今回はAmazon Primeで観られる作品の中で、キャラクターたちを外見からマネしたくなるような、おしゃれ欲をかきたてる映画やドラマを10作品ご紹介します。
目次
お買いもの中毒な私!【2009年】
あらすじ
ニューヨークの地味な園芸雑誌編集部で働くレベッカ・ブルームウッド(アイラ・フィッシャー)。ファッションが大好きで買い物依存症な彼女は、一流ファッション誌のライターになることを夢見ていました。ところが、あるきっかけで彼女の書いたコラムが経済誌の編集長ルーク(ヒュー・ダンシー)の目に留まり、経済誌編集部で働くことに。ルークとの交際も始まり、順調に見えたレベッカでしたが…。
みどころ
映画『セックス・アンド・ザ・シティ(2008年)』や『プラダを着た悪魔(2006年)』でスタイリストを務めた、パトリシア・フィールドが衣装を手掛けたことで話題となった本作。ファッションが大好きな主人公のスタイリッシュなアイテムがたくさん登場し、カラフルな色使いや斬新な着こなしを楽しめます。
ゴシップガール【2007年〜2012年】
あらすじ
富裕層が住むニューヨークのアッパー・イーストサイド。そこの名門高校に通う生徒の間では、「ゴシップ・ガール」と名乗る人物が運営するゴシップサイトが人気を博していました。ある日、1年前に姿を消した学校のマドンナ、セリーナ(ブレイク・ライブリー)の突然の帰還に学校中が大騒ぎ。セリーナのいない間に学校を牛耳っていた彼女の親友ブレア(レイトン・ミースター)は複雑な感情を抱きます。
みどころ
ドラマ『セックス・アンド・ザ・シティ(1998年〜2004年)』を手がけた、衣装デザイナーでファッションスタイリストのエリック・ダマンが、本作の衣装デザインやスタイリングを務めました。セレブ高校生たちの華やかな私服やアレンジした制服はもちろん、度々登場するパーティドレスなどゴージャズな衣装が登場し、物語を彩っています。
ブリングリング【2013年】
あらすじ
美しくてオシャレな女子高生レベッカ(ケイティ・チャン)に心を奪われた、冴えない転入生マーク(イズラエル・ブルサール)。マークはレベッカの誘いで彼女の友人ニッキー(エマ・ワトソン)たちと共に、犯罪に手を染めるようになります。最初は置き引き程度でしたが、ネットでハリウッドセレブのスケジュールを手に入れて豪邸に忍び込み高級品を奪うなど、次第にエスカレートしてしまいます。
みどころ
実際に起きた被害総額約3億円の強盗事件を基にした作品。本作では、実際に窃盗事件に遭ったパリス・ヒルトン宅が撮影に使用されており、シャネルやディオールなどハイブランドの衣装が取り揃えられています。また、本作で監督を務めたソフィア・コッポラは、『マリー・アントワネット(2007年)』でアカデミー賞衣装デザイン賞を受賞するなど、衣装や映像の美しさに定評がある監督です
プラダを着た悪魔【2006年】
あらすじ
名門大学を卒業し、ジャーナリストを目指してニューヨークにやってきたアンドレア(アン・ハサウェイ)。世界中の女性が憧れる有名ファッション誌「ランウェイ」の編集部に就職し、業界に絶大な影響力を持つミランダ(メリル・ストリープ)の元で働くことに。しかし、悪魔のように厳しいミランダの無理難題に振り回され、恋人や友達とすれ違い始めてしまいます。
みどころ
NYの華やかなファッション業界を舞台に、主人公が仕事や恋愛に奮闘する姿を描いたファッションムービー。パトリシア・フィールドがスタイリングを手掛け、タイトルにもなっているプラダはもちろんのこと、シャネル、ヴェルサーチ、エルメスなど女性が憧れるブランドが続々と登場します。
マイ・インターン【2015年】
あらすじ
ニューヨークでファッション通販サイトを運営している女社長ジュールズ(アン・ハサウェイ)は、当初従業員が25人しかいなかった会社を1年半で200人規模に急成長させたやり手。ある日、シニア・インターン制度で採用された70歳のベン(ロバート・デ・ニーロ)が入社することに。最初は気の進まないジュールズでしたが、努力家で誠実なベンに心を開くようになります。
みどころ
ドラマ『アグリーベティ(2006年〜2010年)』の衣装デザインを手掛けたジャクリーン・デメテリオがスタイリングを務める本作。彼女は、映画やドラマの衣装デザインだけではなく、セレブ御用達のフリースタイリストとしても活躍しており、キャメロン・ディアスやサラ・ジェシカ・パーカーなどを担当しています。作中ではファッションサイト運営会社のCEOにふさわしい、最先端のトレンドが取り入れたオフィス・ファッションが登場します。
ファッションが教えてくれること【2009年】
あらすじ
「ヴォーグ」の編集長アナ・ウィンターに密着したドキュメンタリー。総ページ数840ページの、今まで出版された雑誌の中で最大サイズとなる9月号発売まであと5ヶ月。準備に向けて社員が慌ただしく動き回る社内で、アナはスタイリストの選んだコーディネイトに厳しくダメ出しをしていました。たとえ反対意見の声が上がろうと、アナは屈することなく自分の信念に従います。
みどころ
アメリカ人女性の10人中1人は読んでいると言われているファッション誌「ヴォーグ」の、2007年9月号の制作過程に密着したドキュメンタリー映画。厳しいファッション業界で不動の地位を確立したアナは、『プラダを着た悪魔』の編集長ミランダのモデルになった人物とも言われています。そんなアナの仕事ぶりを見ることで、華やかに見えるファッション業界の裏側を知ることができます。
セックス・アンド・ザ・シティ【2008年】
あらすじ
順調に交際しているビッグ(クリス・ノース)とキャリー(サラ・ジェシカ・パーカー)は、遂に同棲を始めることに。そんなある日、友人のサマンサ(キム・キャトラル)とオークションハウスに訪れたキャリーは、そこで出品されていた10年付き添った彼氏に捨てられた女性の指輪を見て不安を感じ始めるのでした。
みどころ
パトリシア・フィールドが衣装を手掛け、ジャクリーン・デメテリオがスタイリングを担当。脚本家で監督のローレン・ギャローニとファッションデザイナーのチェルシー・ファアレスが本作の衣装を紹介するInstagramは、フォロワー40万を超える大人気アカウント。高校時代のキャリーを描いた続編ドラマ『マンハッタンに恋をして~キャリーの日記~(2013〜2014年)』も制作されています。
ミーン・ガールズ【2005年】
あらすじ
シカゴにある高校へ転入することになったケイディ(リンジー・ローハン)。新しい高校では、「プラスティックス」という学校のアイドル3人組、レジーナ(レイチェル・マクアダムス)、カレン(アマンダ・サイフリッド)、グレッチェン(レイシー・シャベール)が権力を握っていました。ケイディは、そのリーダーであるレジーナに気に入られ、プラスティックスに加入することになります。
みどころ
週に1回のポニーテールや、水曜日はピンクの服を着るなど、細かいルールが制定されているプラスティックス。学生らしい週末のパーティなど、その都度登場する4人の個性が現れた可愛らしいファッションに思わずキュンキュンしてしまいます。ランジェリー姿に動物の耳や尻尾をつけ「ネズミに決まってんじゃん」と言い張る彼女たちのセクシーすぎる仮装が話題になりました。
幸せになるための27のドレス【2008年】
あらすじ
世話好きのジェーン(キャサリン・ハイグル)は、幾度も花嫁の付き添い人として結婚式に出席し、ブライドメイドのドレスを27着も捨てられずにいました。結婚に強い憧れを持つも、恋愛に奥手なジェーンは上司のジョージ(エドワード・バーンズ)を密かに想うだけ。ところがある日、美人の妹テス(マリン・アッカーマン)にジョージが一目惚れしてしまい、2人はそのまま結婚することになってしまいます。
みどころ
『プラダを着た悪魔』の製作スタッフによる、ロマンティック・コメディ。全米で7500万ドルを越える大ヒットとなりました。衣装デザイナー組合賞や衣装デザイン賞を受賞したことのあるキャサリン・マリー・トーマスが衣装デザインを務めています。それぞれ形やデザインが異なる27着のカラフルなドレスは必見。
ココ・シャネル【2009年】
あらすじ
幼少期に母親が病死し、修道院に預けられたココ・ガブリエル(シャーリー・マクレーン)。18歳になり洋服店で働き始めたある日、1人の客からのクレーム受けたガブリエルは、誰も思いつかないような斬新な発想で服を仕立てます。そこから作り手へ転換し、デザイナーとしてパリで帽子店を営むことを決意します。
みどころ
本作は女性ファッションデザイナーのココ・シャネル(マリー=フランス・ピジェ)がデザイナーとして成功するまでを描いた伝記。「恋多き女性」と言われたココ・シャネルですが、結婚はしないと断言し生涯独身を貫きました。今もなお世界中から愛される大人気ブランド「シャネル」の創立者ココ・シャネルが辿った壮絶な人生、そして成功の裏にある努力や苦労が見る者を勇気付けます。
最後に
ファッションムービーをはじめ、デザイナーの伝記や編集者のドキュメンタリーと、様々な形でファッションに関わる人たちの姿が描かれた作品をご紹介しました。現実的には手を出しにくいアイテムばかりですが、たまには主役級のファッションにトライしてみるのも良いかもしれません!
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