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どの作品も全てAmazon Primeで観ることができるので、まだ観たことのない作品があれば、この機会にぜひチェックしてみてください。
目次
下妻物語【2004年】
あらすじ
桃子（深田恭子）はド田舎の下妻で、今日も自分の愛するロリータファッションを着て外を歩きます。大好きなブランドショップに通うためはるばる東京まで向かう桃子でしたが、お金が足りなくなり海外ブランドの模造品を売るという危ない商売に手を出します。
そんなある日、桃子の元に地元を愛する特攻服のヤンキー・イチゴ（土屋アンナ）がやってきて…。
見どころ
この映画では、作中で桃子が訪れる超人気ロリータファッションブランド店「BABY,THE STARS SHINE BRIGHT」が、全面的に衣装協力を行っています。BABYの可愛さに一目惚れしてロリータファッションに目覚めた人も多いはず。
ロリータ愛好家のバイブル的存在とも言われる作品です。
NANA【2005年】
あらすじ
同じ日に同じ新幹線で隣に座った2人は、どちらも「ナナ」という名前でした。バンドの成功を目指し東京で夢を掴もうとする大崎ナナ（中島美嘉）と、彼氏を追って上京した小松奈々（宮崎あおい）はひょんなことから一緒に暮らすようになります。
洋服の好みも生き方も恋愛も、全てが正反対の2人ですが、やがてかけがえのない絆が生まれ…。
見どころ
数々の名言を生んだ、伝説的コミックを映画化した作品。この映画の主題歌でもある「GLAMOROUS SKY」は、主演を務めた中島美嘉が歌い大ヒットしました。
この曲は、プロデュースと作曲をL'Arc〜en〜Cielのhydeが、作詞を原作者である矢沢あいが担当という、豪華なメンバーで制作されました。「開け放した窓に…」のフレーズを聞けば、自然と続きが歌えてしまう方も多いのではないでしょうか。
NANA2【2006年】
あらすじ
変わらずルームシェアをして仲良く暮らしていた大崎ナナ（中島美嘉）と小松奈々（市川由衣）。ナナはバンドの活動に力を入れ、恋人のレン（姜暢雄）とも順調。奈々はレンが所属するバンドのメンバーであるタクミ（玉山鉄二）との新しい恋を始めていました。
お互いが充実した日々を送っていると思っていたある日、奈々に起こった出来事によって全てが少しずつ崩れ始めていきます。
見どころ
キャストが入れ替わり制作された続編。
本作品では、ナナとレンがそれぞれ所属するバンド「ブラスト」と「トラネス」の関係性にフォーカスが当てられています。ナナと奈々の友情や、揺れ動く恋。女性の共感を集める繊細な描写は、映画でもしっかり表現されています。
クワイエットルームにようこそ【2007年】
あらすじ
フリーライターである明日香（内田有紀）はある日、クワイエットルームと呼ばれる精神病院の閉鎖病棟に突然放り込まれました。摂食障害やOD歴のある患者、病棟のボス的存在といったさまざまな人間と出会い、明日香も自分自身を見つめ直すようになります。
見どころ
原作者である松尾スズキ自身が監督・脚本を務めた作品。
コミカルな序盤から、徐々に直面する人間が持つ心の闇がリアルに描かれています。主演の内田有紀に加え、大竹しのぶや蒼井優、妻夫木聡などの実力派俳優が脇を固める作品。
蛇にピアス【2008年】
あらすじ
同棲しているアマ（高良健吾）のスプリット・タンに惹かれたルイ（吉高由里子）は、身体改造に興味を持ち始めます。身体改造に自分の生きる意味を重ね、無理なピアス拡張や大掛かりな刺青を入れるようになるルイ。ピアスと刺青は彼女にとって何なのか。
見どころ
女性の心理描写を繊細かつ冷静に描く、金原ひとみの代表的小説「蛇にピアス」を映画化。
退廃的で無気力、しかしどこか切ない雰囲気が強く印象に残る作品。ちなみに、『ヘルタースケルター（2012年）』の監督である蜷川実花の父親、蜷川幸雄が本作の監督を務めています。
人のセックスを笑うな【2008年】
あらすじ
美術学校の学生である19歳のみるめ（松山ケンイチ）は、20歳年上の非常勤講師ユリ（永作博美）と恋に落ちます。幸せいっぱいのみるめでしたが、実はユリが既婚者であると知らされ…。
見どころ
純情でひたむきな愛を捧げる男を演じる松山ケンイチと、小悪魔な女性の役が似合う永作博美のセンスの光る演技に注目です。
ちなみに純情な恋愛を描いた内容とは正反対の過激なタイトルは、原作者が本屋で同性愛の本を茶化し、笑い合う人を見たときに思った気持ちをそのまま採用したそうです。
ダーリンは外国人【2010年】
あらすじ
さおり（井上真央）は、漢字に一目惚れして日本にやってきた語学フリークのアメリカ人トニー（ジョナサン・シェア）と交際することになりました。異なる文化を持つ者同士の2人が経験するギャップやすれ違いをコミカルに描きつつ、愛を感じるストーリーです。
見どころ
原作は小栗左多里による同名のコミックエッセイ。エッセイを読んだことがある方はもちろん、そうではない方にもぜひ観て欲しい作品です。主演の井上真央に加え、国仲涼子や國村隼、大竹しのぶなどの演技派俳優たちが脇を固めます。
八日目の蝉【2011年】
あらすじ
「何もいりません。ただ、この子と生きていきたいんです。」
21年前、当時赤ん坊だった恵理菜を誘拐した希和子（永作博美）。恵理菜に愛情をかけて育てる希和子でしたが、ある日逮捕という形で子どもとの別れが訪れます。
それから成長した恵理菜（井上真央）は、あることをきっかけに自分がさらわれた21年前の過去と向き合うことになります。そこで知った真実とは…。
見どころ
2007年に中央公論文芸賞を受賞した角田光代の小説が原作の作品。
井上真央、永作博美、小池栄子といった実力派女優たちにより繰り広げられる物語は、涙なしでは観られません。段々と明らかになっていく真実に注目です。
ヘルタースケルター【2012年】
あらすじ
「人生なんて、自分で決めるものよ。」
気高く美しい大人気ファッションモデルのりりこ（沢尻エリカ）は、非合法の整形手術を受け、術後の肉体崩壊という代償と引き換えに自分を変えます。美と名声と財力を手に入れた彼女でしたが、常に美が崩れる恐怖とストレスが付きまといます。
見どころ
瞬く間に美しさが消費され、移り変わりの激しい世界で命を賭けて生きる女性を描いた作品。
監督を務めたのは、非日常的な鮮やかさと極彩色の世界を作るグラフィックで有名な蜷川実花。彼女が表現する独自の世界観をダイレクトに感じられます。
紙の月【2014年】
あらすじ
銀行で契約社員として働く梨花（宮沢りえ）は、夫との関係が虚しいものに感じていました。そんな時に出会った年下の光太（池松壮亮）に惹かれた梨花は、お金を通して歪な恋を形作っていきます。
見どころ
日常の生活、普通の恋愛。そこから外れるのはいとも容易く、誰もが罪を犯してしまう可能性がある、そんなメッセージが隠されたサスペンス色の強い作品です。
恋のために後戻りのできない道を選んだ梨花を演じる、宮沢りえの迫真の演技に注目です。
白ゆき姫殺人事件【2014年】
あらすじ
山の中から、複数箇所を刺された焼死体が発見されます。死体は化粧品会社に勤める美人OL・典子（菜々緒）。容疑者として挙がったのは、典子の同僚で地味なOL・美姫（井上真央）でした。
美人でもてはやされていた典子とは対照的に、目立たない存在だった美姫。彼女の動機は嫉妬か？僻みか？世間が騒ぎ立て、やがて…。
見どころ
イヤミスの女王・湊かなえの小説を映画化した作品。菜々緒が演じる美人OLの殺人事件の真相を巡り、展開するサスペンスとなっています。
報道被害やSNSでの炎上をテーマとしており、井上真央が演じる地味なOLが、情報ツールによって煽動された顔の見えない人々から追いかけられる様子が描かれています。誰にでも起こり得るシチュエーションに目が離せません。
私の男【2014年】
あらすじ
10歳の頃に孤児となった花（二階堂ふみ）は、遠い親戚である淳悟（浅野忠信）に引き取られ、親子として暮らしていました。北海道の広大で、厳しい自然の中で寄り添って暮らしていましたが、ある日事件が起こります。
逃げるように町を出た2人に待ち受ける結末とは…。
見どころ
2人の歪な関係に遠縁の大塩（河井青葉）が気づくところから物語は急展開します。運命の行く先には果たして幸せか、それとも…。二階堂ふみの演技力が高く評価されている作品です。
海街diary【2015年】
あらすじ
鎌倉で暮らす香田家3姉妹の幸（綾瀬はるか）、佳乃（長澤まさみ）、千佳（夏帆）のもとに、昔に家を出た父の訃報が届きます。葬儀に参加するため山形に来た彼女たちはそこで、腹違いの妹となる14歳の少女すず（広瀬すず）と出会います。
身寄りがなくなったすずは香田家の4女として迎えられ、ともに鎌倉で新しい生活をスタートしていき…。
見どころ
同じ屋根の下で暮らす腹違いの3姉妹とすずですが、それでもどこか残るぎこちなさや、お互いの心がうち解けるまでのもどかしさを描いています。
ちなみに作中の舞台にもなっている極楽寺駅や佐助稲荷神社は、鎌倉でも人気のスポットとして訪れる人が後を絶ちません。
テラスハウス クロージング・ドア【2015年】
あらすじ
俳優や演者ではない、どこにでもいる普通の男女がともに暮らすテラスハウス。その中ではリアルな恋愛や人間関係が展開されていきます。以前住んでいたメンバーや新しい住人たちとともに、テレビシリーズから続く本作品が終わりを迎えます。。
見どころ
フジテレビ系で約2年間にわたり放送されていた大人気恋愛リアルバラエティ番組「テラスハウス」を映画化。
次世代の「あいのり」とも言われた「テラスハウス」は、シェアハウスを通した男女の生活や恋愛模様を放映してきました。テレビの最終回では、テラスハウスの人気者てっちゃんがドアを開け何かに驚くところで終わりました。この映画ではそこから物語がスタートします。男女の近くて遠い距離にドキドキしたり、思いもよらぬ展開にワクワクしたりしたあの日々が戻ってきます。
おんなのこきらい【2015年】
あらすじ
「かわいい」に命を賭けている黒髪清楚系女子キリコ（森川葵）。本人曰く「一番になりたいから可愛くしてんの」「女なんて可愛くなきゃ見てもらうことすらできないんだから」。
そのためにおしゃれもメイクも振る舞いも怠らないキリコがある日、自分とは真逆のタイプの女に敗北します。それがきっかけで彼女は過食嘔吐が悪化し、ボロボロになって病んでいくのでした。
見どころ
好きな人に可愛いと言われたい、可愛いが自分の一部になればいい。女の子なら誰でも思う純粋な気持ちと心の闇を描いた作品。女の子の好きなモノやコトがたくさん出てきます。キリコを演じる森川葵の可愛さにも注目です。
最後に
女性の心を繊細に描いたAmazon Primeで観ることのできる邦画を15作品ご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
日々さまざまなことに悩んだり苦しんだりしている女性は多いはずです。映画で共感したり、泣いてみたりするのもストレス解消法の1つ。興味を持った作品があれば、ぜひ観てみてください。
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