日本ではまだあまりメジャーな存在とは言えないかもしれませんが、アカペラをテーマにした映画『ピッチ・パーフェクト』シリーズがヒットするなど、今後も大注目の女優であることは間違いありません。やがてやって来るアナ・ケンドリックブームに備えられるよう、彼女の出演映画でおすすめを10作品ご紹介します!
目次
トワイライト~初恋~【2009年】
あらすじ
雨と霧におおわれる町フォークスに引っ越してきた高校生ベラ(クリステン・スチュワート)は、同じ高校に通うエドワード(ロバート・パティンソン)に恋をします。しかし、彼は永遠の若さを持つヴァンパイアでした。
見どころ
クリステン・スチュワートを一躍大スターにまで押し上げた本作。アナ・ケンドリックはベラの友人を演じました。ゴシック的な美人とは対照に健康的な美しさがあるアナは、ダーク・ロマンスの中の清涼剤とも言えるでしょう。シリーズを通して出演しているので要チェックです。
マイレージ、マイライフ【2010年】
あらすじ
1年の大半を出張に費やし、人生において自分が背負えるだけの荷物しか持たないことを信条とするライアン(ジョージ・クルーニー)は、新人ナタリー(アナ・ケンドリック)の教育係を命じられます。2人は、自分と正反対の生き方をしている互いの人生に衝撃を受けるのでした。
見どころ
ジョージ・クルーニーの自由で孤独な生き方と好対照をなす、イマドキ会社員ナタリーにご注目。極端な合理化を提案したり、潜り込んだパーティで羽目を外しすぎたりと、振り切った演技が光っています。
スコット・ピルグリム VS. 邪悪な元カレ軍団【2011年】
あらすじ
売れないバンドマンのスコット(マイケル・セラ)は、気になる女の子に告白しますが、「元カレたちを倒したら付き合ってもいい」と、返事を保留にされてしまいます。個性的な元カレから次々バトルを申し込まれる彼は、全員を倒せるのでしょうか。
見どころ
アナ・ケンドリックは主人公の妹を演じています。ゲームとアメコミが合体したようなカラフルで荒唐無稽な世界観は、アメリカならでは。予想を裏切るシーンや展開の連続で、ギャグ漫画を読んでいるような面白さがあります。
ピッチ・パーフェクト【2015年】
あらすじ
親の意向でしかたなく大学に入学したベッカ(アナ・ケンドリック)は、ひょんなことから落ち目のアカペラ・サークルに入部させられることに。音楽プロデューサーを目指す彼女は、音楽の才能を使ってサークルに新風を巻き起こします。
見どころ
アカペラのパフォーマンスを見るだけで楽しい作品です。アナ・ケンドリックを始めとするキャストは、演技力だけでなく歌唱力に定評がある俳優ばかり。『ピッチ・パーフェクト2(2015年)』に続き、『ピッチ・パーフェクト3(日本公開日未定)』の製作が発表されるなど、アカペラ旋風が続くのにも注目です。
エンド・オブ・ザ・アース【2013年】
あらすじ
ある日、敬虔なキリスト教信者が相次いで天に召される現象が発生。それは世界の終わりの前触れでしたが、地球に残った不信心者たちは数々の終末的超常現象にも動じません。リンジー(アナ・ケンドリック)もそんな不信心者の1人。しかし彼女は悪魔ビースト(クレイグ・ロビンソン)に気に入られてしまったことで、事態はさらなる大騒動に発展。果たして地球の命運は…?
見どころ
キリスト教や黙示録にまつわるジョーク、きわどい下ネタがこれでもかと言わんばかりに出てきます。現代的なスーツに身を包んだ悪魔の化身ビーストにも物怖じしない、アナの不思議ちゃんぶりにも注目。
エンド・オブ・ウォッチ【2013年】
あらすじ
ロサンゼルス市警に勤務するブライアン・テイラー(ジェイク・ギレンホール)とマイク・サヴァラ(マイケル・ペーニャ)のコンビ。テイラーは大学進学という自身の夢のため、ビデオカメラを常に携帯して活動を映像に残すプロジェクトを進めていました。人命救助や犯人逮捕といった危険な任務を撮影し記録していましたが、ある事件をきっかけに麻薬カルテルから命を狙われるようになってしまいます。
見どころ
映画全体が、2人の警官の目線で展開していくので、かなりスリリングで緊張感があります。アナ・ケンドリックはテイラーの恋人役を熱演。危険な現場に向かう恋人の身を案じる、女性らしい演技を見せてくれます。
ランナウェイ/逃亡者【2013年】
あらすじ
反戦争を訴えるため起こったとされる連続爆破事件。過激派組織ウェザーマンが関与するこの事件を、野心に燃える新聞記者ベン・シェパード(シャイア・ラブーフ)が30年の時を経て調査します。そして捜査線上にはジム・グラント(ロバート・レッドフォード)という弁護士の影がチラつくのでした。
見どころ
シャイア・ラブーフとロバート・レッドフォードという、年の差俳優の演技対決が見ものです。ストーリーが進むにしたがって物事の別の側面が見えてくるのが面白いところ。アナ・ケンドリックはベンの元恋人のFBI捜査官を好演しています。彼女のクレバーな魅力が炸裂。
イントゥ・ザ・ウッズ【2015年】
あらすじ
子宝に恵まれない夫婦は、それが魔女の呪いであることを知ります。その呪いを解き、子どもを授かるために必要なアイテムを探しに森を訪れた夫婦ですが、そこには赤ずきん(リラ・クローフォード)、シンデレラ(アナ・ケンドリック)、ラプンツェル(マッケンジー・マウジー)など、おとぎ話上の登場人物がいました。
見どころ
ちょっとブラックユーモアのあるストーリーが魅力です。おとぎ話というよりも人生訓という面が強く、大人のための映画といえるでしょう。アナ・ケンドリックは、ハリのある歌声を披露。日本封切りの際は、舞台で赤ずきんを演じた神田沙也加がナビゲーターを務めました。
バッド・バディ!私と彼の暗殺デート【2017年】
あらすじ
ダメンズに恋してばかりのマーサ(アナ・ケンドリック)は、風変わりな男フランシス(サム・ロックウェル)と出会い、惹かれ合います。しかし、フランシスの正体は、殺人嫌いで逆に依頼者を殺してしまう殺し屋ミスター・ライト。果たしてマーサは世界中から命を狙われている彼と共に、幸せになることができるのでしょうか?
見どころ
今作でのアナ・ケンドリックは、奇想天外な行動を見せる女の子を実に楽しそうに演じています。最初は守られてばかりだったマーサ(アナ・ケンドリック)が、次第にさまざまな能力を開花させ、高い身体能力を発揮していく様子は見ていてスカッとすることでしょう。
ザ・コンサルタント【2017年】
あらすじ
高機能自閉症というハンデをもつ会計士クリスチャン・ウルフ(ベン・アフレック)。彼はある企業で大きな不正を発見するも、調査打ち切りを命じられ、その命まで狙われることに。しかし、巨大な闇を感じた彼は、裏の顔であるスナイパーとして立ち向かっていくのでした。
見どころ
ハンデのために人と関わらず、決まったルーティーンで動くことを信条とするウルフと、どんどん距離を詰めていく会社職員のデイナ(アナ・ケンドリック)の掛け合いがポイント。ラストのどんでん返しには思わず目を剥くはずです。
最後に
ミュージカルの畑から飛び出し、超ヒット作品からB級映画まで幅広く出演するアナ・ケンドリック。私生活でも、ツイッターでの奔放でキュートな呟きがしばしば話題になっています。公私ともに、今後の動きから目が離せません!
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