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映画・ドラマ『伊藤くん A to E』公式Instagramアカウント（@ito_kun_atoe）より
スラッとしたスタイルと甘いマスクを生かして、ラブストーリーから犯罪映画までどんな役でもこなす実力派俳優です。1月12日に公開した『伊藤くん A to E』はもちろん、映画好きなら必ず知っておきたい岡田将生が出演する映画を10作品ご紹介します。
目次
天然コケッコー【2007年】
あらすじ
小中学校合わせて6人しか生徒がいない田舎の学校に、東京から大沢（岡田将生）が転校してきます。そよ（夏帆）は初めての同級生である大沢の都会の雰囲気に喜びますが、大沢は冷たい態度であしらいます。そんな中、海水浴の帰り道に起こったある出来事によって、そよの気持ちに変化が起き始めます。
見どころ
生まれてからずっと田舎で育ったそよと、都会から転校してきた大沢の甘酸っぱい恋愛を描いた本作。当時有名ではなかった岡田将生が主演に大抜擢され、一躍名を轟かせました。さらに夏帆にとっても映画初主演作となり、夏帆と岡田将生の初々しい演技や、田舎のほのぼのとした雰囲気が楽しめる作品になっています。
ホノカアボーイ【2009年】
あらすじ
恋人にフラれたショックで大学を休学したレオ（岡田将生）。その後、かつて恋人と訪れたハワイ島のホノカアの映画館で、映写技師として働くことに。風変わりだけど心優しく温かいホノカアの住人と出会い、人を愛おしく思う心や大切な言葉を胸に成長していきます。
見どころ
本作は、カバンメーカーPorter Classicの代表を務める吉田玲雄が、自分自身のハワイ滞在時の経験を綴ったエッセイ「ホノカアボーイ」を映画化したものです。岡田将生をはじめ、倍賞千恵子など豪華キャストが出演。ハワイならではの料理や映像、音楽などをたっぷりと堪能できる心温まる優しい人間ドラマです。
重力ピエロ【2009年】
あらすじ
遺伝子の研究をしている泉水（加瀬亮）と、芸術的な才能を持つ弟・春（岡田将生）は父親と3人暮らし。2人が住む町では謎の放火事件が起こっていました。ある日、町中のグラフィティアートを消して回っていた春は、放火のすべてがグラフィティアートがあった場所で起こっていることに気づきます。春は泉水と放火事件の謎を解き明かそうとしますが、徐々に家族の謎も明らかになっていくのでした。
見どころ
本作は伊坂幸太郎によるベストセラー小説「重力ピエロ」を映画化したもので、連続放火事件の裏に隠された真実を解き明かすミステリーです。加瀬亮を主演に迎え、その弟として重要な役を担った岡田将生の演技は必見。重いテーマではあるものの、2人が演じる兄弟の関係にはどこか温かさも感じます。数々の伏線が1つに繋がるその結末に圧倒されること間違いなし。
僕の初恋をキミに捧ぐ【2009年】
あらすじ
幼い頃から重い心臓病を患う逞（岡田将生）と、その主治医の娘・繭（井上真央）は小学生の頃に「大人になったら結婚する」と約束をしていました。しかしある日、逞は自分が20歳までしか生きられないことを知ります。繭のことを幸せにできないと悟り、繭を遠ざけるように全寮制の高等学校へと進学しますが、それを追って繭も同じ高校へ入学するのでした。
見どころ
絶対に叶わないとわかっていても懸命に恋をする2人の切ないラブストーリー。岡田将生と井上真央を主演に迎え、『ただ、君を愛してる（2006年）』、『Life 天国で君に逢えたら（2007年）』などの話題作を世に送り出した新城毅彦が監督を務めた作品です。キャストの演技力と美しい映像に後押しされた切なく甘酸っぱい2人の恋は涙なしでは観られません。
告白【2010年】
あらすじ
中学校のホームルームで教壇に立つ担任・森口悠子（松たか子）は、自分の娘がこのクラスの生徒に殺されたという衝撃的な告白しました。彼女曰く犯人は2人。その2人にAとBという仮名をつけて語っていきますが、クラスメイトはその特徴から犯人を断定し、クラスには妙な空気が広がっていきます。森口はそれを気に留めることなく、事件の全貌を話すのでした。
見どころ
2009年に本屋大賞を受賞し大ヒットした、湊かなえのベストセラー小説「告白」を映画化。その過激な内容と描写からR15+指定を受けたものの、38億円という興行成績を収めました。岡田将生は森口の後任となった寺田良輝（ウェルテル）として、事件のことを知らずに熱血指導をすることで、クラスの崩壊に拍車をかけていく滑稽な役を演じています。
悪人【2010年】
あらすじ
長崎の外れに住む土木作業員の清水祐一（妻夫木聡）は、世間を騒がせている保険外交員・石橋佳代（満島ひかり）殺しの犯人でした。最初は大学生の増尾圭吾（岡田将生）が疑われていましたが、次々と出る証拠から警察の目は清水に向くように。清水は出会い系サイトを通じて知り合った馬込光代（深津絵里）とともに逃避行を繰り広げます。
見どころ
本作は、吉田修一の同名小説を李相日監督によって映画化したヒューマンミステリー。モントリオール世界映画祭ワールド・コンベンション部門で、深津絵里が最優秀女優賞を受賞して話題になりました。岡田将生は普段のイメージとはかけ離れた、裕福で性格が悪い大学生・増尾圭吾役を演じています。本当の悪とは何なのかということを問いかけられる作品です。
潔く柔く【2013年】
あらすじ
高校1年生の花火大会の夜、思いを通じ合わせていた幼馴染のハルタ（高良健吾）を交通事故で亡くしたカンナ（長澤まさみ）は、新しい恋ができなくなってしまいました。そんな中、映画宣伝会社で働き始め、赤沢禄（岡田将生）と知り合います。禄の失礼な態度や無遠慮な態度に反発していたカンナですが、禄にも辛い過去があったことを知り、禄を気にかけるようになっていきます。
見どころ
本作は、男女ともにファンが多い、いくえみ綾の同名漫画の実写化。数々の話題作に出演してきた長澤まさみと岡田将生がW主演を務めました。大切な人を失った女性が、1人の男性との恋愛を通して前に進んでいく様子を温かく描いています。劇中の衣装やインテリアも趣があり、視覚的にも楽しる作品です。
エイプリルフールズ【2015年】
あらすじ
亘（松坂桃李）と一晩だけの関係を結び、子どもを身ごもってしまった対人恐怖症のあゆみ（戸田恵梨香）。そのことを亘に打ち明けるも、エイプリルフールだからと信じてもらえず、亘は麗子（菜々緒）とイタリアンレストランに出かけてしまいました。あゆみは追いかけるようにレストランへと向かいますが…。
見どころ
本作はドラマ『リーガルハイ』シリーズの脚本・古沢良太と石川淳一監督がタッグを組み、戸田恵梨香と松坂桃李をはじめとする豪華キャストにより制作された作品です。あゆみと亘以外にも、お金持ちの老夫婦や、少女誘拐などが複数のストーリーが同時進行していきます。短編集のように継ぎ接ぎになっている話が最後に繋がるという巧妙な構成となっており、最後まで目が離せません。
何者【2016年】
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h3>あらすじ
就職活動の情報交換のために集まった5人。人間観察が好きな拓人（佐藤健）、おちゃらけているように見えて将来を真面目に考えている光太郎（菅田将暉）、光太郎の元カノで拓人が想いを寄せる瑞月（有村架純）、意識は高いが結果が出ない理香（二階堂ふみ）、その彼氏で就活はしないと言いながらも焦りを隠せない隆良（岡田将生）。それぞれが模索しながら就活に臨み、自分の思いや悩みをSNSに吐き出します。
見どころ
本作は平成生まれの作家・朝井リョウによる同名小説が原作。岡田将生は就活をすることをやめ、「自分の世界を広げたい」と口では言うものの現実を見て焦りを感じる隆良を演じています。SNSをキーワードとして就活に挑む大学生5人を描いており、それぞれが抱く思いが複雑に交錯していきます。
伊藤くん A to E【2018年】
映画・ドラマ『伊藤くん A to E』公式Instagramアカウント（@ito_kun_atoe）より
あらすじ
落ち目の脚本家・矢崎莉桜（木村文乃）は講演会を開き、参加した女性の恋愛相談を新しい脚本のネタにしようとしていました。4人の恋愛相談を受けることにした莉桜でしたが、相談に乗っているうちに彼女たちを振り回している男が「伊藤」という同一人物だと気が付きます。さらにその「伊藤」は、莉桜が講師を務めるシナリオスクールの生徒・伊藤誠二郎（岡田将生）だということを知るのでした。
見どころ
監督は『余命一ヶ月の花嫁（2009年）』、『ナミヤ雑貨店の奇蹟（2017年）』を手掛けた廣木隆一。岡田将生は、容姿端麗、自意識過剰、無神経の28歳フリーターで、4人の女たちと主人公の莉桜を振り回す異質なキャラクターを演じました。モンスター級のイタい男と女たちの姿が描かれた衝撃の恋愛ミステリー映画。Netflixではオリジナルドラマも制作されています。
最後に
イケメンだけど演じる役はどこか"残念な役"が多く、そのギャップもまたファンを魅了しているのかもしれません。ここで紹介したものは、岡田将生の魅力があふれ出している素晴らしい作品ばかり！しかし、だまだ岡田将生の注目の作品はたくさんありますので、ぜひ色々な作品を観てくださいね！
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