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シャイア・ラブーフの成長を感じとれる出演映画おすすめ10選

ハリウッドでも特に注目される若手俳優の1人、シャイア・ラブーフ。『トランスフォーマー』シリーズの初代主人公と言われれば顔が思い浮かぶ方も多いのではないでしょうか。最初こそバラエティ番組やコメディドラマ出身の経験を活かしたコミカルなキャラクターが注目された彼ですが、今ではしっかり実力も評価され、演技派俳優として一目置かれる存在となっています。

今回は、そんなシャイア・ラブーフのこれまでの道のりが一目で分かるよう、彼のおすすめ出演作を10作厳選してご紹介します。

コンスタンティン【2005年】

コンスタンティン
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あらすじ

人間界の理を外れた存在を見ることができるジョン・コンスタンティン(キアヌ・リーブス)は、幼少期の自殺未遂の罰として死後の地獄行きが決まっていました。善行を積んで地獄行きを免れるために悪魔祓いを繰り返してきたコンスタンティンでしたが、ある日、人間界・天国・地獄の均衡が崩れかねない事件に直面してしまいます。

見どころ

キアヌ・リーブスが主演を務めたダークファンタジーです。それまでの「悪魔祓い映画」のイメージを覆すような斬新でスタイリッシュな映像描写と独特の世界観が話題になり、公開から10年以上が経った今でもコアな人気があります。シャイア・ラブーフは主人公コンスタンティンの助手チャズとして出演しました。



ディスタービア【2007年】

ディスタービア
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あらすじ

教師を殴った罰として自宅謹慎を言い渡されたケイル(シャイア・ラブーフ)は、家を出られない間の暇つぶしとして近所の家を双眼鏡で覗き始めます。遊びのつもりで覗きを続けるケイルでしたが、隣人のターナーという男の家を覗くうちに、彼がある事件の容疑者ではないかと疑い始めるのでした。

見どころ

「隣家を覗く少年」という珍しいテーマの映画ですが、秀逸なストーリー展開や見せ方で終始ハラハラできる傑作サスペンスとなっています。低予算映画として製作されましたが、アメリカでは3週連続で動員数1位を記録しました。当時まだ無名だったシャイア・ラブーフは、感情移入しやすい人間味あふれる主人公を演じています。

トランスフォーマー【2007年】

トランスフォーマー
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あらすじ

金属生命体トランスフォーマーである「オートボット」と「ディセプティコン」という2つの勢力が、自分たちの運命を握る物体「オールスパーク」を巡って地球に飛来します。オールスパークに辿り着くための鍵を握る青年サム(シャイア・ラブーフ)は、トランスフォーマーたちの戦いに巻き込まれていくのでした。

見どころ

シャイア・ラブーフが世界的に有名になるきっかけとなったシリーズの1作目です。迫力の戦闘シーンや、それまでの映画の常識を覆すようなトランスフォーマーの変身描写で話題になりました。ラブーフが演じた主人公サムは、トランスフォーマーたちの戦いを人間目線で捉え、観客を映画に惹きこむ重要なポジションです。

イーグル・アイ【2008年】

イーグル・アイ
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あらすじ

ごく普通の人生を送るジェリー(シャイア・ラブーフ)は突然、軍人だった双子の兄イーサンが亡くなったという知らせを受けます。兄の葬儀後、ジェリーは身に覚えのないテロ容疑で、FBIに追われたり携帯電話に謎の女から指令が入ってくるといった不可解な出来事に巻き込まれていきます。

見どころ

主人公が謎の声に導かれて壮大な戦いに巻き込まれていく、正統派アクションサスペンスです。『トランスフォーマー』ではコミカルなキャラクターを演じたシャイア・ラブーフでしたが、この作品ではシリアスな役柄を熱演。「謎の声」の正体など驚きの展開も待ち構えており、最後まで気を抜けない作品となっています。

インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国【2008年】

インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国
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あらすじ

大学教授であり冒険家のインディアナ・ジョーンズ(ハリソン・フォード)は、ソ連軍やFBIに追われながら、不思議な力を持つクリスタル・スカルを探すことに。彼はその過程で、青年マット・ウィリアムズ(シャイア・ラブーフ)と出会い、かつての恋人マリオン(カレン・アレン)が助けを求めていることを告げられるのです。

見どころ

『インディ・ジョーンズ』シリーズの久々の続編として話題になりました。シリーズの醍醐味であるスリルに満ちた冒険は健在で、撮影当時に既に60代だったハリソン・フォードも以前と変わらないパワフルなアクションを見せてくれます。シャイア・ラブーフはインディの前に現れる青年マットを演じ、主人公の相棒的なポジションを務めました。

ウォール・ストリート【2011年】

ウォール・ストリート
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あらすじ

ジェイコブ・ムーア(シャイア・ラブーフ)は自身が務める証券会社が破綻して恩師である経営者が自殺するという不幸に遭います。しかしそれは、投資銀行を経営するブレトン(ジョシュ・ブローリン)という男による工作だったのです。ブレトンへの復讐を画策したジェイコブは、過去に8年の懲役刑を受けたことで同じくブレトンに恨みを持つベテラン投資家ゴードン・ゲッコー(マイケル・ダグラス)に近づいていきます。

見どころ

社会現象を巻き起こした大ヒット映画『ウォール街(1988年)』の続編です。マイケル・ダグラスの貫禄たっぷりな立ち振る舞いや、シャイア・ラブーフが演じた野心溢れる青年ジェイコブのキャラクターなど見どころ満載。野望渦巻く街での男たちの生き様を描いた渋いドラマが展開されます。

ニンフォマニアック【2014年】

ニンフォマニアック
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あらすじ

ある冬の夜、街の路地裏で女性(シャルロット・ゲンズブール)が倒れているのを発見したセリグマン(ステラン・スカルスガルド)は、ジョーと名乗るその女性を家に連れ帰って介抱します。そこでジョーはセリグマンに対し、様々な人と多様な関係を持ってきた自身の非凡な人生について語り始めるのでした。

見どころ

過激で大胆な描写とともに1人の女性の奇妙な人生が紐解かれる、異色のヒューマンドラマです。独特の価値観で生きていく主人公ジョーが、唯一ごく普通の家庭生活を送った相手であるジェロームをシャイア・ラブーフが演じています。『トランスフォーマー』シリーズのサム役からは想像のつかない、繊細な演技が魅力です。

フューリー【2014年】

フューリー
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あらすじ

第二次世界大戦の最中。ドイツ軍と戦う連合軍の1台の戦車に、戦死した乗員の補充兵として新兵ノーマン(ローガン・ラーマン)が配属されます。実戦経験のないノーマンは、戦車長のドン(ブラッド・ピット)や他のクルーたちに導かれながら戦場の現実を知っていきます。

見どころ

「戦車での戦闘」をテーマに、戦場の過酷さや兵士たちの苦悩を描いた戦争映画です。当時ドイツ軍で使用されていた本物の戦車(世界に現存する最後の1輌)が撮影に使用されたことでも話題になりました。シャイア・ラブーフは主人公部隊の副リーダー的ポジションの兵士を演じ、すっかり実力派俳優としての貫禄がついた姿を見せてくれます。

マン・ダウン 戦士の約束【2017年】

マン・ダウン 戦士の約束
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あらすじ

アフガニスタンでの任務を終え帰国した軍人のガブリエル(シャイア・ラブーフ)は、久しぶりに家族に会うことを楽しみに故郷へ帰ります。しかし彼を待っていたのは、荒廃して変わり果てた風景でした。ガブリエルは同じく任務から帰還した同郷の戦友デビンと一緒に、家族を探して荒れ果てた街を進みますが…。

見どころ

驚愕のストーリー展開が話題になった映画です。サスペンスやミステリーとしての要素だけでなく、戦争の悲惨さや兵士の現状を描く社会派映画としての側面もあります。緊迫感漂うサバイバルの最後に待っている、あまりにも切ない展開が一番の見どころでです。

アイ,ロボット【2004年】

アイ,ロボット
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あらすじ

高性能な人間型ロボットが普及し、人間のサポートをするようになった近未来のアメリカ。ある時、ロボット研究の権威でもあるラニング博士(ジェームズ・クロムウェル)がビルから落下して死亡します。一見して自殺と判断されたこの事件でしたが、刑事のスプーナー(ウィル・スミス)は博士の死に、ある1台のロボットが関わっていると考え真相を探っていくのでした。

見どころ

ウィル・スミスを主演に据え、名作SF小説『われはロボット』を原作として近未来を描いたSFアクション映画です。実はこの作品に、まだ無名俳優だったシャイア・ラブーフが脇役で登場しています。数回しか画面に登場しないほど小さな役ですが、まだあどけなさの残る演技はシャイア・ラブーフのファンなら必見です。

最後に

『トランスフォーマー』シリーズのコミカルな主人公サムとして有名になったシャイア・ラブーフ。しかしその後は見事に繊細な演技を披露し、人間ドラマやストーリー展開で魅せるサスペンスなど、幅広いジャンルの作品でその力を発揮しています。

ハリウッドを支える実力派として、シャイア・ラブーフがこれからどんな活躍を見せてくれるのか、とても楽しみですね。