そんな乗りに乗ってるエマ・ストーンが出演している作品の中から、おすすめの10作をご紹介します。
目次
ラブ・アゲイン【2011年】
あらすじ
40代の中年男性キャル・ウィーバー(スティーブ・カレル)は、ある日25年も連れ添った妻エミリー(ジュリアン・ムーア)から浮気と離婚を告げられます。平穏な日常が無残にも砕かれたキャルは、バーでジェイコブ(ライアン・ゴスリン)と出会い、外見も内面も「イケてる男性」へ近づいていき、彼の人生は思わぬ方向へ…。
見どころ
グレン・フォカーラとジョン・レクアのダブル監督によるロマンティック・コメディ映画。複数の事柄が絡まり合ってくる物語中盤からクライマックスまで、一気に駆け抜けるようなストーリー展開は、恋人はもちろん、友達同士で鑑賞しても楽しめる作品です。
ヘルプ ~心がつなぐストーリー~【2012年】
あらすじ
1960年代のアメリカ社会。黒人の人々に対する人種差別が深刻だった時代、黒人女性は白人の家庭で "ヘルプ"と呼ばれるメイドとして雇われていました。その状況に疑問を抱いた作家志望の白人女性スキーター(エマ・ストーン)は、彼女たちにインタビューを決行します。最初は戸惑う女性たちでしたが、スキーターと次第に心を通わせていき、友情関係が築かれていきます。
見どころ
テイト・テイラー監督による感動のヒューマンドラマ。本作はキャスリン・ストケット作の、同名ベストセラー小説を元に製作されました。少なめの制作費で撮影された本作でしたが、その質の高さと俳優たちの名演技によって評論家たちから好評を得て、結果的に興行収入が制作費を大幅に上回る成功作となりました。
アメイジング・スパイダーマン【2012年】
あらすじ
一見パッとしない普通の高校生、ピーター・パーカー(アンドリュー・ガーフィールド)は、幼い頃両親が失踪した関係で伯父夫婦の元で暮らしていました。そんなある日ピーターは、父の消息を知る為に訪れたコナーズ博士(リス・エヴァンス)の元で、実験に使われていた特殊な蜘蛛にかまれてしまいます。その後ピーター(アンドリュー・ガーフィールド)は身体に異変を感じるようになり…。
見どころ
マーク・ウェブ監督の元で製作され、人気作品『スパイダーマン(2002年)』のキャスト・スタッフをリニューアルして作られたリブート作品。2年後の2014年には続編も公開されました。エマ・ストーンは両方の作品でヒロインのグウェン・ステイシーを演じています。
L.A. ギャング ストーリー【2013年】
あらすじ
舞台は1949年のアメリカ。ギャングスターとして名高いミッキー・コーエン(ショーン・ペン)が幅を利かせていたロサンゼルスで、平和を取り戻そうと巡査部長ジェリー(ライアン・ゴズリング)を含む市警たち6人が立ち上がります。彼らの壮絶なる闘争の中でジェリーはコーエンの愛人・グレイス(エマ・ストーン)と思わぬ禁断の恋に落ちてしまい…。
見どころ
本作は2013年日本公開のルーベン・フライシャー監督によるクライム・アクション映画。エマ・ストーン、ライアン・ゴズリングの他、名俳優ショーン・ペンが凄みのある演技を魅せており、息をつく暇もないほどの展開が待ち受けています。
マジック・イン・ムーンライト【2015年】
あらすじ
1920年代の南フランス。マジシャンでありながら占いや魔法を信じない堅物のイギリス人マジシャン、スタンリー(コリン・ファース)。ある時彼は、急激に人気を集めながらもペテン師の疑いをかけられている、女性占い師ソフィ(エマ・ストーン)の正体を探って欲しいと持ちかけられます。疑いの目で彼女に接近し観察を続けるスタンリーでしたが、次第にソフィの力は本物だと信じ始めて…。
見どころ
ウディ・アレン監督が製作・監督を務めた恋愛映画。エマ演じる占い師ソフィと英国人マジシャンの不思議な恋模様を描く本作は、恋愛中の魔法にかかったような感覚とマジック・占いの効果を照らし合わせるように進み、観客は知らず知らずの内にその世界へ引き込まれていきます。
バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)【2015年】
あらすじ
落ち目の俳優リーガン・トムソン(マイケル・キートン)は、仕事の停滞だけでなく娘のサム(エマ・ストーン)との関係も最悪、先に希望の持てない日々が続いていました。かつて彼は映画『バードマン』でヒーローのバードマンを演じ、人々の人気と賞賛を集めていたのにも関わらず、その影はもう跡形もありません。再起を図ったリーガンは、自身が脚本を担当した舞台の成功に全ての望みを懸けようとしますが…。
見どころ
『バベル(2007年)』、『21グラム(2004年)』などの作品で知られるアレハンドロ・G・イリニャトゥが監督を務めた本作。それまでの同監督の作品とは少しテイストの異なるブラックコメディー映画に仕上がっています。エマ・ストーンは彼の娘のサムを演じています。
教授のおかしな妄想殺人【2016年】
あらすじ
アメリカ東部の大学で哲学の教授を務めるエイブ(ホアキン・フェニックス)は、気分が沈み、何事も楽しめない毎日が鬱々と続いていました。そんな中、小耳に挟んだ情報からある判事を殺害しようと計画を始めます。すると冴えない毎日が突如として色付き出し、エイブ(ホアキン・フェニックス)は別人のように活き活きと輝きだすのです。人生に疲れた哲学教授が一風変わったことをきっかけに生きがいを取り戻していく様子をコミカルに描いています。
見どころ
巨匠との呼び名も高いウディ・アレン監督が製作・監督を務めたブラックコメディー映画。エマ・ストーンが演じているのは、教授に恋する女子大生のジル。一見奇妙な方向に走りそうな本作を、女子大生ならではの初々しさを巧みに表現した彼女の演技が上手くまとめています。
ラ・ラ・ランド【2017年】
あらすじ
アメリカ・ロサンゼルス。女優志望のミア(エマ・ストーン)とジャズピアニスト志望のセバスチャン(ライアン・ゴズリング)は、それぞれ夢を追いながらも出口が見えず、苦しい日々を送っていました。そんなある夜、ひょんな事がきっかけで2人は出会い、反発しあいながらも徐々に惹かれ合っていきます。
見どころ
デミアン・チャゼル監督の作品。世界中で話題になり、日本一大旋風を巻き起こしました。第74回(英語版)ゴールデン・グローブ賞ではノミネートされた7部門すべてを獲得し、第70回(英語版)英国アカデミー賞では11部門でノミネートを受け、6部門を受賞しました。第89回アカデミー賞では史上最多14ノミネート(13部門)を受けました。
小悪魔はなぜモテる?【日本劇場未公開】
あらすじ
オリーブ(エマ・ストーン)は、クリスチャンの学校に通う女子高生。いわゆるモテとは縁がなく、イマイチパッとしない女の子。ある時自分はもう処女ではないと友人に嘘をついたことで、その噂が学校中に広まり、「小悪魔」としてのレッテルを貼られてしまいます。
心優しいオリーブは、周りからゲイだと疑われているブランドンを助けるため、彼と身体の関係を持ったふりをするのですが、それがきっかけで更なる事態に発展してしまい…。
見どころ
2010年公開の本作は、日本では劇場未公開。エマ・ストーンは主人公の女子高生オリーブを演じており、彼女のフレッシュな演技が本作の魅力を引き立てています。
エマ・ストーンは本作でゴールデングローブ賞主演女優賞(ミュージカル・コメディ部門)を始め数々の賞にノミネートされ、MTVムービー・アワードのコメディ演技賞、ティーン・チョイス・アワードのロマンチック・コメディ女優賞を受賞しました。
アロハ【日本劇場未公開】
あらすじ
長年故郷のハワイ・オアフ島を訪れていなかった元パイロットのブライアン(ブラッドリー・クーパー)。心に闇を抱える彼は、富豪のカーソン(ビル・マーリー)のロケット計画の実行のため久しぶりに帰郷しました。
出迎えた空軍パイロットのアリソン(エマ・ストーン)との出会いと、13年前に恋人だったトレイシー(レイチェル・マクアダムス)との再会がブライアンの心を次第に動かし始めます。
見どころ
2015年に製作された本作は、日本では劇場未公開。『あの頃ペニー・レインと(2001年)』などで知られるキャメロン・クロウ監督が製作・監督を務めたラブ・コメディ映画。エマ・ストーン演じるアリソンと、元恋人トレイシー(レイチェル・マクアダムス)の間で揺れる主人公の心の動き、そして彼自身の人生を再生していく様子が、ハワイの文化・歴史を背景に描き出されます。
最後に
以上エマ・ストーンの出演する映画を10作品ご紹介いたしました。メジャーな作品から少々マイナーなものまで、彼女が女優として様々な作品・役柄に挑戦し続けていることが分かりますね。
自分の枠に凝り固まらず、常に新しい変化を続けていこうと意欲的なエマ・ストーン。これからもしばらくは、彼女の活躍ぶりから目が離せない時間が続きそうです。
スポンサーリンク