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「エイリアン:コヴェナント」にハマった人必見!おすすめSFクリーチャー映画5選

『エイリアン:コヴェナント(2017年)』はエイリアンシリーズの最新作。SFクリーチャー映画=エイリアンと言っても過言ではないでしょう。
スイス人の画家H・R・ギーガーのデザインした、エイリアンのあの奇抜な容姿のインパクトは一度みたら忘れられませんよね!

そんなエイリアンシリーズ以外にも強烈なクリーチャーの登場するSF映画が数多く存在しています。今回はエイリアンシリーズの最新作『エイリアン:コヴェナント』と、選りすぐりのSFクリーチャー映画5作品を紹介します。

エイリアン:コヴェナント【2017年】

https://www.youtube.com/watch?v=Oo1I8PtI0lM

『エイリアン:コヴェナント(2017年)』は、シリーズ1作目の『エイリアン(1979年)』の前日譚として製作された『プロメテウス(2012年)』の続編。

監督は『エイリアン』、『プロメテウス』と同じくリドリー・スコットが手掛けました。

エイリアンシリーズのうち『エイリアン2(1986年)』、『エイリアン3(1992年)』、『エイリアン4(1998年)』はジェームズ・キャメロン、デヴィッド・フィンチャー、ジャン・ピエール・ジュネとそれぞれ別の監督が務めているので、『エイリアン:コヴェナント』は原点回帰とも言える作品です。

あらすじ

2104年、人類の移住先である惑星"オリガエ6"を目指す宇宙船コヴェナント号。
宇宙空間で事故に遭い、宇宙船は破損。船長をはじめとするクルーや多くの入植者を失ってしまいます。

生き残ったクルーたちが宇宙船を修理して出発しようとした矢先、歌のような謎の信号をキャッチ。その信号の発信元は近くの惑星で、"オリガエ6"よりも人類の入植に適した環境である可能性が高いことが判明するのです。

事故で亡くなった船長の妻ダニエルズ(キャサリン・ウォーターストン)をはじめとするクルーの反対を押し切り、船長代理のオラム(ビリー・クラダップ)は謎の惑星の調査を決定します。しかし、その惑星には恐ろしい秘密が...。

サスペンス要素もふんだんに盛り込まれた、「エイリアンの起源」に迫る重厚なSF大作です。



プレデター【1987年】

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エイリアンと双璧を成すSFクリーチャー映画の名作。マスクで顔を隠し鎧を纏った忍者のような容姿がなんとも特徴的です。エイリアンのようなグロテスクさはありませんが、光学迷彩で姿を消しサーモグラフィーで執拗に獲物を追い詰める姿は鬼気迫るものがあります。

名前が「プレデター(捕食者)」であるにもかかわらず、捕食や地球征服が目的ではないところもミステリアスで恐ろしいプレデター。1987年公開の1作目で、アーノルド・シュワルツェネッガーと中米のジャングルで死闘を繰り広げたことでも有名です。

続編として『プレデター2(1990年)』、『プレデターズ(2010年)』の他、番外編のクロスオーバー作品として『エイリアンVSプレデター(2004年)』、『AVP2 エイリアンVSプレデター2(2007年)』が作られました。

2018年には新作(リブート版)の製作も決定しているプレデター、予習も兼ねて観てみてはいかがでしょうか?

遊星からの物体X【1982年】

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ジョン・カーペンター監督による1982年公開のSFホラー映画。

南極を舞台に、正体不明の寄生生物に襲われる隊員たちの恐怖を描いた作品で、寄生された犠牲者が、グロテスクな「何か」に変形し仲間に襲いかかる映像は、ゾンビ映画にも通じるものがあります。

長い年月を経て前日譚である『遊星からの物体X ファーストコンタクト(2011年)』が公開されました。映像技術の進歩でクリーチャーもリアルになり、恐怖も倍増しています。新旧のクリーチャーの表現の違いも楽しめるので、2本続けて観るのがおすすめです。
  

ライフ【2017年】

https://www.youtube.com/watch?v=OBdx_Nn70Ys
2017年公開の密室SFスリラー。ジェイク・ギレンホール、ライアン・レイノルズ、真田広之というキャストの豪華さも話題になりました。

国際宇宙ステーションのクルーが地球外生命体のサンプルを入手。実験を重ねるうちにサンプルが成長し知性を持ち、やがてクルーたちを襲いはじめるという、逃げ場なしの怖すぎる展開に目が離せません。

クリーチャーの姿も不気味で恐ろしいですが、何よりこの"密室"というシチュエーションがより恐怖を大きくします。
名優たちの緊張感ある演技にも注目です。

 

ミミック【1997年】

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ギレルモ・デル・トロ監督による1997年公開のSFスリラー。エイリアンではなく、遺伝子操作によって生み出された人造クリーチャー。

ゴキブリの媒介する伝染病で、多くの人命が奪われている近未来のニューヨーク。そのゴキブリを駆除するために遺伝子操作で生み出された「ユダの血統」と名付けられた新種の昆虫が、ゴキブリを駆除したあと姿を消します。その3年後、ホームレスの大量失踪事件が発覚。その真相を追った先には、「ユダの血統」が凶悪に進化した姿が...。
 
「ユダの血統」が人間に擬態することから「ミミック」というタイトルが付けられたこの作品。クリーチャーの容姿だけでなく「なりすまし」の恐怖も描かれていて、生理的にだけでなく心理的にもゾクゾクする物語です。

グエムル-漢江の怪物-(괴물)【2006年】

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エイリアンやここで紹介した他の作品は全てアメリカ映画ですが、本作はタイトルでもわかるように韓国映画。アジア映画ならではの雰囲気があり、変わり種のクリーチャー映画を観たい方にはピッタリの一本です。

タイトルにもなっているグエムル、この生物はクリーチャーというより怪獣。その造形、生態、動きがとてもリアルに映像化されています。川に流出した化学物質が原因で突然変異した怪物が人々を次々に襲っていきます。

ホラーの要素だけではなく、主人公の家族との絆やコミカルな展開もあり、ホラーが苦手な人にもおすすめの作品です。

 
 
以上、『エイリアン:コヴェナント』にハマった方におすすめのSFクリーチャー映画5選をご紹介しました。映画の中では基本的に恐ろしい存在として描かれているクリーチャーたちですが、生物として見るとなかなかユーモラスで魅力的な存在です。

今回紹介した作品以外にもクリーチャーの登場する作品はたくさんあるので、お好みのクリーチャーを探してみるのも面白いかもしれませんね!