目次
ブーリン家の姉妹【2008年】
あらすじ
16世紀のイギリス。国王ヘンリー8世(エリック・バナ)が妻との間に男児が誕生しないことに悩んでいるという噂を聞きつけたブーリン卿(マーク・ライアンス)。彼は富と名声を手に入れるため、長女アン(ナタリー・ポートマン)を国王の愛人として差し出すことに。しかしヘンリーが心惹かれたのは、すでに結婚していた妹のメアリー(スカーレット・ヨハンソン)でした。
見どころ
ナタリー・ポートマンとの初共演となった作品。スカーレット・ヨハンソンは、努力をして自分を磨く姉と異なり、何もしなくても男性を惹きつける控えめな女性を演じました。近年アクション女優としてのイメージが強い彼女が、純粋な女性を演じている姿が見られるラブロマンスです。
私がクマにキレた理由【2008年】
あらすじ
就職活動に失敗してしまったアン(スカーレット・ヨハンソン)。ある日、事故からミスターX(ローラ・リニー)の子どもグレイヤー(ニコラス・アート)を助けたことをきっかけに、彼のベビーシッターをすることに。セレブで家事を何一つしないミスターXと、わがままなグレイヤーに振り回される毎日を過ごす中で、アンはグレイヤーの心の傷に気づくのでした。
見どころ
エマ・マクローリンとニコラ・クラウスによるベストセラー小説「ティファニーで子育てを」を映画化したヒューマンドラマ。ニューヨークで素敵な仕事をして成功しようとしていたアンが、憧れていたセレブの家族と生活をすることで、大切なことに気づいていく姿が描かれています。思わず自分の姿と重ねて、家族のあり方を考えさせられる1作です。
そんな彼なら捨てちゃえば?【2009年】
あらすじ
長年恋人のいないジジ(ジニファー・グッドウィン)は、友人のジャニーン(ジェニファー・コネリー)から紹介してもらったコナー(ケヴィン・コナリー)とデートをすることに。しかし、コナーはアンナ(スカーレット・ヨハンソン)という女性に想いを寄せており、そんなアンナは偶然出会ったジャニーンの夫ベン(ブラッドリー・クーパー)に惹かれているのでした。
見どころ
少しずつ絡まり合う9人の男女の恋愛模様が描かれた作品。3人の女性が抱える恋愛の悩みを、インタビュー形式で他の経験者にも聞いていくという、一風変わった構成になっています。人気ドラマシリーズ『セックス・アンド・ザ・シティ』のグレッグ・ベーレントとリズ・タシーロが脚本を手掛け、男女の恋愛に対する価値観の違いがコメディタッチで描かれている部分に注目です。
それでも恋するバルセロナ【2009年】
あらすじ
学生時代から親友同士であったヴィッキー(レベッカ・ホール)とクリスティーナ(スカーレット・ヨハンソン)は、バカンスでバルセロナへいくことに。恋愛の価値観が全く違う2人でしたが、バルセロナで偶然出会った画家のフアン・アントニオ(ハビエル・バルデム)に徐々に惹かれていくのでした。
見どころ
レベッカ・ホール、スカーレット・ヨハンソン、ペネロペ・クルスと、豪華女優陣が出演。ヴィッキーとクリスティーナの一夏の恋が描かれており、バルセロナの素敵な街並みや眩しい太陽によって、全体的におしゃれな雰囲気漂うラブストーリーに仕上がっています。フアンの元妻を演じたペネロペ・クルスは、存在感のある演技でアカデミー賞助演女優賞を受賞しました。
アンダー・ザ・スキン 種の捕食【2014年】
あらすじ
謎の女(スカーレット・ヨハンソン)は、道行く男たちに声をかけては部屋に連れ込み、彼らはその後闇に飲まれ皮だけを残して消えていきます。そんな恐ろしい行動を繰り返していた女でしたが、ある時自分がレイプされそうになったことをきっかけに、自分の中に潜む黒い何らかの生命体に気付くのです。
見どころ
謎の生命体としての視点で描かれた作品。そのため役者のセリフがほとんどありませんが、スコットランドの街や森林などの映像美が作品の雰囲気を高めています。本作は、スカーレット・ヨハンソンが初のフルヌードにも挑戦したことでも話題になっており、一味違った彼女を知ることができる1本です。
her/世界でひとつの彼女【2014年】
あらすじ
近未来のロサンゼルス。ライターの仕事をしていたセオドア(ホアキン・フェニックス)は、長年一緒に暮らした妻キャサリン(ルーニー・マーラ)に別れを告げられ、想いを断ち切れず過ごしていました。そんなある日、人工知能型OSに興味を抱き購入したセオドアは、実態のない女性サマンサ(スカーレット・ヨハンソン)に心惹かれていきます。
見どころ
声だけの出演だったにも関わらず、ヒロインとして人工知能型OSをスカーレット・ヨハンソンがリアルに表現しています。アカデミー賞脚本賞を受賞した本作は、まるで近い将来の世界を描いているような現実味のある設定だと話題になりました。劇中の設定のように、現実世界でもAIと恋愛する時代が来るかもしれないと考えさせられる作品です。
LUCY/ルーシー【2014年】
あらすじ
ごく普通に生活していたルーシー(スカーレット・ヨハンソン)は、ある日マフィアの闇取引に巻き込まれ、密輸のために体にある物質の入った袋を埋め込まれてしまいます。しかしアクシデントでその物質が体内に流れ出してしまい、それが原因でルーシーの脳の機能が覚醒。次々に彼女の超人的な能力が解放されていきます。
見どころ
リュック・ベッソン監督によるSFアクション映画。「普段10%しか機能していない脳の機能が100%に覚醒したら?」という斬新なテーマから、終始想像力を掻き立てられるストーリーです。覚醒し強くなっていくルーシーの変容を器用に再現したスカーレット・ヨハンソンの演技は圧巻。
シェフ 三ツ星フードトラック始めました【2015年】
あらすじ
ロサンゼルスにあるレストランで一流シェフとして働いていたカール(ジョン・ファヴロー)。ひょんなことから彼はオーナーと口論になり、店を辞めることに。元妻に勧められ訪れた故郷のマイアミで、美味しいキューバサンドウィッチに出会ったカールは、息子のパーシー(エムジェイ・アンソニー)と共にサンドウィッチの移動販売を始めます。
見どころ
マイアミからロサンゼルスまで旅をしながら移動販売をするロードムービー。美味しい食べ物や幸せな人々がたくさん登場し、父と子の絆が描かれた心温まる作品です。自分を信じて思い通りに人生を進めていくカールに、自らの背中を押されること間違いなし。
シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ【2016年】
あらすじ
各地で繰り広げられるアベンジャーズの戦いによる被害が問題になり、政府はアベンジャーズを国際的な政府組織の管理下に置き、許可なしでの活動を禁止することに。この処置に賛成するアイアンマン(ロバート・ダウニー・Jr)と、自発的に活動をするべきだと考えるキャプテン・アメリカ(クリス・エヴァンス)は対立してしまいます。
見どころ
本作でS.H.I.E.L.D.に所属するスパイ、ブラック・ウィドウを演じたスカーレット・ヨハンソンは、『アベンジャーズ』シリーズでアクション女優としての地位を確立しました。アベンジャーズのリーダー的存在であるアイアンマンとキャプテン・アメリカが対立する本作では、それぞれのヒーローがどのような思いで戦っているのか、その感情の機微に注目です。
SING/シング【2017年】
あらすじ
寂れてしまったシアターのオーナー、ムーン(マシュー・マコノヒー)は、かつての栄光を取り戻すため賞金付きの歌唱コンテストを開催します。手違いにより"賞金10万ドル"と書かれたポスターがばらまかれたことから参加者が殺到。しかしリハーサル当日、賞金が用意されていないことがバレてしまい…。
見どころ
可愛らしい動物たちが歌唱コンテストで奮闘する姿を描いたミュージカルアニメ。『わたしに会うための1600キロ(2015年)』のリース・ウィザースプーンや、『キングスマン(2015年)』で有名になったイケメン俳優タロン・エガートンが惜しみ無く美声を披露しています。ヤマアラシのアッシュの声優を務めたスカーレット・ヨハンソンの貴重な歌声も聴けるのでぜひチェックしてください。また日本語吹き替え版でも、内村光良、長澤まさみ、山寺宏一など豪華な声優陣が話題になりました。
最後に
幅広い作品でそれぞれの役所を巧妙に演じ分けるスカーレット・ヨハンソン。そんな彼女の魅力が詰まった出演作品を10本紹介しました。2018年には、日本を舞台にしたストップモーション・アニメ映画『犬ヶ島』で声優の出演が決まっています。映画への出演が絶えない人気女優スカーレット・ヨハンソンの様々な作品をチェックしてみてくださいね!
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