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干物女からアクションまで!綾瀬はるかのマルチな魅力が光る映画10選

NHK大河ドラマ『八重の桜(2013年)』では主演を務め、2013年と2015年の紅白では司会に抜擢されるなど、今まさに旬の女優・綾瀬はるか。おっとりした雰囲気で多くのファンに愛される彼女ですが、近年出演したドラマ『奥様は、取り扱い注意(2017年)』、『精霊の守り人(2017年-)』では見事なアクションも披露しており、幅広い演技にも注目が集まっています。

今回は、マルチな活躍を見せる女優・綾瀬はるかの出演するおすすめ映画10選をご紹介。一緒に彼女の魅力に迫りましょう。

僕の彼女はサイボーグ【2008年】

僕の彼女はサイボーグ
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あらすじ

主人公のジロー(小出恵介)は、冴えない大学生。しかし21歳の誕生日、未来の自分がジローを守るために送り込んだ美人サイボーグの "彼女"(綾瀬はるか)と出会うことになり、奇妙な共同生活が始まります。次第に彼女に惹かれていくジローですが、その気持ちはサイボーグの彼女には通じません。苛立ちがピークに達したジローは一方的に彼女を追い出してしまい…。

見どころ

綾瀬はるかが挑んだ初の本格アクション映画。動作が無機質で、瞬きをしないサイボーグ役を見事に演じています。身体能力抜群、強くて美人のサイボーグが、ちょっと情けない男子を守る姿はコミカルで爽快。美しい動きの綾瀬はるかを堪能できる作品です。



ICHI【2008年】

ICHI
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あらすじ

人との関わりを避け、三味線と仕込み杖を片手に、孤独な旅を続ける盲目の"離れ瞽女(ごぜ)"・市(綾瀬はるか)。彼女は居合い剣術の達人で、悪意を持って近寄る者は容赦なく斬り捨ててきました。ある日、過去のトラウマから刀を抜けなくなった浪人の藤平十馬(大沢たかお)と出会います。やがて宿場に流れ着いた2人は、町の権力争いに巻き込まれていくのです。

見どころ

本作は、勝新太郎の代表作『座頭市』シリーズを女主人公でリメイクし、綾瀬はるかがヒロインを演じた本格的な時代劇。スタントマン無しで演じた殺陣シーンや盲目の演技には、一見の価値ありです。他人に心を閉ざしていた盲目の市が、やがて微かな光を見出し、前に進もうとする姿を好演しています。

ハッピーフライト【2008年】

ハッピーフライト
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あらすじ

新人CAの斎藤悦子(綾瀬はるか)が乗った飛行機は、定刻通りに成田を飛び立ち、ホノルルに向かいます。離陸直後から機内では様々なトラブルが発生しますが、皆で力を合わせて乗り切っていました。ところが機体に異常が発見されたことで飛行を断念、大型台風の接近している東京に引き返すことになり…。

見どころ

この映画は、ANAの全面協力のもと、成田・関西国際空港で大規模ロケを行い、実際のジャンボ機内で撮影を行っています。航空業界の裏で働く人々の業務の様子が分かりやすく描かれていて、トリビア的なネタが散りばめられているのも、見どころの一つです。

おっぱいバレー【2009年】

おっぱいバレー
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あらすじ

1979年、北九州の中学校に赴任した美人教師・寺嶋美香子(綾瀬はるか)は男子バレーボール部の顧問になります。しかし部員たちは練習すらせず、校内で"バカ部"と陰口を言われるような状態でした。しかしある時、「試合に勝ったら先生のおっぱいを見せてください」と強引な約束を取り付けた部員たち。その瞬間から彼らは凄まじいやる気を見せるのでした。

見どころ

一見おバカな設定にも思えますが、実話を基にしたフィクションです。エッチなことへの憧れが強い中学男子の甘酸っぱい思いを軸として、笑いあり、感動ありの、爽やかな青春映画に仕上がっています。生徒にやる気を出してもらうために奮闘する可愛い綾瀬はるかを存分に堪能できる映画です。

プリンセス・トヨトミ【2011年】

プリンセス・トヨトミ
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あらすじ

会計監査院の松平(堤真一)は鳥居忠子(綾瀬はるか)、旭ゲンズブール(岡田将生)とともに、国家予算の用途を調査するため大阪に赴きました。調査を進めるうちに、社団法人OJOで不審な点を見つけるのですが、なかなか実態が掴めません。そんな時"大阪国の総理大臣"と名乗る男が松平の前に現れます。

見どころ

直木賞候補となった、万城目学の小説が原作。調査員たちは5日間の攻防の末、大阪の男たちが400年間守り続けてきた秘密の扉を開けてしまうという物語です。劇中で綾瀬はるかは運を引き寄せる「ミラクル鳥居」役として登場し、マイペースでユーモアあふれるキャラを演じています。

ホタルノヒカリ【2012年】

ホタルノヒカリ
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あらすじ

結婚から2年後、雨宮蛍(綾瀬はるか)と"ぶちょお"こと高野誠一(藤木直人)は、ローマへハネムーンに行くことになりました。ところが蛍はローマのホテルで、ジャージにちょんまげ姿というイタリア版「干物女」の冴木莉央(松雪泰子)と出会い、訳ありの彼女が引き起こす騒動に巻き込まれてしまいます。

見どころ

綾瀬はるかが初主演を果たした人気ドラマシリーズの映画版。「干物女」という流行語を生み出した、綾瀬はるか演じる人気キャラ「蛍」の人目を憚らないだらけっぷりは、この映画でも健在です。ウエディングドレス姿で街を疾走する姿や、ローマの美しい風景も見どころの一つ。天然度全開の可愛らしい綾瀬はるかを楽しめる作品と言えます。

ひみつのアッコちゃん【2012年】

ひみつのアッコちゃん
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あらすじ

アッコこと加賀美あつ子(吉田里琴)は、おしゃれが大好きな10歳の女の子。何にでもなれる魔法のコンパクトを手に入れたことで、憧れの大人の姿(綾瀬はるか)に変身します。彼女は一目惚れをした早瀬尚人(岡田将生)の化粧品会社でアルバイトを始めるのですが、尚人の会社は経営不振に陥っていたのでした。

見どころ

赤塚不二夫の人気コミックの実写版です。見た目は22歳、心は10歳の女の子という難しい役柄を、綾瀬はるかが全力で演じています。常識外れな行動で周囲を驚かせながらも、子供の自由な発想で次々に斬新なアイデアを出していくアッコに、何度も快哉を叫びたくなること請け合いです。

海街diary【2015年】

海街diary
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あらすじ

幸田香(綾瀬はるか)は両親の離婚を機に、妹の佳乃(長澤まさみ)と千佳(夏帆)の母親代わりをしながら、鎌倉で暮らしていました。ある日、15年前に家出をした父の訃報が届き、葬儀の場で腹違いの妹すず(広瀬すず)と出会います。葬儀で気丈に振る舞うすずを見て、懸命に生きてきた自分の姿と重なった香は、鎌倉で一緒に暮らさないかと彼女を誘うのでした。

見どころ

『誰も知らない(2004年)』、『そして父になる(2013年)』の是枝祐和監督作品。海辺の街・鎌倉で暮らす四姉妹が、穏やかな日常の中で本当の家族になっていく姿を丁寧に描いています。一味違う家族愛の在り方を見せてくれる映画です。両親を許せない長女の香と、自分を許せない四女すずの成長に注目してご覧ください。

高台家の人々【2016年】

高台家の人々
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あらすじ

平野木絵(綾瀬はるか)は、口下手だけどユニークな妄想を巡らせることに長けた、30歳のOL。ある日、名門と呼ばれる高台家の長男で、雲の上の人という扱いをされている高台光正(斎藤工)が転勤してきます。実は光正は人の心が読めるテレパスであり、地味だけど妄想たくましい木絵にどんどん惹かれていくのでした。

見どころ

『ごくせん(2002-2008年)』の原作者、森本梢子が手掛けた人気漫画の実写版です。綾瀬はるかは素直で空想好きな木絵を、可愛らしく演じています。妄想の中で塚地武雅が、妖精から水泳のコーチまで、8役をコミカルに演じているのも見どころの一つ。木絵の多彩な妄想に笑いを誘われながらも、最後は幸せな気分になれる映画です。

本能寺ホテル【2017年】

本能寺ホテル
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あらすじ

京都を訪れた倉本繭子(綾瀬はるか)が泊まった本能寺ホテルには、過去に繋がる不思議なエレベーターがありました。繭子が迷い込んだ先は1582年6月1日、織田信長(堤真一)が死ぬ前日の本能寺でした。信長と出会った繭子は、真実を信長に打ち明けるか悩むのですが…。

見どころ

歴史上の大きな謎の一つである"本能寺の変"を題材にした、タイムスリップ映画。劇中で繭子と信長が"振振毬杖"(ぶりぶりぎっちょう)という昔遊びをするシーンで、「ぶりぶり~」「ぎっちょう」と掛け合いながら遊ぶ姿には、思わず笑ってしまいます。安土桃山時代の京都の風情が味わえる、古都が好きな方には嬉しい映画です。

最後に

コメディからシリアスまでこなす、マルチ女優の綾瀬はるか。2018年2月には坂口健太郎との初共演で送るファンタジックなラブストーリー『今夜ロマンス劇場で』が劇場公開されます。今後も様々な表情を見せてくれるであろう彼女から、目が離せませんね。