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『アイアンマン』徹底解説!あらすじとキャスト紹介

今やヒーローアクションの金字塔とも言えるマーベル映画。マーベルの世界では個性豊かなヒーローたちが活躍し、その分だけ物語が無数に存在します。

マーベル・エンターテイメント公式Instagramアカウント(@marvel)より

そんな数あるシリーズの中でも、アイアンマンとキャプテン・アメリカの顔は最もよく知られているでしょう。今回はそのうち、子どもから大人まで大人気な『アイアンマン』シリーズを徹底解説します!シリーズ第1作目から最新作の見どころとともに、あらすじとキャストを振り返っていきます。

マーベル・シネマティック・ユニバースって?

マーベル社独自でマーベル・コミック作品をまとめ、クロスオーバーを軸に映画製作をしていこうと企画されたのが、"マーベル・シネマティック・ユニバース=MCU"です。

マーベル・エンターテイメント公式Instagramアカウント(@marvel)より

MCUではヒーロー同士の世界観を共有しています。そのため個々のヒーローを取り上げた単体作品に他のヒーローが出演したり、1人では立ち向かえない強大な敵が現れたときには"アベンジャーズ"として集結し、力を合わせて戦ったりするのです。

マーベル・エンターテイメント公式Instagramアカウント(@marvel)より

そのMCUを構成する一連の映画作品の中でも、『アイアンマン(2008年)』は第1作目の作品となり、その後に公開されたマーベル作品の礎を築いたといっても過言ではありません。

『アイアンマン』シリーズの中心人物

トニー・スターク/ロバート・ダウニー・Jr

『アイアンマン』シリーズの主人公であるアイアンマンとして悪と戦うのが、トニー・スターク。アメリカに本社を置く大企業「スタークインダストリーズ」の社長です。

マーベル・エンターテイメント公式Instagramアカウント(@marvel)より

父親であるハワード・スタークの死後、多大な遺産と会社の経営権を手にしたトニーは、持ち前の天才的な頭脳で様々なイノベーションを起こします。

アイアンマンとして活躍するようになってからはその手腕を活かして、自身のパワードスーツに常に改良を加えています。

はじめは自宅や本社ビルで大掛かりに取り付けていたパワードスーツも、シリーズを追うごとにだんだんと簡略化し、今や自身の体内に埋め込んだチップを使って出先でいつでもスーツを呼び出せ、脱着も自由となっています!

twitter.com@Iron_Man

そんなアイアンマンことトニー・スタークを演じるのは、個性派俳優として名を馳せるロバート・ダウニー・Jrです。

ロバート・ダウニー・Jr公式Instagramアカウント(@robertdowneyjr)より

当時はまだ日本では知名度がなかったものの、『アイアンマン』のヒットにより一躍人気ハリウッドスターに。その後も『シャーロック・ホームズ』シリーズなどで主役を務めるなど、今後の活躍にも期待がかかります。

ペッパー・ポッツ/グウィネス・パルトロー

スタークインダストリーズの社長トニー・スタークを隣で支えるのが、秘書のペッパー・ポッツです。

twitter.com@Iron_Man

とても生真面目な彼女は、その美貌はもちろん秘書としても優秀で、お茶目で破天荒なトニーとは正反対の性格をしています。しかしだからこそ調和が取れているとも言え、時に2人の掛け合いは見ている者の笑いを誘います。

トニーとは曖昧な関係に留まっていましたが、3作目では同棲をしていたことから恋仲にあったことが分かりますね。

twitter.com@Iron_Man

そんな敏腕秘書のペッパーを演じるのは、アメリカ出身の女優グウィネス・パルトロー。

グウィネス・パルトロー公式Instagramアカウント(@gwynethpaltrow)より

1995年のブラッド・ピット主演映画『セブン』でその美貌に注目が集まり、『恋におちたシェイクスピア(1998年)』では第71回アカデミー賞主演女優賞しています。

私生活ではイギリスの人気ロックバンド「コールドプレイ」のボーカル、クリス・マーティンと結婚したことで世間を賑わせたことも記憶に新しいですね。2人の子どもに恵まれるも、残念ながら2014年に離婚してしまいました。

ハロルド・"ハリー"・ホーガン(ハッピー)

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スタークインダストリーズの社長トニー・スタークのボディガード兼ドライバーを務めるのがハロルド・"ハリー"・ホーガン、通称ハッピーです。

小太りのちょっとチャーミングな外見でコメディリリーフ的な役割を担うことの多い彼ですが、実は元ボクサーでトニーのトレーニングパートナーを務めたり、『アイアンマン2』では"ブラック・ウィドウ"ナターシャと共に研究所へ乗り込み、おぼつかないながらも堂々と警備員と渡り合っています。

また『スパイダーマン』シリーズにおいてもトニーの使いとして、ピーターのサポート役として重要な役割を果たしています。

そんなハッピーを演じるのはジョン・ファヴロー。なんと、実は映画『アイアンマン』の監督も務めています。

元はコメディアン志望だったジョン・ファヴローは俳優として小さな役などもこなしながら、映画監督、プロデューサーとして頭角をあらわし、他のアイアンマンシリーズやアベンジャーズシリーズなどにも製作総指揮として名を連ねています。

ジャービス(J.A.R.V.I.S)

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トニー・スタークの周辺を人間として支えるのが秘書のペッパーや運転手のハッピーならば、アイアンマンスーツの運用・戦闘、果ては自動化された住まいの管理まで任されているのがジャービス(J.A.R.V.I.S)です。

トニーが開発した人工知能(AI)で、アイアンマンだけでなく住居や研究所の管理からトニーの話し相手まで、身の回り全てをサポートする執事のような存在です。
『アベンジャーズ エイジ・オブ・ウルトロン』でウルトロンによって破壊されたジャービスは、その後なんと肉体を得て新ヒーローのヴィジョンとして生まれ変わります。

ジャービスの声優を担当したのはロンドン出身の俳優ポール・ベタニー。面白いことにジャービスが生まれ変わったヴィジョンも、ポール・ベタニー本人がそのまま演じています。

私生活ではなんとあの女優ジェニファー・コネリーと結婚。再婚であるジェニファーの連れ子も含めて三人の子供がいます。

アイアンマン【2008年】

アイアンマン
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あらすじ

トニー・スターク(ロバート・ダウニー・Jr)は、兵器販売会社の若社長。開発したミサイル「ジェリコ」のデモンストレーションをした帰り道に、テロリストに襲われ拉致されてしまいます。トニーの胸には爆発物の破片が残ってしまい、助かるためにトニーはテロリストに「ジェリコ」を作るよう命じられます。しかし、兵器を作るふりをしてアーマースーツを開発し、逃走に成功します。

自分の兵器によって人の命が奪われるのを目の当たりにしたトニーは兵器の開発から撤退することを決心。トニーは、動力源を小型化した胸のアークリアクターや、作ったスーツを改良して悪との戦いに身を投じることになります。

見どころ

テロリストに天才エンジニアが1人で立ち向かう、マーベル・コミック原作のヒーローアクション。他のマーベル作品と大きく違うところは、主人公が開発した「アークリアクター」という装置以外にファンタジー要素が含まれていないということ。そのため、物語のほとんどが現実世界での出来事として頭にスッと入ってくるので、非常に受け入れやすいストーリー構成になっています。

特徴的なのは、同じマーベルヒーローと比べても、ハルクやキャプテンアメリカは改造人間、ソーは神様の世界の王子、Xメンはミュータント(遺伝的に進化した人類)であるのに比べ、トニーの場合は"生身の人間"であるということ。ちなみに他のアベンジャーズ作品の製作にも携っているジョン・ファヴローが監督を務め、作中ではトニーの運転手ハッピー役として登場しています。

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ジョン・ファヴロー公式Instagramアカウント(@jonfavreau)より

原作との違いについて

映画版では、原作と異なる点がいくつかあります。まず、アイアンマンが誕生する場所ですが、原作ではベトナムとなっていますが、映画では中東に変更されています。

マーベル・エンターテイメント公式Instagramアカウント(@marvel)より

また、作中に登場する「ジャービス」と呼ばれるアイアンマンを支えるAIは、原作ではトニーの父ハワードの代から使える人間の執事として描かれています。さらに、今作のヴィランとして描かれるアイアンモンガーは、スターク社の乗っ取りをたくらむ一事業家として原作に登場したキャラクターです。

アイアンマン2【2010年】

アイアンマン2
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あらすじ

トニー・スターク(ロバート・ダウニー・Jr)がアイアンマンであるということを明かして間もなく、アイアンマンほど破壊力がある兵器を個人が所有していいのかという議論が起こります。人格者としては認められなかったトニーは、所有するにふさわしくないと判断され、アーマーを軍事用に引き渡すことを命じられてしまうのでした。

アイアンマンスーツを渡すつもりのないトニーはそれを断り、スターク社社長の座を秘書ペッパー(グゥイネス・パルトロウ)に託して悪との戦いを続けることに。一方今は亡きかつてのアークリアクター共同開発者の息子イワン(ミッキー・ローク)は、トニーを逆恨みし自らリアクターを作ることで復讐することを誓うのでした。

見どころ

前作『アイアンマン』の大成功をきっかけに制作が決定された第2作目。監督は前作に続きジョン・ファブロー。また、この後の『アベンジャーズ』シリーズでも活躍する俳優陣が続々登場します。

ローズ大佐は今作よりドン・チードルが演じることになり、スカーレット・ヨハンソン演じるブラック・ウィドウも本作で初登場しています。

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ニック・フューリー(サミュエル・L・ジャクソン)、フィル・コールソン(クラーク・グレッグ)が前作に引き続き登場しており、後のクロスオーバー作品へのつながりが随所に見られます。

次作以降のマーベル作品へのつながり

『アイアンマン』シリーズと『アベンジャーズ』シリーズは、同時系列で繋がる作品。『アベンジャーズ』シリーズでは、本作で登場するキャストが、アベンジャーズ計画でトニー・スタークを調査対象とするところが描かれています。

その後、『インクレディブル・ハルク(2008年)』、『マイティー・ソー(2011年)』、『キャプテンアメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー(2011年)』、『アベンジャーズ(2012年)』へと続き、ここまでがマーベル独自での企画となるMCUのフェイズ1とされています。

アイアンマン3【2013年】

アイアンマン3
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あらすじ

ニューヨークで劇的な勝利を飾ったアベンジャーズの戦いから1年後。トニーは戦いによる後遺症に悩まされ、次々とアーマーを開発するとともに、アーマーに依存する生活を送っていました。その頃、アメリカではマンダリン率いる爆弾テロ組織「テン・リングス」が横行。巧妙な手口で爆弾の後を1つも残さない彼らの捜査は難航します。

そんな中、トニーと同棲中のペッパー(グウィネス・パルトロー)に近づく謎の男キリアン(ガイ・ピアース)を不思議に思ったトニーの運転手ハッピー(ジョン・ファヴロー)は、彼を尾行することに。そこで彼が見たものは、キリアンが浮浪者へある薬を与え、飲んだ人間が爆発する光景でした。

見どころ

前作までは、どちらかというと軽いノリが目立つヒーローだったトニーが、今回は全体を通してシリアスな戦いを繰り広げます。監督を務めたのはシェーン・ブラック。脇役としての映画出演経験や、『リーサル・ウェポン』シリーズの脚本家としての経験が評価されています。

主要キャストは前作から続投。日本公開時のキャッチコピーは「さらば、アイアンマン」ですが、今後のアベンジャーズ作品へ向けて、主人公の心理的な転換点があると捉えると納得のフレーズです。MCUのフェイズ2のオープニングを飾る作品として、申し分ない輝きを放っています。

様々な特徴を備えたスーツがたくさん登場

twitter.com@Iron_Man

今作の鑑賞ポイントは、いろいろな種類のアーマーが登場すること。特殊な環境下で活躍できるもの、飛行速度が速いもの、放射線に耐えられるもの、土木工事用など色や形が様々なアーマーが作られています。また、トニーの意識やジャービスの誘導によってアーマー単独での戦闘が可能になるなど、前作からの進化が見られます。

例えばこちらのアイアンマン・マーク38"イゴール"。

twitter.com@Iron_Man

このイゴールは、従来の細身のアイアンマンスーツでは対応できないような、圧倒的パワーが必要な場面で活躍します。本作のラストシーンでは、倒壊しかけていた港の足場を支えていましたね!ゴツいボディとブルーのカラーリングが否応なく男心をくすぐります。

ちなみに『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン(2015年)』では、一度暴れだすと誰も手がつけられないハルクを抑えるためだけの専用機"ハルクバスター"が登場します。

マーベル・エンターテイメント公式Instagramアカウント(@marvel)より

最後に

アベンジャーズには、シールド長官のニック・フューリーやキャプテンアメリカなどヒーローたちを統率するキャラクターが何人かいますが、アイアンマンはいつも物語の中心人物。自らの才能とアーマーによって、生身の人間がアベンジャーズのリーダー的存在として活躍する姿に誰もが憧れてしまいます!これから続くマーベル作品を楽しむためにも、ぜひチェックしてみてください。