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ファンタジー映画というと子ども向けの作品で、大人は楽しめないものと感じてはいませんか？現実にはありえない設定や世界観ですが、見始めた瞬間からストーリーに引き込まれ、幻想的な世界がリアルのように感じられます。
ワクワク・ドキドキしたい人にこそファンタジー映画を楽しむことができるはず！そんな夢のような世界へ入り込んでみませんか？ここでは厳選して10作品を紹介します。
目次
ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅【2016年】
あらすじ
主人公は魔法動物学者のニュート・スキャマンダー（エディ・レッドメイン）で、ニューヨークを舞台に物語が展開します。内緒で持ち込んだ魔法動物が逃げ出し、ニュートは魔法委員会から追われることに。逃げながらも魔法動物を探すニュートと仲間たちが、大騒動を巻き起こします。
見どころ
ハリー・ポッターが生まれる54年前に起きた物語です。この作品の見どころは何と言っても愛らしい魔法動物たち！ハリー・ポッター作品にも出ていましたが、クリクリした丸い目が特徴のニフラーが出演します。
原作はJ・K・ローリングの「幻の動物とその生息地」です。作者自身が脚本に参加するなど、世界中のハリー・ポッターファンから注目を集めました。また、第89回アカデミー賞では衣装デザイン賞を受賞しています。
ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち【2016年】
あらすじ
ある日、主人公の少年ジェイク（エイサ・バターフィールド）は、奇妙な家を発見します。そこはミス・ペレグリン（エヴァ・グリーン）を筆頭に、なんとも特徴的な人々が住む謎多き家でした。家の人々は全員、普通の人間ではありえない特殊な力の持ち主。そんな奇妙な人たちと仲良くなり、やがては全員で協力して悪に立ち向かっていきます。
見どころ
奇妙な家の外観や内装も凝っていて、美術に興味がある人は家を見るだけでも楽しいでしょう。ただ、最も注目したいのは家に住む奇妙な人たち。特殊能力がとてもユニークなものばかりです。
ファンタジー映画の鬼才、ティム・バートン監督が手掛けた本作。原作はランサム・リグズが執筆した「ハヤブサが守る家」というファンタジー小説で、アメリカで大ヒットして話題になりました。
マレフィセント【2014年】
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— Maleficent (@Maleficent) 2014年8月6日
マレフィセント映画公式アカウント（@Maleficent）より
あらすじ
美しい森を守る美しい精霊だったマレフィセント（アンジェリーナ・ジョリー）は、若き日のステファン王（シャールト・コプリー）に裏切られ、悪い魔女となってしまいます。
そして、ステファン王の娘オーロラ姫（エル・ファニング）が生まれると、マレフィセントは報復のためにオーロラ姫に呪いを掛けるのです。
見どころ
昔からなじみのある物語が、マレフィセント（魔女）からの視点で描かれているところが斬新です！映像も息を飲むほど美しく圧倒されます。
マレフィセント役を演じたアンジェリーナ・ジョリーが、役にぴったりだと話題になりました。
パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々【2010年】
あらすじ
舞台は現代のアメリカ。パーシー・ジャクソン（ローガン・ラーマン）は学校の行事で博物館へと訪れます。みんなと博物館を巡っているとき、突然担任が怪物に変身して襲い掛かってきます。そして、教師の1人とある友人に助けられるのですが、そのあと2人から衝撃の事実を明かされるのです。
見どころ
登場する怪物たちが魅力的で、迫力のある魔法バトルも見どころです。ド派手な演出とCGで興奮してしまうシーンが連続してあります。原作は、作家リック・リオーダンの「パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々」シリーズの第1部「盗まれた雷撃」で、ベストセラーとなった話題作。
ナルニア国物語【2006～2011年】
あらすじ
基本的な主人公はピーター（ウィリアム・モーズリー）、スーザン（アナ・ポップルウェル）、エドマンド（スキャンダー・ケインズ）、ルーシー（ジョージー・ヘンリー）の4兄弟たちです。
『ナルニア国物語／第1章：ライオンと魔女（2006年）』では、4人が疎開で訪れた家からナルニアの世界へ迷い込み、白い魔女（ティルダ・スウィントン）と対決します。
『ナルニア国物語／第2章：カスピアン王子の角笛（2008年）』では、1300年後のナルニアが舞台です。王位を狙う叔父に命を狙われているカスピアン皇子（ベン・バーンズ）は、4兄弟をナルニアに呼び寄せて、共にナルニア国の平和のために戦います。
『ナルニア国物語／第3章：アスラン王と魔法の島（2011年）』では、4兄弟の末っ子2人、エドマンドとルーシーに加えて従兄弟のユースチス（ウィル・ポールター）が、ナルニアの世界に行くことに。偶然旅に出ていたカスピアン王子に再会し、3人もその旅に同行します。
見どころ
ナルニア国の壮大な自然の景色が見事なまでに美しいです。景色を眺めるだけでも、幻想的な気分に浸ることができます。ライオンの姿をしたアスランの姿は神々しく、セリフに重みを感じられて、とても感動的。
C・S・ルイスが執筆した「ナルニア国物語」を映画化した作品です。小説は全7巻あり、第3章まで映画化されていますが、4作目の製作が決定となりました。
アバター【2009年】
あらすじ
惑星パンドラに派遣されたジェイク（サム・ワーシントン）は、そこで先住民族のナヴィ族と出会います。ジェイクは鉱脈を搾取する側、ナヴィ族は鉱脈を守る側として対立するのですが、やがて和解し親交を深めていきます。そして、利益を優先する開発者たちに狙われ、ジェイクとナヴィ族は鉱脈を守るため立ち上がります。
見どころ
CGとは思えないほどの映像は、とにかく圧倒され息をのむほどの美しさです。3D作品にもなっていて、映像のリアルさが話題となりました。
また、3D映像作品の先駆けとして世界興行収入で歴代1位（2017年9月時点）を記録。2010年に第82回アカデミー賞 撮影賞、美術賞、視覚効果賞。2009年には第67回ゴールデン・グローブ賞 最優秀映画作品賞（ドラマ）、最優秀監督賞を受賞しています。
トワイライト【2008～2012年】
あらすじ
主な登場人物は少女ベラ（クリステン・スチュワート）とヴァンパイアのエドワード、ベラの幼なじみ狼族のジェイコブ（テイラー・ロートナー）です。
第1作目『トワイライト〜初恋〜（2008年）』は、高校生のベラが転校先でエドワードと出会います。ベラはエドワードの正体を知ってしまう一方、エドワードはベラに惹かれていき2人は恋に落ちます。
第2作目『ニュームーン トワイライト･サーガ（2009年）』では、ベラの誕生日パーティで起こったある事件でエドワードがベラのもとを去っていきます。ベラに恋心を抱くジェイコブは彼女を元気づけようと一緒に過ごしますが、ジェイコブは突如、狼の姿になってしまいます…。
第3作目『エクリプス トワイライト･サーガ（2010年）』では、恋人同士に戻っているベラとエドワード。ベラはヴァンパイアに転生を望みますがエドワードは聞き入れてくれません。また、ジェイコブはベラのことを諦めきれずにいました。そんな中、ベラの命を狙うヴァンパイアが現れて、エドワードはジェイコブと協力して戦います。
第4作目『トワイライト･サーガ ブレイキング･ドーン Part1（2012年）』では、とうとうベラとエドワードは結婚しました。そして、ベラはヴァンパイアの子を妊娠すると、ある問題が発覚します…。
第5作目『トワイライト･サーガ ブレイキング･ドーン Part2（2012年）』では、出産をしてヴァンパイアに転生したベラ。しかし、ヴァンパイアの王族である「ヴォルトゥリー族」は、ベラの娘が一族を滅ぼす子であると考えエドワードの家族に襲い掛かかります。
見どころ
ラブロマンスとヴァンパイアものが一緒に楽しめる作品です。美しいヴァンパイアと普通の女子高生との切ない恋愛シーンがたくさんあって、狼族の青年との三角関係も必見です。
ステファニー・メイヤーが執筆したベストセラー小説「トワイライト」が原作の映画。『トワイライト〜初恋〜』は、公開してからたったの3日間で、興行成績が7,000万ドルを超えて話題になりました。数々の賞を受賞している作品ですが、『トワイライト･サーガ ブレイキング･ドーン Part2』では、ラジー賞という残念な名誉を得ています。
ライラの冒険 黄金の羅針盤【2007年】
あらすじ
少女ライラ（ダコタ・ブルー・リチャーズ）は両親を亡くして以来、オックスフォード大学の寄宿舎で暮らしていました。大富豪の女性コールター婦人（ニコール・キッドマン）に引き取られ飛行船で、ある場所へ連れていかれます。そこでコールター夫人が悪の組織の人間だと気付き、ライラは悪に立ち向かうため冒険に出ました。
見どころ
ライラが持つ「不思議な力がある黄金の羅針盤」を使って戦い、成長していく過程は見応えがあります。美しく迫力のある映像シーンが満載です。ファンタジー作家フィリップ・プルマン「ライラの冒険」を映画化した作品。2008年に第80回アカデミー賞 視覚効果賞を受賞しています。
魔法にかけられて【2007年】
https://www.youtube.com/watch?v=js7iwB_PYpw
あらすじ
おとぎの国で暮らしていたジゼル（エイミー・アダムス）は、ナリッサ女王（スーザン・サランドン）に魔法の井戸に落とされて、現代のニューヨークへと飛ばされてしまいます。そこでロバート弁護士（パトリック・デンプシー）と出会い、彼の世話になることに。そのあと、ジゼルの命を狙うナリッサ女王が、毒リンゴをジゼルに食べさせてしまい…。
見どころ
現代のニューヨークを舞台に、おとぎの国の住人がやってきて騒動を起こすというファンタジー映画です。
ジゼルとロバート弁護士のやり取りがとてもおもしろくてハマります。ディズニーのミュージカル作品として公開され話題となりました。
チャーリーとチョコレート工場【2005年】
あらすじ
4人の祖父母と両親と貧相な家に住むチャーリー（フレディ・ハイモア）は、とてもやさしい男の子でした。家はとても貧乏で、大好きなチョコレートも年に一度の誕生日でしか買えません。
ある日、チョコレート工場のオーナーであるウィリー・ウォンカ（ジョニー・デップ）が、チョコレートに入っている黄金チケットを入手した者に「特別な報酬」を与えるとのニュースがあり、世界中は大混乱になります。
チャーリーは苦労の末、何とか黄金チケットを手に入れて謎のベールに包まれたチョコレート工場に入れることになるのです。
見どころ
一番の見どころは、ウィリー・ウォンカ役のジョニー・デップの演技力でしょう。独特な間合いや挙動不審な行動など、どの部分を見ても秀逸です。チョコレート工場内は、夢のようなお菓子の世界が広がり見ているだけで楽しくなります。小人族のウンパルンパのシュールで楽しいダンスも必見です。
原作はロアルド・ダールが執筆した「チャーリーとチョコレート工場」。作品中に登場したウォンカバーは実際に販売もされています。
最後に
懐かしいものから新しいものまで、ファンタジーワールド全開の作品を集めてみました。どれも、大人から子どもまでが楽しめる映画です。時間があるときに、1人で楽しむもよし、大切な人と楽しむのもよし！ぜひご覧ください。
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