今回は、様々な役を器用にこなす演技派俳優ロバート・ダウニー・Jrの出演映画の中からおすすめの10選を紹介します。
目次
デュー・デート 〜出産まであと5日!史上最悪のアメリカ横断〜【2011年】
あらすじ
妻の出産を5日後に控えていたピーター(ロバート・ダウニー・Jr)は、アトランタ空港で盗難に遭い、飛行機に乗れなくなってしまいます。仕方なく、空港でたまたま出会った俳優の卵・イーサン(ザック・ガリフィアナキス)と共に、車でロサンゼルスに向かうことになるのですが...。
見どころ
『ハング・オーバー』シリーズのトッド・フィリップス監督が繰りなすコメディー・ロードムービー。ぶっ飛んだ行動を繰り返すイーサンに、とにかく笑いが止まりません。ピーターとイーサンの凸凹コンビが繰りなすテンポの良いやりとりが癖になってしまう1本です。
チャーリー・バートレットの男子トイレ相談室【2009年】
あらすじ
偽造の運転免許証を売っていたことがバレてしまい、有名私立高校を退学になったチャーリー(アントン・イルチェン)。編入した公立高校でいじめに合うものの、明晰な頭脳を活かしていじめの経験をビジネスに繋げることに。それは、トイレの個室で不良生徒のカウンセリングをするというものでした。
見どころ
思春期らしい悩みを抱えた高校生の学園映画。家族や恋人にも話せない悩みを抱えた同級生の相談に乗ることで成長していくチャーリーに、つい自分の高校時代を重ねてしまう人もいるのではないでしょうか。編入先のアル中の校長を演じたロバート・ダウニー・Jrは、アル中と向き合う1人の父親として映画に良いスパイスを与えています。
トロピック・サンダー【2008年】
あらすじ
落ち目の俳優タグ(ベン・スティラー)や演技派俳優カーク(ロバート・ダウニー・Jr)らによって、ベトナム戦争を題材にした映画"トロピック・サンダー"を製作することに。わがままな俳優たちのせいでわずか5日で予算オーバーになってしまいますが、何としてでも映画を完成させたい監督は東南アジアのジャングルで撮影を強行します。
見どころ
ベン・スティラー、ジャク・ブラック、ロバート・ダウニー・Jr、と豪華ハリウッドスターが出演するアクションありのギャグコメディ。実在の俳優をパロディした登場人物や、キャストらのふざけたアドリブにクスクスと笑いがこみ上げてくる作品です。主演のタグを演じたベン・スティラーが監督・脚本を務めています。
アイアンマン【2008年】
あらすじ
巨大軍事企業の社長トニー・スターク(ロバート・ダウニー・Jr)は、新兵器のプレゼンテーション中にテロ組織に拉致されてしまいます。新兵器の製造を解放の条件とされたトニーは、敵の目を盗みパワードスーツを開発して脱出。帰国後、兵器開発をやめることを宣言したトニーは、正体を明かさずに犯罪者やテロリストと戦い始めます。
見どころ
今やロバート・ダウニー・Jrの代表作となった本作。マーベルの人気ヒーロー・アイアンマンの誕生が描かれており、天才的な兵器発明家トニーが、命を奪う兵器の開発に疑問を持ち始める心情の変化に注目です。ジョン・ファブローは続編『アイアンマン2(2010年)』でも監督を務めています。
路上のソリスト【2009年】
あらすじ
新聞記者スティーヴ・ロペス(ロバート・ダウニー・Jr)が、ある日公園で出会った弦が2本のバイオリンを演奏するホームレスのナサニエル・エアーズ(ジェイミー・フォックス)。彼に興味を持ったスティーヴは、そのホームレスについての記事を連載することにします。
見どころ
実在するロサンゼルス・タイムズ紙の記者スティーヴ・ロペスが、ホームレスの音楽家ナサニエル・エアーズとの交流を綴った連載コラムを映画化した作品。なんとかしてホームレスの青年を救おうとする、誠実さが溢れる記者スティーヴの姿に胸が熱くなります。
シャーロック・ホームズ【2010年】
あらすじ
19世紀末のロンドン。名探偵のシャーロック・ホームズ(ロバート・ダウニー・Jr)と相棒ジョン・ワトソン(ジュード・ロウ)は、黒魔術で幾度も殺人を犯したブラックウッド卿(マーク・ストロング)を逮捕します。しかしそれから3ヶ月後、処刑されたはずのブラックウッド卿が蘇り、ホームズらは再び巻き起こる殺人事件の解決のため奮闘することになるのでした。
見どころ
ガイ・リッチー監督によるアクション・ミステリー作品。ホームズの推理だけでなく、アクションとして戦闘シーンも満載なので映像自体も楽しめます。ロバート・ダウニー・Jr演じるホームズが、体格では勝てないような相手に頭脳で挑む姿はとても男前なので必見。2012年には、続編『シャーロック・ホームズ シャドウ・ゲーム』も公開されています。
アベンジャーズ【2012年】
あらすじ
神の国アスガルドを追放されたロキ(トム・ヒドルストン)によって、地球が征服されてしまうことを危惧したS.H.I.E.L.D長官ニック(サミュエル・L・ジャクソン)。彼は、特殊能力を持った7人が団結して戦う「アベンジャーズ計画」を実行しますが、超人たちはチームとして戦うことを拒み続けます。果たしてアベンジャーズは地球を守ることができるのか...。
見どころ
大人気ヒーローが一気に集結する『アベンジャーズ』シリーズの第1弾。本作は、マーベルの複数の映画が同じ世界を共有するクロスオーバーとなっており、主役級のヒーローたちが勢揃いしているためマーベル好きには堪らない作品です。それぞれのヒーローの映画とも繋がりがあるので、ぜひチェックしてみてください。
シェフ 三ツ星フードトラック始めました【2015年】
あらすじ
一流レストランで総料理長として働いていたカール(ジョン・ファブロー)は、オーナーとの意見のすれ違いで店を辞めることに。その後、元妻の勧めで息子パーシー(エムジェイ・アンソニー)と訪れた故郷マイアミで、おいしいキューバサンドイッチに出会ったカールは、フードトラックでサンドイッチを移動販売をすることを思いつきます。
見どころ
美味しそうな食べ物や笑顔の人々がたくさん描かれており、観ているだけてハッピーになるロードムービーです。フードトラックで共に働くことによって深まっていく父と子の絆には、涙してしまうこと間違いなし。作中に流れるノリノリなラテン音楽も、カールや周りの人々の幸せな雰囲気にマッチしています。
ジャッジ 裁かれる判事【2015年】
あらすじ
無罪を勝ち取るためには事実をもねじ伏せる、敏腕弁護士のハンク(ロバート・ダウニー・Jr)。彼は、ある殺人事件の容疑者にされた父ジョセフ(ロバート・デュバル)の弁護をすることになります。長年判事として裁判所で働いていたジョセフの無罪を信じていたハンクでしたが、調査を進めるうちに様々な証拠が浮かび上がってくるのでした。
見どころ
絶縁状態にあった父と子の親子愛が描かれた感動作。ロバート・ダウニー・Jrが演じるハンクの父親を支える愛情や、切ない結末には胸が熱くなります。監督を務めたのは、大ヒットコメディ『ウェディング・クラッシャーズ(2005年)』で有名なデビッド・ドブキン。
スパイダーマン ホームカミング【2017年】
あらすじ
アベンジャーズでの活躍で味を占めたピーター(トム・ホランド)は、ニューヨークに戻った後もスパイダーマンとして街を救っていました。アイアンマンのスターク(ロバート・ダウニー・Jr)は、若いピーターの才能を育てようと、新しいスパイダーマンスーツを開発。スーツをもらったピーターは、ヒーローとして認めてもらうために1人で大きな敵に立ち向かいます。
見どころ
15歳のピーターを演じたトム・ホランドのフレッシュさが大好評の『スパイダーマン』シリーズ最新作。早く一人前のヒーローになりたいスパイダーマンと、彼をあっさり嗜めるアイアンマンの掛け合いは必見。進化したスパイダーマンスーツによって、アクションシーンの迫力はさらに増しています。
最後に
以上、どの作品でも個性溢れる演技を見せてくれるロバート・ダウニー・Jrの出演映画10作品を紹介しました。『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー(2018年)』や『アンタイトルド・アベンジャーズ(2019年)』などの最新作にも出演が決まっており、今後の活躍にも期待です。ぜひ、彼の作品をチェックしてみてくださいね!
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