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アリシア・ヴィキャンデルのファンなら押さえておきたい映画10選

今ハリウッドで人気急上昇中の実力派若手女優アリシア・ヴィキャンデル。トム・フーパー監督作「リリーのすべて」の熱演が認められ、第88回アカデミー賞助演女優賞を受賞、2018年には「トゥーム・レイダー ファースト・ミッション」の日本公開を控え、ファッションアイコンとしても注目されています。私生活では俳優マイケル・ファスベンダーと結婚し現在、公私ともに充実中の彼女。

今回はファンなら絶対に押さえておきたい、そんなアリシア・ヴィキャンデルの魅力が詰まった作品を10本ご紹介します。

コードネームU.N.C.L.E.【2015年】

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あらすじ

舞台は冷戦最中の1960年前半。CIAエージェントのナポレオン・ソロ(ヘンリー・カヴィル)とKGBエージェントのイリヤ・クリヤキン(アーミー・ハマー)は本来敵同士。しかし2人は核兵器の拡散を目論む国際的な犯罪組織による犯罪計画から世界の危機を救うべく、お互いに反発しあいながらもドイツ人科学者の娘ゲイビー・テラー(アリシア・ヴィキャンデル)と共に奮闘していきます。

見どころ

全く異なる性格のスパイをそれぞれ演じたヘンリー・カヴィルとアーミー・ハマーのイケメン2人の競演。そしてそんなイケメン2人とバランスを取るかのように、ヒロインを演じるアリシア・ヴィキャンデルのこれでもかというほどの可愛らしさが印象的な本作。ガイ・リッチーが監督しただけあって全体的にお洒落で小粋なスパイ映画に仕上がっています。



ジェイソン・ボーン【2016年】

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あらすじ

世間から姿を消し行方をくらましていたジェイソン・ボーン(マット・デイモン)。彼の元にある情報と彼自身にまつわる真実を告げるため、かつての同僚ニッキー(ジュリア・スタイルズ)がボーンの前に現れます。一方、再び動き出したボーンをCIAエージェントのリー(アリシア・ヴィキャンデル)が追跡していました…。

見どころ

やはり何といってもボーンシリーズお馴染みの、スピード感やキレのあるアクション、そしてスリリングでド派手なカーチェイス、迫りくる追っ手をすんでのところでかわしていく逃走劇は本作も健在。アリシア演じる有能なCIAエージェントのリーの、凛とした雰囲気も作品により緊張感を持たせてくれています。

光をくれた人【2016年】

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あらすじ

孤島で灯台守として働くトム(マイケル・ファスベンダー)とその妻イザベル(アリシア・ヴィキャンデル)。2人は島に流れ着いた赤ん坊を自分たちの子どもとして育てることに。しかし、のちに生みの親であるハナ(レイチェル・ワイズ)と出会う事で夫婦に苦悩が訪れるのです。

見どころ

ロケーションにこだわった美しい風景と、それによって一層引き立つ映画全体を通して描かれるドラマティックなストーリー。繊細な感情の移ろいを見事に表現する演技力を備えた豪華な俳優陣。それら全てが混ざりあって1つの素晴らしい作品を形作っています。残念ながら受賞は逃したものの、第73回ヴェネツィア国際映画祭において最高賞である金獅子賞の有力候補とされたほどの濃密な1作です。

エクス・マキナ【2016年】

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あらすじ

IT企業でプログラマーとして働くケイレブ(ドーナル・グリーソン)は、社長であるネイサン(オスカー・アイザック)の別荘へある実験のために招待されることに。ケイレブはそこでAI搭載の女性型ロボットエヴァ(アリシア・ヴィキャンデル)を披露され、ネイサンの計画する実験に巻き込まれていきます…。

見どころ

第88回アカデミー賞視覚効果賞を受賞したその巧みな映像表現。また作品で女性型ロボットを演じるアシリア・ヴィキャンデルの端正な容姿も、アンドロイドという役の設定に上手くマッチし、作品のSFスリラーという独特の世界観の構築に一役買っています。

二ツ星の料理人【2016年】

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あらすじ

パリの二ツ星レストランで一流シェフとして腕を振るっていたアダム(ブラッドリー・クーパー)。しかし彼は自身のトラブルが原因でレストランを去ることになってしまいます。再び料理人として返り咲くために、周囲の人々に協力してもらいながら再起を図るために奮闘します。

見どころ

一流シェフが再起を図り奮闘する本作。主人公アダムが周囲の人間との関わりを通じながら葛藤し、壁にぶつかりながらも成長していく姿は思わず目頭が熱くなります。ハンサムで腕は一流なのに、気性の粗さ故トラブルを起こしがちなアダム。再び料理の情熱を胸に、栄光を取り戻すため奮闘する姿は必見です。アリシアは本作で、主人公アダムの師匠の娘役を演じています。

リリーのすべて【2016年】

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あらすじ

デンマーク人画家リリー・エルベ(エディ・レッドメイン)は同じく画家である妻ゲルダ(アリシア・ヴィキャンデル)に女性モデルの代役を頼まれます。それをきっかけに自らに内在していた女性性に目覚めていくリリー。妻ゲルダはそんな夫に戸惑いながらも彼を理解し、受け入れていくのでした。

見どころ

男性でありながらも女性としての自分に目覚めていくという、難しい役柄の主人公。そしてそんな夫の姿に戸惑い困惑していきながらも夫を理解し、受け入れていく妻を演じ切ったエディ・レッドメインとアリシア・ヴィキャンデル2人の熱演に注目です。本作でアリシアは第88回アカデミー賞助演女優賞を受賞しています。

ガンズ&ゴールド【2014年】

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あらすじ

服役中だった伝説の強盗ブレンダン(ユアン・マクレガー)。彼は同じく服役していた青年JR(ブレントン・スウェイツ)が刑期を終え出所した後、手助けをしてもらい脱獄を成功させます。ブレンダンとJRの2人は、犯罪組織のボスの指示により金塊を強奪しますが、ボスは彼らを裏切り金塊を独り占めしようとしていました。

見どころ

裏社会の欲望と駆け引きを、巧みに描き出した本作。欲望にまみれた裏社会の住人が、それぞれの思惑を抱えながら周囲の人間を出し抜こうとする心理的な駆け引きや、攻防を描いたスリリングな展開に終始目が離せません。主人公の右腕として活躍する青年JRと恋に落ちる、ターシャを演じたアリシア・ヴィキャンデルの退廃的で危険な魅力も見物です。

ロイヤル・アフェア 愛と欲望の王宮【2013年】

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あらすじ

18世紀デンマーク。精神的な病を抱えた国王クリスチャン7世(ミケル・ボー・フォルスゴー)の侍医として、王の信頼を得たストルーエンセ(マッツ・ミケルセン)は、一方で王妃カロリーネ(アリシア・ヴィキャンデル)とお互いに惹かれ合っていきます。禁断の恋に溺れる2人に待ち受けている運命とは…。

見どころ

王妃と侍医という立場にありながらも惹かれ合い、お互いを求めてしまう2人の禁断の愛を描いています。本作は第62回ベルリン国際映画祭でも高い評価を獲得し、ミケル・ボー・フォルスゴーが男優賞、ニコライ・アーセルとラスマス・ヘイスターバングが脚本賞をそれぞれ受賞しました。

戦場からのラブレター【2014年】

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あらすじ

サマーヴィル・カレッジに入学したヴェラ(アリシア・ヴィキャンデル)は、弟のエドワード(タロン・エガートン)の友人ローランド(キット・ハリントン)と恋に落ちます。しかし第一次世界大戦が勃発。彼らは前線へ送り出されることになってしまいます。ヴェラは彼らを心配し、自らも看護婦として従軍することを志願するのですが…。

見どころ

戦争という悲惨なテーマを扱いながらも、主人公ヴェラを演じ切ったアリシア・ヴィキャンデル。彼女が本作で見せる、時にセリフ以上に雄弁に語る瞳や表情による表現力は一見に値するでしょう。改めて虚しさや力強い意志を感じさせる彼女の瞳の、演技者としての卓越した表現力の高さを伺わせる作品です。

セブンス・サン 魔使いの弟子【2014年】

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あらすじ

封印されていた魔女マルキン(ジュリアン・ムーア)が復活を遂げ、人間社会に恐怖と闇をもたらします。魔使いマスターのグレゴリー(ジェフ・ブリッジス)は特殊能力を持つと言われる一族の7番目の息子トム(ベン・バーンズ)と共に、魔物を倒し世界に平和を取り戻すべく旅に出ます。

見どころ

残念ながら日本では劇場未公開になってしまったものの、演技力の備わった非常に豪華な俳優陣が顔を揃えています。ジュリアン・ムーアが演じた、復活を遂げた恐ろしい魔女とは対照的に、アリシア・ヴィキャンデル演じる魔女は彼女のあどけない顔立ちも相まって、非常にチャーミングな表情を見せています。

最後に

以上、数々の女優賞にノミネートされ、ついにはオスカーを受賞した実力派若手女優アリシア・ヴィキャンデルのオススメ作品をご紹介いたしました。

どの作品にも共通するのは、彼女のあどけなくて愛らしい魅力と、コロコロと表情を変える喜怒哀楽の表現力、時に台詞以上に雄弁に語りかける彼女の強い目力です。今後ますます活躍していくであろう彼女から目が離せませんね。