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名実ともに日本を代表する女優・宮沢りえ出演ドラマおすすめ10選

2017年度日本アカデミー賞で、堂々の最優秀主演女優を受賞した女優・宮沢りえ。デビュー当時に出演した『いつも誰かに恋してるッ(1990年)』から、成熟した名演技が評判になった『グーグーだって猫である(2014年)』まで、常に第一線で演技を続けてきました。

映画『湯を沸かすほどの熱い愛(2016年)』での日本アカデミー賞最優秀主演女優賞が、通算3度目の同賞受賞となるなど実力を見せつけています。今回は、名実ともに日本を代表する宮沢りえが出演するドラマを10作品をご紹介します。

青春オーロラ・スピン スワンの涙【1989年】

青春オーロラ・スピン スワンの涙
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あらすじ

将来を有望視されていた天才バレリーナ・葉月ミカ(宮沢りえ)でしたが、公演中に倒れアキレス腱を断絶したことで、バレエ人生を諦めることに。ミカの境遇を知ったシンクロコーチ・森谷翔子(五十嵐めぐみ)は、強引に自分のクラブへ入れ一流選手へ育てようと試みます。しかし、ミカは小さい頃に泥水を飲んで以降、それがトラウマで水恐怖症となっていました。

見どころ

当時16歳だった宮沢りえの連ドラ初主演作。ブレイク前の和久井映見や桜井幸子も出演しており、初々しい演技を見せています。ソウルオリンピックで小谷実可子選手がシンクロ銅メダルを取ったこともあり、話題の作品となりました。宮沢りえは、前年に映画『ぼくらの七日間戦争(1988年)』で日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞しており、本作で役者人生に拍車をかけました。

いつも誰かに恋してるッ【1990年】

あらすじ

桜桃学院高校に通う桜井理子(宮沢りえ)は、1年前の家族旅行で行った海で溺れていたところを助けてくれた青年・各務築(真木蔵人)に恋していました。ある日、築が桜桃学院高校に転校してきますが、理子が思い描いていた築とは全くの別人。築は以前通っていた高校を暴力事件で退学しており、卒業証書を得るためだけに転校してきたのでした。

見どころ

宮沢りえ演じる理子の「ぶっとびー」と言うセリフが大ブームに。近年、女芸人の平野ノラが、バブル語録として流行させ再び注目を集めています。生意気な妹・佐子(高橋貴代子)の呼び方もユニークで、「ウニ娘」、「ブタ娘」、「タコ娘」など、微笑ましい姉妹のやり取りは新鮮。小室哲哉が作詞作曲した主題歌「NO TITLIST」を宮沢りえが歌っています。

東京エレベーターガール【1992年】

東京エレベーターガール
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あらすじ

沢木つかさ(宮沢りえ)は香川県小豆島の高校を卒業後、東京郊外のデパートでエレベーターガールとして働いていました。つかさは、東京下町育ちの野田尚子(奥山佳恵)や受付係の水木薫(中嶋朋子)ら同僚との親交を深めながら、仕事や恋愛に向き合いっていきます。

見どころ

近年ではほぼ見ることがなくなったエレベーターガールを演じた宮沢りえ。高校生から社会人になり揺れ動く女性の価値観をハツラツに表現しています。前年に出したヘアヌード写真集「Santa Fe(サンタフェ)」で世間から大注目を浴びていた宮沢りえは、本作の出演でさらに人気を集めました。

北の国から'95秘密【1995~2002年】

北の国から'95秘密
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あらすじ

北海道上砂川町出身の小沼シュウ(宮沢りえ)は、東京生活を経て富良野へ移住。シュウが間違えて祖父の遺品である柱時計を捨ててしまったことがきっかけで、ゴミ収集をしていた黒板純(吉岡秀隆)と出会います。2人は惹かれ合い恋仲になりますが、純はシュウが東京でAV女優をしていたことを友人から聞いてしまうのでした。

見どころ

過去の過ちを引きずりながらも懸命に生きている主人公の姿を描いたヒューマンドラマ。宮沢りえは、『北の国から'98時代(1998年)』、『北の国から 2002遺言(2002年)』にも同役で出演しています。純の父・五郎(田中邦衛)と混浴風呂に入り、過去を消せる消しゴムがあればいいと自分の過ちを悔やむ名シーンは必見です。

協奏曲【1996年】

協奏曲
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あらすじ

鎌倉で建築家になることを夢見る貴倉翔 (木村拓哉)とその恋人・榊花(宮沢りえ)は、海岸で天国からやって来たと語る不思議な男・海老沢耕介(田村正和)に出会います。昔有名だった建築家である海老沢の元で働くことになった翔。花はそんな海老沢と翔の間で心が揺らいでいきます。

見どころ

宮沢りえを木村拓哉と田村正和が取り合うという豪華キャストによる大人の三角関係ラブストーリー。花が同年代の恋人を持ちながら、年上男性に惹かれていく姿には多くの女性が共感すること間違いなし。恋愛ドラマの定番である嫉妬やすれちがいだけでなく、建築家として絶頂期を過ぎた海老沢が自身の老いや人生の意味を考えるなど深みのあるストーリーとなっています。

ロマンス【1999年】

ロマンス
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あらすじ

新人ジャーナリストの倉沢みづき(宮沢りえ)と水泳選手・青木繁(池内博之)は、取材を通じて知り合い、付き合うことになります。全国大会に参加した繁は同級生の村上純平(吉田智則)と再会。純平は繁に恋心を抱いていました。その後、純平の幼なじみで彼に好意を持つ矢野ゆり子(雛形あきこ)と、繁のマネージャー・織田一哉(加藤晴彦)を巻き込み、彼らの恋が交錯していきます。

見どころ

原作は舞台演出家・つかこうへいによる同名戯曲。舞台俳優の風間杜夫や平田満も出演しています。風間は繁の父役で仮面夫婦を演じるゲイ、平田満はゲイバー経営者など、トランスジェンダーかつ肉欲的なエッセンス満載。1人の男性を、恋人の女と親友の男が奪い合うというクセの強い世界観に引き込まれます。

フードファイト【2000年】

あらすじ

有名企業・宮園総合食品のビル清掃員・井原満(草彅剛)は、フードファイターを裏稼業にしていました。フードファイトは宮園総合食品会長が地下で秘密裏に行っている会員制賭博の大食い対決。満は自分が育った孤児院・つくし園への匿名寄付を続けるために、フードファイターとして戦い続けるのでした。

見どころ

市川染五郎や浅香光代など、毎回バラエティ豊富な対戦相手が登場します。放送終了後にも、満の決め台詞「俺の胃袋は宇宙だ!」をバラエティ番組で使うなど、草彅剛にとっても印象的な代表作となりました。主題歌はSMAPの「らいおんハート」。宮沢りえは、財産目当てで宮園総合食品の会長と結婚した宮園冴香を演じています。

一番大切な人は誰ですか?【2004年】

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あらすじ

夫の浮気が原因で3年前に離婚したデザイナーの中町東子(宮沢りえ)。借金を抱えながらも、洋裁店「アトリエTOCO」を経営し、娘・小南(小林涼子)とともに暮らしていました。そんなある日、元夫で警察官の松ヶ谷要(岸谷五朗)が、お店のある商店街の交番に赴任してきます。お互いに忘れようとしていた2人でしたが商店街で偶然再会し、心が揺れていくのでした。

見どころ

宮沢りえは、「私が寂しいときこうするんだった!」と言って要にキスを迫るなど元夫との複雑な関係性を繊細かつ大胆に演じました。前年に映画『たそがれ清兵衛(2002年)』で日本アカデミー賞最優秀女優賞を初受賞した宮沢りえと、舞台出身の岸谷五朗の演技派俳優による熱のこもった掛け合いは見応えがあります。

江〜姫たちの戦国〜【2011年】

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あらすじ

織田信長(豊川悦司)の妹・お市(鈴木保奈美)と浅井長政(時任三郎)の3人娘、長女・茶々(宮沢りえ)、次女・初(水川あさみ)、三女・江(上野樹里)。ある日、信長は長政との同盟を裏切り浅井家を滅ぼします。信長の元に戻ったお市と3姉妹は、戦乱に翻弄されながらも天下太平を願いながら懸命に駆け抜けていきます。

見どころ

NHK大河ドラマ第50作目となる本作は、田渕久美子による同名小説が原作。安土桃山時代から江戸時代までの史実に基づいた展開を、戦乱に生きる女性や姫君の視点で描いています。宮沢りえは、お市が亡くなった後も、姉妹の母親代わりとして2人を守る粘り強く気丈な長女を好演しています。

グーグーだって猫である【2014年】

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あらすじ

締め切りに追われる多忙な日々を送る人気漫画家の小島麻子(宮沢りえ)。ある日、長年連れ添った愛猫のサバが突然死んでしまい、麻子はショックで塞ぎ込んでいました。心配した担当編集者・大森(長塚圭史)のアドバイスで引っ越しをした麻子は、散歩をしていた井の頭公園で猫グーグーと出会い、再び前向きな人生を歩み始めます。

見どころ

原作は大島弓子による同名コミックで、猫好き必見の名作。2008年には小泉今日子主演で映画化もされています。猫から生きるエネルギーをもらい、猫を愛する主人公の姿が描かれています。宮沢りえは本作で放送文化基金賞演技賞を受賞し、翌年には映画『紙の月(2014年)』で2度目のアカデミー賞最優秀主演女優賞を受賞しました。

最後に

連ドラ初主演となった『青春オーロラ・スピン スワンの涙』から約30年、今や演技界で女王の風格すら感じさせる女優に成長した宮沢りえ。通算4度も最優秀主演女優賞をした名女優・吉永小百合に並ぶ日もそう遠くないかもしれません。宮沢りえの原点となるテレビドラマ作品にもぜひ目を通してみてくださいね!