ってしまうこと間違いなし!

今回は、そんなエレン・イェーガーのプロフィールや、物語での立ち位置をなど気になる情報を解説します。エレンにまつわる謎や伏線、トリビアも合わせてご紹介するのでチェックしてみてくださいね!

エレン・イェーガーとは

『進撃の巨人』公式Instagramアカウント(@shingeki_season2)より

主人公エレン・イェーガー(CV:梶裕貴)は、ウォール・マリア南端に突出したシガンシナ地区出身の少年で、両親とミカサ・アッカーマン(CV:石川由依)と3人で暮らしていました。しかし、突如やってきた巨人によって平穏な生活が失われることに。

ウォール・マリアの壁が破壊されたことで、エレンの母親は巨人に食い殺されてしまいます。家族を失い心を痛めながらも生き残ったエレンは、巨人に対する復讐心から「巨人を駆逐する」ことを原動力に訓練兵団に入団するのでした。

第104期訓練兵団を5番で卒業したエレン

『進撃の巨人』公式Instagramアカウント(@shingeki_season2)より

エレンは勉強が苦手でしたが、「巨人を一匹残らず駆逐する」という強い意志から努力を重ね、最終的に訓練兵団を5番目の成績で卒業。ウォール・ロゼ南部のトロスト区における攻防戦に104期訓練兵団として駆けつけたエレンは、巨人に喰われたことを契機に巨人化の能力が覚醒します。

エレンの巨人化でトロスト区の戦いが終結し、調査兵団リヴァイ・アッカーマン(CV:神谷浩史)の手引きで特別作戦班に配属されることに。巨人化の能力を持ったことで、エレンは権力者や仲間たちから疑念や恐怖の目で見られることになりますが、幾度もの戦いで信頼を得ていくようになります。



エレン・イェーガーの立ち位置とは?

エレンは表向きには調査兵団に所属する新兵として描かれていますが、人類の敵である巨人になる能力を持ったために、仲間だけでなく権力者から畏怖や疑念の目で見られることになります。

しかし人類最強と謳われるリヴァイが監視するという条件で引き取られたことにより、エレンは念願だった調査兵団に入団。そこでエレンがどのような立ち位置にいるのか、どのような気持ちで巨人と戦っているのかを見ていきましょう。

調査兵団での巨人の解析材料や戦いの切り札

『進撃の巨人』公式Instagramアカウント(@shingeki_season2)より

巨人に対しての効果的な手段を持っていないことから、調査兵団は巨人化能力の解析や実験を行っていきます。エレンも自身の巨人化能力の謎を解明したいため実験に協力的。巨人に対して異様な好奇心を見せる調査兵団ハンジ・ゾエ(CV:朴璐美)が中心となって調査していくことに。

また、巨人との戦闘においてエレンは切り札扱い。鎧の巨人や超大型巨人には誰も太刀打ちできないことから、エレンの巨人化能力を駆使して人類の存亡をかけた戦いを繰り広げることになります。

エレン・イェーガーにまつわる謎や伏線、トリビアを紹介

『進撃の巨人』の主人公エレン・イェーガーが、なぜ巨人化能力を身に付けていくのかという謎をはじめ、気になる点が多くあります。彼には一体どんな秘密があるのか、エレンに含まる伏線やトリビアなどにも触れながらご紹介します。

エレン・イェーガーの名前の由来

登場キャラクターの多くの名前がドイツ語。そこには意味深い単語が列挙しています。主人公エレン・イェーガーの「イェーガー」には、「狩人・猟兵」という意味があり、巨人を駆逐するという野望を抱えているエレンにピッタリの名前と言えるでしょう。しかし原作者・諌山創による公式アナウンスはないため、実際は諌山創だけがその意味を知っています。

巨人化の謎は不明のまま

『進撃の巨人』公式Instagramアカウント(@shingeki_season2)より

物語が進むにつれて巨人化能力を自由に操ることができるようになったエレンですが、なぜ巨人化能力を手に入れたのか、巨人化するための条件の意味などは分からないまま。

エレンは、しばしば父親とのやり取りをする夢を見ており、地下室の鍵を託された理由がハッキリとは思い出せずにいますが、彼はそこに巨人に関する秘密が隠されているのではないかと考えています。

その秘密を突き止めるために、シガンシナ区にあるイェーガーの家の地下室の存在を思い出しますが、そこはエレンの父親グリシャ・イェーガー(CV:土田大)の秘密の場所。果たして、エレンとミカサが住んでいた家の地下室に何が隠されているのか、巨人に関する秘密が明らかにされるのかなど、注目が集まるばかりです。

エレンが見ていた長い夢の正体とは?

第1話「二千年後の君へ」では、幼少期のエレンが仕事をさぼって居眠りしているシーンから始まります。そこでエレンが見ていた夢には髪の短いミカサを思わせるような兵士が登場しており、その後エレンはミカサに起こされて目覚めます。起こされたエレンは、「髪伸びた?」というセリフに続き、「すっげえ長い夢を見てた気がする」と発言、さらに目に涙を浮かべていました。

ファンの間では、『進撃の巨人』の物語がループしているというループ説や、エレンが夢の中で見ていたのはミカサではない別の誰かであるなど、熱い議論が繰り広げられています。諌山創がいつかこの伏線を回収すると明言していることから、多くのファンが謎の解明を心待ちにしています。

謎の力「座標」が覚醒する

『進撃の巨人』公式Instagramアカウント(@shingeki_season2)より

第2期最終話で、エレンとミカサが絶体絶命の窮地に立たされた時、エレンは謎の力「座標」を覚醒。

戦えなくなったミカサを守るため、無謀にも素手で巨人に挑もうと拳を振り上げたエレンでしたが、別の巨人によって2人襲い掛かってきた巨人が食い殺されてしまいます。状況が理解できない2人でしたが、その隙に辛くも戦場から離れることに成功。

逃げていくライナー・ブラウン(CV:細谷佳正)とベルトルト・フーバー(CV:橋詰知久)にも他の巨人たちが襲いかかり、何とか巨人たちを振り払って難を逃れますが、エレンが「座標」の力を手にしたことで深刻な表情を見せるようになるのでした。

「座標」は物語の重要な鍵となっており、ライナーたちもその力を狙っていたのではないかという憶測が飛び交っています。第3期でその力の秘密が明らかになることを期待しましょう。

最後に

主人公エレンが巨人を駆逐するという野望を抱えながら、自身の巨人化に関する真実を追い求めるスリリングな展開が人気の『進撃の巨人』。そんなエレンが抱える様々な秘密の中でも、第1話で見た夢については多くのファンが真相解明を待ち望んでいます。

毎回熱いストーリーで視聴者を魅了する本作は、キャラクターだけでなく物語に散りばめられた様々な謎も魅力の1つ!多くの謎に関係していくであろう主人公エレンからは目が離せません!