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【レア・セドゥ出演映画13選 】ミステリアスなフランス人女優レア・セドゥ出演作品おすすめ13選

『マリー・アントワネットに別れを告げて』や『ミッション・インポッシブル』に出演のフランス人女優レア・セドゥ。

レア・セドゥ公式Instagramアカウント(@leaseydoux_genuine)より

彼女の魅力は可愛らしいのにどこかミステリアス。少女と大人の女性が同居している雰囲気ではないでしょうか。そんなレア・セドゥの出演しているおすすめ作品を10作ご紹介します。

美しいひと【2008年】

美しいひと
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あらすじ

パリの高校に通うジュニー(レア・セドゥ)は、早くに母親を亡くし親戚の家に引き取られていました。同居している従兄弟の友人たちは、ジュニーに興味を示していましたが、彼女は別の男子学生オットー(グレゴワール・ルプランス=ランゲ)と付き合うことに。そんな中、高校の教師とも親密な関係となったジュニーに嫉妬し失望したオットーは、校舎から飛び降り自殺を図ります。

見どころ

今作は、17世紀末に書かれたフランス小説「クレーヴの奥方」を現代に置き換え映像化された作品です。本物の愛を見つけながらも、最後までまっとうしなかった16歳の女の子をレア・セドゥが演じています。冬のパリの灰色がかった街並みと、内容の重々しさがうまくリンクしたフランス映画です。



ミッドナイト・イン・パリ【2011年】

ミッドナイト・イン・パリ
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あらすじ

スランプに陥ったアメリカ人小説家のギル(オーウェン・ウィルソン)は、婚約者とその両親と共にパリを訪れます。旅先でことごとく婚約者と意見が食い違ったギルは、酔っ払って1人真夜中のパリをさまよいます。時計がちょうど0時を回った頃、鐘が鳴り、目の前に止まった車に連れて行かれた先は、なんと1920年のパリだったのです。

見どころ

タイムスリップした主人公が出会うのは、歴史上の有名人たち。なんともびっくりな発想を映像にしたのは、これまで何度もアカデミー賞にノミネートされている、俳優で監督のウディ・アレン。この作品で脚本と監督を務めた彼は、アカデミー賞で脚本賞を受賞しました。レア・セドゥの出演はわずかなシーンですが、彼女の存在感は抜群です。

ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル【2011年】

ミッション:インポッシブル
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あらすじ

ロシア中枢のクレムリンで謎の爆破事件が起こり、IMFの諜報員イーサン・ハント(トム・クルーズ)と、その仲間に疑いがかけられます。米国大統領により「ゴースト・プロトコル」が発令され、米国政府の関与を否定すべく、イーサンたちの記録は抹消されてしまいます。政府に見捨てられたイーサンたちでしたが、真犯人を探すため不可能なミッションに立ち向かいます。

見どころ

トム・クルーズ主演の有名なスパイ映画。ハラハラする展開のシリーズ作品です。この作品でレア・セドゥが演じるのは、冷酷な殺し屋です。映画の中の彼女の冷たい無表情、人間味がなく冷酷さが感じられる演技力に注目です。

マリー・アントワネットに別れを告げて【2012年】

マリー・アントワネットに別れを告げて
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あらすじ

舞台は1789年7月のヴェルサイユ。王妃マリー・アントワネット(ダイアン・クルーガー)の朗読係である少女シドニー(レア・セドゥ)は、王妃に心酔し、近くでお仕えできることに、喜びを感じていました。そんな彼女の気持ちを知ってか知らずか、フランス革命勃発の日、王妃は友人で愛人のポリニャック夫人(ヴィルジニー・ルドワイヤン)をスイスに逃がすため、シドニーに身代わりを命じます。

見どころ

この映画は、マリー・アントワネットではなく、朗読係の少女が主役として描かれている珍しい作品です。マリー・アントワネットに全てを捧げる少女の痛々しい愛情は、とても息苦しくさえ感じられ、映画全体の雰囲気も重たいものとなります。ほとんどのシーンを、実際のヴェルサイユ宮殿で撮影され、表現される贅沢な世界観は見事で、歴史が動いた日の舞台裏を、垣間見たような気持ちにさせられる映画です。

シモンの空【2012年】

シモンの空
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あらすじ

12歳のシモン(ケイシー・モッテ・クライン)は、姉のルイーズ(レア・セドゥ)とアルプスの高級スキーリゾート地で貧しい2人暮らし。シモンが観光客から盗んだものを売りさばき、その日暮らしをしていました。失業中の姉ルイーズは、弟の稼ぎに頼って男と遊んで暮らす日々を送っていましたが、それでも姉の喜ぶ顔が見たくて、盗みを重ねる弟シモン。そんな2人には重大な秘密があって…

見どころ

母親の愛情に飢えた少年と、子どもの愛情に甘えた母親の悲しくも切ない家族の物語。2人の日常を淡々と描き、次第に真の関係性が明らかになります。胸を締め付けるような2人の愛情のすれ違いがとても切なく、曖昧な結末が余韻を残します。第62回ベルリン国際映画祭で特別銀熊賞に輝いた作品です。

アデル、ブルーは熱い色【2013年】

アデル、ブルーは熱い色
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あらすじ

女子高生のアデル(アデル・エグザルホプロス)はある日、髪をブルーに染めた美大生エマ(レア・セドゥ)と出会います。芸術家肌のエマは魅力的で、どんどん彼女に惹かれていくアデル。初めは自分の新たな一面に戸惑いますが、徐々に恋に落ちていき、お互いの両親にも紹介します。自由な家庭で育ったエマと保守的な家庭で育ったアデル。根本的な価値観の違いは少しずつ大きくなり…

見どころ

普通の女子高生が、青い髪の美大生と運命的な恋に落ち、激しく求め合い傷つけ合う恋愛映画。気持ちがすれ違ってしまい、孤独感にも苛まれますが、今までにない経験を通して、少女が大人の女性として成長していくという物語です。大胆な性描写も話題となりました。第66回カンヌ国際映画祭パルムドール受賞作品です。

美女と野獣【2014年】

美女と野獣
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あらすじ

ある日、商用で旅をしていた商人の父親は、森の中で不思議な古城を見つけ、末娘ベル(レア・セドゥ)のために赤いバラを1本盗んでしまいます。しかし、バラを盗んだことが城の主に見つかってしまい、殺されそうになりますが、1日だけ家に帰る猶予を与えられます。すぐに戻らなければならない父親の身代わりとして、ベルは自ら古城に向かいます。そしてベルが古城に着くと、そこにいたのは、見たこともない恐ろしい野獣でした。

見どころ

不朽の名作「美女と野獣」。レアが主演を務める本作では、王子が野獣に変えられてしまった、過去の悲しい物語まで掘り下げています。愛する人を殺してしまい野獣に変えられた王子と、恋に落ちるヒロインというありきたりなストーリーではありますが、レアの瑞々しい魅力を堪能できる作品です。

サンローラン【2014年】

サンローラン
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あらすじ

1960年代のパリ。世界中の女性を美しくしたいという想いで、若きイヴ・サンローラン(ギャスパー・ウリエル)は、生涯のパートナーでもあるピエール(ジェレミー・レニエ)とともに、精力的にコレクションを発表します。しかし、常に大きなプレッシャーと戦い続けた彼は、次第にドラッグやアルコールに溺れるようになり、遂に1枚のデザイン画さえも描けなくなってしまうのです。

見どころ

モードの帝王と呼ばれた、フランスの有名デザイナー「イヴ・サンローラン」の半生を描いた作品。華やかなファッションの世界に君臨した一人の才能あるデザイナーの、若き日の苦悩が伝わってくる映画です。トップクリエイターゆえの孤独感と、プレッシャーに押しつぶされてしまう彼を、レア・セドゥ演じるルルが支え、ブランドのミューズとなりました。

007スペクター【2015年】

007スペクター
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あらすじ

MI6の工作員ジェームズ・ボンド(ダニエル・クレイグ)は、休暇中のメキシコで不祥事を起こしてしまい、全ての任務から外されたボンドでしたが、ある古い写真の謎を解くため、単身ローマに渡ります。訪れたローマで、悪名高い犯罪者の元妻ルチア(モニカ・ベルッチ)と出会い、悪の組織スペクターの存在を知ります。スペクターの壊滅を目指し、その鍵となる女マドレーヌ・スワン(レア・セドゥ)を追い…。

見どころ

この作品でレアが演じるのは、ボンドガールの1人マドレーヌ。彼女は、悪の組織スペクターの謎を解く鍵という重要な役割を担います。今回の007では、フランス人のレアと、イタリア人のモニカ・ベルッチという、2大女優が演じる華やかなボンドガールにも注目です。

たかが世界の終わり【2016年】

たかが世界の終わり
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あらすじ

余命僅かなことを家族に伝えるために、12年ぶりに帰郷した作家のルイ(ギャスパー・ウリエル)。そんなこととは知らない家族たち。久しぶりに帰ってくる息子のために一生懸命準備をする母親、素気ない態度の兄、ルイとは初対面の兄の妻、そして久々の再会に喜ぶ妹。夕食の時間になり、12年ぶりの家族の団欒でしたが、離れていた期間が長すぎた家族の溝は、なかなか埋まりません。ルイは自分の命が尽きようとしている事実を家族に伝えようとしますが…。

見どころ

この映画は、レアのみならず、マリオン・コティヤールや、ヴァンサン・カッセルなど、フランス出身の世界で活躍する俳優たちが出演する豪華な作品です。実力派の俳優たちが、家族の葛藤をリアルに描きながらも、絶対に切れない家族の愛をうまく表現しています。第69回カンヌ国際映画祭グランプリ受賞作品です。

ルルドの泉で【2008年】

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大病を患いずっと車いすで暮らしているクリスティーヌ(シルヴィー・テステュー)は、奇跡の水が湧き出る聖地・ルルドへ向かいます。
ルルドには辛い思いを抱えた人々や純粋に観光にきている人など、たくさんの人が奇跡を求めてやってきていました。するとクリスティーヌはルルドの奇跡によって、なんと歩けるようになるのでした。
クリスティーヌは人生を楽しみ始めますが、それを知った人々は様々な感情をクリスティーヌに向けてきて…。

見どころ

歩けるようになったことで人生を謳歌し始めるクリスティーヌと、それに嫉妬心を向ける人々の心の動きが繊細に描かれています。
さらに、実際に存在するカトリックの巡礼地でもあるルルドの泉にも注目です。観光地としても人気でフランスでは一番のパワースポットといわれており、パワースポット特有の独特の雰囲気も本作の見どころの一つです。

ロブスター【2016年】

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独身と人間は、捕まってホテルへ連れていかれてしまいます。
その中で、45日以内にパートナーを見つけなければ、なんと動物に変えられてしまうというのです。ホテルに送られたデヴィッド(コリン・ファレル)は、パートナー探しをしなければいけなくなります。
その異様な雰囲気にデヴィッドはホテルから逃げ、独身の人達がいる森へ行きます。そこで女性に恋をするのですが、それはルール違反で…。

見どころ

この作品はカンヌ国際映画祭でも賞を獲得した、異色のロマンティックコメディーです。
独身であることが許されないという世界で生きる主人公の、葛藤や禁断の恋が描かれています。主人公は恋をした女性と結ばれることが出来るのか…というところも見どころです。
パートナーを見つけなければ動物に変えられ森へ放たれてしまうという設定が、今までにない独特の世界観を放っていて注目の映画です。

007 ノー・タイム・トゥ・ダイ【2020年】

ボンド(ダニエル・クレイグ)は、現役を引退してジャマイカで静かな生活を楽しんでいました。
そんな中、旧友であるフィリックスライターがボンドに助けを求めたことをきっかけに、生活は一変します。フェリックスは「誘拐された科学者を助けてほしい」とボンドにお願いするのです。
旧友の頼みに協力することになるボンドでしたが、恐ろしい最新技術を持った黒幕を追いかけることになり…。

見どころ

大人気シリーズである007シリーズ待望の25作目の作品です。
現役復帰をして大きな敵へと立ち向かうボンドの姿が、非常にかっこよく描かれています。さらに出演陣の豪華さもまた見どころの一つです。
旧友のフェリックスは、シリーズの慰めの報酬以来の出演、さらにシリーズ史上もっともやばい敵という役どころを、映画ボヘミアンラプソディで主演を演じ一躍有名になったラミ・マレックが演じているところにも注目です。

最後に

若い頃から往年の女優のような風格を醸し出すレア。そんな彼女の魅力を堪能できる映画をご紹介しました。フランス映画は苦手という方もいらっしゃるかも知れませんが、彼女の出演作品はどれも秀逸で楽しめる内容となっています。フランスのみならずハリウッドでも活躍するフランス人女優レア・セドゥの今後の活躍に注目です。