今回はジム・キャリーの魅力が感じられる作品を、出演している映画の中から10作品紹介したいと思います。
目次
マスク【1995年】
あらすじ
奥手で引っ込み思案な銀行員スタンリー・イプキス(ジム・キャリー)はある日、職場の帰り道で謎の仮面を手に入れます。何とその仮面は顔にはめた人が不思議な力を手に入れるものでした。仮面の力で日頃のうっぷんを晴らしたり恋した女性を口説いていたスタンリーは、次第にその仮面の力を恐れるようになります。
見どころ
監督はチャック・ラッセル。やはりジムキャリーの代表作といえばこの作品でしょう。アカデミー賞で視覚効果賞にノミネートされて、2005年には続編の『マスク2』が公開されています。ストーリーもわかりやすいので、子どもから大人まで楽しめます。
ジム・キャリーはMr.ダマー【1995年】
あらすじ
リムジンの運転手であるロイド(ジム・キャリー)は、令嬢のメアリー(ローレン・ホリー)に一目惚れしてしまいます。そしてある日の事、彼はメアリーが空港にスーツケースを置き忘れていくところを目撃します。彼は相棒のハリー(ジェフ・ダニエルズ)とともに彼女がいるアスペンへスーツケースを届けようとしますが、実はスーツケースには秘密があったのです。
見どころ
ピーター・ファレリー監督による作品。1994年のゴールデンラズベリー賞にノミネートされ、1995年のMTVムービー・アワードではキャリーが最優秀コメディパフォーマンス賞を受賞し、キャリーとホリーの接吻シーンには「ベストキス賞」が贈られました。ロイドとハリーのバカげた会話や、やりとりには思わず笑ってしまいます。
ライアー ライアー【1997年】
あらすじ
やり手弁護士のフレッチャー(ジム・キャリー)はどんなに不利な裁判も嘘をつくことで勝訴にします。ある日フレッチャーは他の弁護士が断った難しい裁判を快く引き受けることになります。しかし一方、息子のマックスは何度も約束を破る嘘つきな父を悲しく思い「1日でいいから、パパが嘘つきませんように」と願いごとをするのです。すると不思議なことに、フレッチャーは本当に嘘がつけなくなってしまいました。果たして大事な裁判が控えているフレッチャーの運命は。
見どころ
トム・シャドヤック監督による作品。第55回ゴールデングローブ賞を受賞しました。次々と平気で嘘をつく男をジム・キャリーが演じていますが、お調子者の役が見事にハマっています。フレッチャーとマックスの親子愛にも注目です。
トゥルーマン・ショー【1998年】
あらすじ
シーヘブンという島で暮らす鉾円会社のセールスマン、トゥルーマン・バーバンク(ジム・キャリー)。ある日彼は自分の周りの人たちや街が全て作り物であり、自分の生活が番組として全世界に放送されていることに気付きます。
見どころ
ピーター・ウィアー監督による作品。ゴールデン賞を受賞をした他、ヒューゴー賞、サターン賞も受賞しました。ジム・キャリー演じるトゥルーマンは水恐怖症なのですが、最後のシーンでは彼が水に立ち向かうシーンが描かれています。凡な男が次第に成長していくところに注目です。
ブルース・オールマイティ【2003年】
あらすじ
何をやっても思い通りにならないテレビレポーターのブルース(ジム・キャリー)。神様は彼に全知全能の力を与えます。その後、彼はその力を使い見事長年夢見てたメインキャスターに。しかし、一方で恋人の心は彼から離れていき…。
見どころ
トム・シャドヤック監督による作品。北アメリカ国内での興行収入は2億4000万ドルを超え、2007年には続編『エバン・オールマイティ』が作られました。人の心を掴むために必要なものは何なのか、と考えさせられる映画です。
エターナル・サンシャイン【2005年】
あらすじ
ジョエル(ジム・キャリー)とクレメンタイン(ケイト・ウィンスレット)は恋人同士ですが、ある日些細なことで口論に。ジョエルは仲直りのためにプレゼントをもって彼女に会いに行くと、赤の他人のような扱いを受けてしまいます。実はクレメンタインは記憶を除去する手術を受けていたのです。ショックを受けたジョエルは自分も同じ手術を受けますが、2人の幸せな思い出ばかり浮かんできて…。
見どころ
ミシェル・ゴンドリー監督による作品。第77回アカデミー賞、第65回ゴールデングローブ賞を受賞しました。ジム・キャリーと言えば爆笑必至のコメディ俳優ですが、今回の作品ではシリアスな演技が魅力です。
レモニー・スニケットの世にも不幸せな物語【2005年】
あらすじ
長女のヴァイオレット(エミリー・ブラウニング)と真ん中の弟クラウス(リーアム・エイケン)、末っ子の妹サリー(カラ・ホフマン/シェルビー・ホフマン)の3兄弟は火事で両親が死んだため孤児になってしまいました。遺産を管理するミスター・ポー(ティモシー・スポール)が紹介した後見人、オラフ伯爵(ジム・キャリー)は遺産を手に入れるためにあらゆる手を使って3兄弟を追い詰めようとします。
見どころ
ブラッド・シルバーリング監督による作品。ジムキャリーの名脇役ぶりが素晴らしいです。意地悪な雰囲気を出しつつ、それでいてユーモア溢れる演技が見どころです。ディズニー映画のように子どもから大人まで楽しめる作品です。
マジェスティック【2007年】
あらすじ
ある日のこと、新人脚本家であるピーター(ジム・キャリー)は事故を起こしてしまいます。気がついた時には彼は知らない町にいたうえ、記憶を失っていました。町では第二次世界大戦に出征し行方不明になった英雄ルークと間違われ、大歓迎を受けるのでした……。
見どころ
フランク・ダラボン監督による作品。ジム・キャリーお得意の面白いシーンはもちろん、彼がクライマックスで演じるシーンには胸が熱くなり思わず涙が出てきます。
イエスマン "YES"は人生のパスワード【2009年】
あらすじ
銀行員のカール・アレン(ジム・キャリー)はあらゆることに後ろ向きで、仕事でも人付き合いでも「ノー」が口癖です。しかし、ひょんな事から参加することになったセミナーで受けた教えから、どんなことにもイエスと言うように。それがきっかけで次第にカールの運気は上がっていきますが…。
見どころ
ペイトン・リード監督による作品。カールがイエスを口癖にする事で、次々と上手くいくのを見ているとポジティブな気分になります。ジム・キャリーの朗らかな演技と、映画の結末にも注目です。
フィリップ、きみを愛してる!【2010年】
あらすじ
警察官のスティーブン(ジム・キャリー)はある日事故で命を落としそうになりますが、なんとか一命を取り止めました。それを機に彼は自分がゲイであることを家族に告白、新しい人生をスタートします。しかし、スティーブンはその後詐欺で捕まってしまいます。投獄された刑務所の中で青年のフィリップ(ユアン・マクレガー)と出会い、恋に落ちてしまうのです。
見どころ
グレン・フィカーラ監督による作品。第62回カンヌ国際映画祭監督週間部門、第25回サンダンス映画祭プレミア部門出品されました。今回の作品ではゲイ役を演じたジム・キャリー。卓越した演技力は、見ているこちらにまで感情の機微が伝わってくるほどです。
最後に
ジム・キャリー出演の映画10選をご紹介いたしました。
コメディでのイメージが強い彼ですが、こうしてみると様々な顔を持つカメレオン俳優とも言えるでしょう!もし知らない作品がありましたら、ぜひ観てみてはいかがでしょうか!
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