豪華俳優・製作陣がそろい踏み！「第30回東京国際映画祭」レポート

1 東京国際映画祭とは？
2 レッドカーペットイベント
3 オープニングセレモニー

東京国際映画祭とは？

毎年10月に都内で開催される東京国際映画祭。TIFF（Tokyo International Film Festival）とも呼ばれ、国際映画製作者連盟（FIAPF）の公認を得た、日本で唯一の国際映画祭です。

1985年に日本初の大規模な映画の祭典として誕生したイベントで、今回は記念すべき30回目ということもあり、例年以上に注目を集めました。

多彩なコンテンツが楽しめる！

30回目の今年は上映作品も例年以上の数。すでに上映が終了している作品や公開前の作品まで、多岐に渡った映画コンテンツを楽しむことができます。他にも、世界各国の厳選された新作からグランプリを決める「コンペティション」、怪獣映画の金字塔『ゴジラ』のテーマをフルオーケストラで演奏する「『ゴジラ』シネマ・コンサート」、歌舞伎俳優の市川海老蔵さんも出演する「歌舞伎座スペシャルナイト」など、催し物が盛りだくさん！

レッドカーペットイベント

『オトトキ』キャストのロックバンドTHE YELLOW MONKEY

オープニングイベントは2017年10月25日（水）に開催されました。六本木ヒルズアリーナのレッドカーペットに、俳優・歌手・監督・声優・製作スタッフまで、出品された映画に関わる豪華ゲストたちが国内外から集結。Hey! Say! JUMPの山田涼介さんや三代目J Soul Brothersの山下健二郎さん、本田翼さん、永瀬正敏さん、阿部寛さん、THE YELLOW MONKEYなど、豪華な顔ぶれが並びます。

来年2月3日（土）に全国公開となる『巫女っちゃけん。』で主題歌を歌っているアレクサンドラ・スタンが現れると、場内は大賑わい！アレクサンドラが舞台上からファンに向けて投げキッスをし、会場は一際大きな歓声に包まれました。他にも、『ポケットモンスター』シリーズのピカチュウや『クレヨンしんちゃん』のしんちゃんなど、人気アニメキャラも登場。嬉しそうに写真を撮る子どもたちの姿が多く見られました。

ゲストたちはステージに登壇し、挨拶やフォトセッションを行った後、アウディR8の前でポージング。レッドカーペットの上では色紙にサインしたり、握手をしたりと、ファンとの交流を楽しんでいました。中にはゲストと一緒にセルフィーを撮れた幸運な人々も！あいにくの雨でしたが、場内は天候を問題にしないほどの熱気で、集まった人々はイベントを満喫しているようでした。

第30回東京国際映画祭アンバサダーを務める橋本環奈

 広瀬アリスら、『巫女っちゃけん。』キャスト

 審査委員長のトミー・リー・ジョーンズら、コンペティション部門国際審査委員

オープニングセレモニー

Japan Now部門　「銀幕のミューズたち」で紹介された蒼井優、安藤サクラ、宮﨑あおい、満島ひかり（写真左から）　※写真はレッドカーペットイベントのもの

その後EX シアター六本木にてオープニングセレモニーが行われ、イベントのアンバサダーを務める橋本環奈さんが登場。「もっと東京国際映画祭を知っていただけるよう頑張っていきたい」と意気込みを語りました。さらに、映画を通して日本の文化を海外に紹介するJapan Now部門から、安藤サクラさん、蒼井優さん、満島ひかりさん、宮﨑あおいさんが登壇。なんと4人は東京国際映画祭と同じ1985年生まれ（早生まれの方は1986年）なのだとか！

最後に、今年12月1日（金）に公開となる、「ハガレン」の愛称で知られる漫画原作の映画『鋼の錬金術師』に出演した本田翼さんらが登壇。エド役を演じた山田涼介さんは、「原作は世界中の皆さんに愛されている作品。実写版も日本の皆さんだけではなく世界中の皆さんに愛してもらえる作品になったんじゃないかと思います」と、ストーリーはもちろん、映像やアクションについても自信のほどを明らかにしました。

『鋼の錬金術師』キャストの本田翼　※写真はレッドカーペットイベントのもの