『嘘八百』作品概要
©2018「嘘八百」製作委員会
あらすじ
舞台は大阪、堺。大物狙いで空振りばかりしている古物商、小池則夫は奇縁から野田佐輔と出会う。佐輔に千利休の形見となる茶器を紹介され、100万円で譲り受けた則夫だったが、本物なのは譲り状と箱だけで、茶器は真っ赤な贋作だった。しかも、佐輔は大御所鑑定士らにそそのかされ陶芸家としての才能をくすぶらせている贋作師ということが発覚。やがて不運をつかまされた2人は意気投合し、大逆転の仕返しをかねて一攫千金を狙う。それは国をも巻き込む大騒動に発展するのだが──。
『嘘八百』作品レビュー
『嘘八百』というタイトルの通り、一攫千金を巡って騙し騙されの駆け引きが繰り広げられる本作。W主演には日本が誇る人気実力派俳優の中井貴一さんと佐々木蔵之介さんを迎え、他にも友近さん、坂田利夫さんなど、各分野で活躍する俳優陣が脇を固めています。
©2018「嘘八百」製作委員会
豪華なのはキャストだけではありません。本作は『百円の恋(2014年)』で2016年日本アカデミー賞優秀作品賞・最優秀脚本賞を受賞した武正晴監督と脚本家・足立紳氏が再びタッグを組んだオリジナル作品。さらに、堺の親善大使としても活動している脚本家、今井雅子氏までをも製作陣に迎えているのです。
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主演の2人が演じるのは、目利きにも関わらず大物狙いで空振りばかりしている骨董商・小池則夫(中井貴一)と、腕利きなのに落ちぶれくすぶってる陶芸家・野田佐輔(佐々木蔵之介)のコンビ。一見冴えないおじさんたちがタッグを組んで、ロマン溢れる骨董の世界を舞台に大儲けを狙います。
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誰もが一度は思い描くであろう、一攫千金の夢。人生に行き詰まった中年男性2人が大逆転を狙って死に物狂いで這い上がっていく姿は、観る者に勇気とエネルギーを与えてくれます。そしてなにより、騙し騙されのどんでん返しには笑いをこらえきれません。
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映画の舞台は千利休や与謝野晶子ゆかりの地であり、仁徳天皇陵古墳の文化遺産登録推進でも注目を集める都市、堺。利休の遺した国宝級茶器を中心に繰り広げられる本作は、ただのコメディというだけでなく、歴史好きやお宝鑑定好きにはたまらない骨董トリビアが散りばめられている作品でもあります。
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ユーモアたっぷりのシナリオに、欲の皮が突っ張っていながらもどこか憎めない登場人物たち。時にお涙ものの人情話まで盛り込まれたストーリーは、予想外の展開の連続で、観る者を決して退屈させません。
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まさに2018年の笑い初めにふさわしいと言える本作。「嘘」は果たして「マコト」になるのでしょうか…?新年一発目の映画はぜひ『嘘八百』で、則夫や佐輔と一緒に大人の夢に浸ってみてください!
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予告編動画
https://www.youtube.com/watch?v=PyFlfbtq-lU&feature=youtu.be
ギャガ公式YouTubeチャンネルより
監督:武正晴 (『百円の恋』)
脚本:足立紳、今井雅子
■【キャスト】
中井貴一、佐々木蔵之介
友近、森川葵、前野朋哉
堀内敬子、坂田利夫、木下ほうか
塚地武雅、桂雀々、寺田農
芦屋小雁、近藤正臣
■製作:東映ビデオ、ギャガ、パルコ
読売テレビエンタープライズ、ケイファクトリー
ポケット、1&Dホールディングス
■配給:ギャガ
映画『嘘八百』は2018年1月5日(金)より全国公開!公式サイトはこちら。
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