アメリカ発のストリーミングサービスで、様々なジャンルの映画やドラマなどを観ることができる、Netflix。
既存の作品はもちろん、独占配信やオリジナル映画にも力を入れていて今人気上昇中の映像配信サイトです。今回はそんなNetflixで観ることができる映画の中からおすすめの19作品を紹介します。
目次
- 1 舟を編む【2013年】
- 2 ピンポン【2002年】
- 3 海街diary【2015年】
- 4 ヘルタースケルター【2012年】
- 5 告白【2010年】
- 6 ソーシャル・ネットワーク(The Social Network)【2011年】
- 7 キック・アス(Kick-Ass)【2010年】
- 8 TIME(In Time)【2012年】
- 9 マトリックス(The Matrix)【1999年】
- 10 はじまりのうた(Begin Again)【2014年】
- 11 バクマン。【2015年】
- 12 新宿スワン【2015年】
- 13 悪の教典【2012年】
- 14 モテキ【2011年】
- 15 悪人【2010年】
- 16 英国王のスピーチ(The King's Speech)【2011年】
- 17 ゴーン・ガール(GONE GIRL)【2014年】
- 18 最強のふたり(Intouchables)【2012年】
- 19 マンマ・ミーア!(Mamma Mia!)【2009年】
舟を編む【2013年】
本屋大賞を受賞した三浦しをんの同名小説を映画化。新しい国語辞典「大渡海」を編集することになった馬締(まじめ)光也の人間模様とその奮闘を描いたヒューマンドラマ。
松田龍平が主人公の馬締を、宮﨑あおいが彼の良き理解者であるヒロインの林香具矢をそれぞれ演じているほか、小林薫、オダギリジョーなど名優が脇を固めているのも見どころとなっています。「変人」と噂されるほど真面目一直線の馬締が、その類まれな几帳面さと執着力を活かして国語辞典をつくりあげていく恋あり笑いありの秀作です。
ピンポン【2002年】
松本大洋の同名漫画を原作に、窪塚洋介、中村獅童、香港俳優のサム・リーが出演したことでも話題になった青春スポーツ映画。
神奈川県藤沢市を舞台に片瀬高校で卓球に明け暮れる幼馴染のペコとスマイルの成長と友情のストーリー。そんな彼らが他校の最強ライバルたちと熱いラリーを繰り広げるのが見どころのひとつです。個性派俳優たちが漫画と瓜二つのキャラになりきり必殺技を炸裂。その対決シーンは圧巻で、独特のカメラワークや映像表現を駆使して松本漫画の世界観を表現しています。
海街diary【2015年】
吉田秋生による漫画を原作に、映画「誰も知らない」「そして父になる」などファミリードラマで名だたる賞に輝いた是枝裕和が監督。綾瀬はるか、長澤まさみ、夏帆、そして広瀬すずと若手実力派女優陣が「四姉妹」を演じて話題になりました。
父の訃報をきっかけに神奈川県鎌倉市で一緒に暮らすことなった姉妹の悲喜こもごもを描いています。懐かしさの残る鎌倉の風景や、腹違いの四女浅野すずを演じる広瀬の天真爛漫な演技も魅力のひとつです。第39回日本アカデミー賞最優秀作品賞を受賞した名作。
ヘルタースケルター【2012年】
5年ぶりに銀幕復帰を果たした沢尻エリカが主役を務め、過激な濡れ場やヌードを披露した衝撃作。監督は独自の映像表現で写真家としても成功を収めている蜷川実花。
同名漫画を原作に、全身整形で絶世の美女に変身した人気ファッションモデルりりこの壮絶な生き様を描いています。大森南朋、寺島しのぶ、水原希子、綾野剛など豪華俳優陣が脇を固めているのも見どころ。公開当時は蜷川の鮮やかな色彩表現と沢尻の鬼気迫る演技を一目見ようと女性ファンが大勢劇場に足を運びました。興行収入20億円を超えるヒット作です。
告白【2010年】
ベストセラー作家・湊かなえの同名小説を映画化。監督は「下妻物語」「嫌われ松子の一生」などでスタイリッシュな映像表現を得意とする中島哲也。
娘を殺された中学校教師森口悠子を松たか子が演じ、事件に関わった生徒やその周辺人物たちの「告白」をもとに徐々に真実を浮き彫りにしていくミステリー映画です。事故死と判断された森口の幼いひとり娘役は芦田愛菜。はたして森口は娘の復讐を遂げることができるのか。緊張感あふれるストーリー展開に目が釘付けになること必至です。
ソーシャル・ネットワーク(The Social Network)【2011年】
SNSサイト「Facebook」を生んだ実業家マーク・ザッカーバーグの半生を描いたハリウッド映画。アカデミー賞を受賞するなど批評家に好評の作品でもあります。監督は「セブン」で知られる名匠デヴィッド・フィンチャー。彼はネットフリックス発の「ハウス・オブ・カード 野望の階段」の製作総指揮を担うなど精力的に活躍しています。
ハーバード大学に通う若きザッカーバーグが、ひょんなことから作った女子学生の格付けサイト「Facemash」。それが大反響を呼んだことから彼の成功譚がスタートします。
キック・アス(Kick-Ass)【2010年】
同名コミックの実写化作品。アメコミヒーローにあこがれる少年がヒーローになろうと思い立ち、自ら「キック・アス」と名乗って悪党を成敗していく。他にもクロエ・グレース・モレッツ演じるキュートな女性ヒーロー「ヒット・ガール」など賛同者と協力して活躍していきます。
ニコラス・ケイジ、マーク・ストロングなど渋い俳優陣が脇を固めるのも見どころ。監督は「X-MEN: ファースト・ジェネレーション」「キングスマン」などでメガホンを取ったイギリス出身のマシュー・ヴォーンです。
TIME(In Time)【2012年】
近未来、テクノロジーの進歩により「時間」が通貨の単位として売買される世界。富裕層は永遠に近い寿命を手に入れる一方、貧民はわずかな命を生きながらえるという衝撃的な設定のSF映画。
シンガーソングライターとしても有名なジャスティン・ティンバーレイク演じる主人公の青年が、裕福な男の時間を手に入れたことから起こる騒動を描くアクションサスペンス。監督のアンドリュー・ニコルは「ガタカ」で近未来の遺伝子操作を題材にするなど現代の社会問題を暗示する作品を多く手掛けています。
マトリックス(The Matrix)【1999年】
仮想現実世界を舞台に人類と機械の壮絶な戦いを描いたSFアクション。斬新な映像表現と衝撃のストーリーで映画界だけでなく各方面にも影響を及ぼし、社会現象にもなりました。主演のキアヌ・リーブスをはじめ、ローレンス・フィッシュバーンやキャリー=アン・モスらがレザーのシックなコスチュームに身を包み、派手なガンアクションを見せつけるシーンは圧巻の一言。
監督は性転換したウォシャウスキー姉妹、製作は有名なアクション映画を多く手掛けるジョエル・シルバー。4億ドルを超える世界興行収入をたたき出したブロックバスター映画で、アカデミー賞も多数受賞しました。
はじまりのうた(Begin Again)【2014年】
イギリスからニューヨークへやってきたシンガーソングライターのグレタが、NYの街でたくましく生きていく姿を描いています。恋人の裏切りで失意のどん底に突き落とされたグレタは持ち前の音楽の才能を活かし、マーク・ラファロ扮する音楽プロデューサーと二人三脚でチャンスを掴んでいきます。
主演は「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズでも知られる英国女優のキーラ・ナイトレイ。劇中で流れる「Lost Stars」がアカデミー賞の歌曲賞にノミネートされるなど美しい音楽も魅力です。公開当初は全米5館での上映でしたが、口コミ評価から瞬く間に1300館で上映されることになった佳作でもあります。
バクマン。【2015年】
週刊少年ジャンプで連載されていた人気作品を原作に実写映画化。主役は佐藤健と神木隆之介のW主演。
当然ネットなどで話題になりましたが、その話題になった内容とは「2人の役が逆ではないか?」という論争。確かに原作を読んでみると2人の役は逆な気がしますが、それにはちゃんと配役を決めた大根仁監督なりの理由がありました。見た目で決めたのではなく演じる2人が「持っている資質」を考えてのこと。しかし、この配役は賛否両論。実際に自分の目で見てどちらが正解か確認してみてください。
新宿スワン【2015年】
金髪で歌舞伎町のスカウトマンという普段のイメージからかけ離れた役に挑戦したのは、寡黙で優しい雰囲気を漂わせる綾野剛。この新宿スワンも人気漫画が原作となっており、綾野剛の他にも山田孝之や沢尻エリカなど豪華キャストが出演し注目されました。
ストーリーの面白さだけではなく、スカウトマンの世界がリアルに表現されているとネットでも話題になった作品です。出演キャスト全員が原作キャラに似ていると高評価されており、特に伊勢谷友介演じる主人公の上司「真虎」が完全に役をモノにしているといわれ原作ファンからも評価が高いです。
悪の教典【2012年】
元AKB48の大島優子が試写会にてあまりの残虐性に途中退場したことで大きな話題となったサイコホラー。原作は「このミステリーがすごい!2011年版第1位」「週刊文春ミステリーベスト10 2010年度第1位」と、ミステリージャンルで高い評価をされベストセラーとなりました。
映画の方も原作をほぼ忠実に再現しているので、非常にバイオレンスな映像を見ることができます。狂気の殺人鬼を演じたのは「海猿」などで正義の味方のイメージが強い伊藤英明。今までとは全く違った別の顔を見せる伊藤英明の迫真の狂気演技には圧倒されます。
モテキ【2011年】
主人公は森山未来演じるモテない草食系男子の藤本幸世。夢もなく彼女もなくお金もない主人公が新たにモテキを迎えるところから物語は始まります。
映画版のモテキは、ドラマ版から1年後を描いた完全オリジナルストーリー。突如やってくるモテキ、次から次へと攻めてくる魅力的な女性達に翻弄されながらも、必死にチャンスを掴もうとする姿に自然と笑いが込み上げてきます。中でも松尾美由紀役である長澤まさみの演技は今までの清純なイメージを一掃し、凄くセクシーで妖艶です。長澤まさみのエロ可愛さを見るためだけでも一見の価値があります。
悪人【2010年】
キャッチコピーは「誰が本当の悪人なのか」。この重く深いストーリーに気が付けば夢中になる人もいれば、全く共感できずに終わるという賛否両論な映画。ストーリーがつまらないというわけではなくそれぞれの人間の本質が表現されているため、どうしても共感できる部分とできない部分が出てくるのが理由です。
この映画で連続殺人犯という悪人を演じるのは妻夫木聡。ドラマなどで見せる明るい表情とは全く違う姿が印象的です。馬込光代を演じる深津絵里はこの作品で、モントリオール世界映画祭ワールド・コンベンション部門にて最優秀女優賞を受賞しています。人間の本質に迫ったこの作品、あなたの目には誰が悪人に映りますか?
英国王のスピーチ(The King's Speech)【2011年】
幅広い役柄をこなすコリン・ファースが吃音をもった英国皇室王子、のちの英国王ジョージ6世を演じます。苦手なスピーチを克服するため、ローグ(ジェフリー・ラッシュ)が言語療法士として治療にあたり、ユニークな治療法で王子の心を開いていきます。時は第二次世界大戦開始前夜、ナチスドイツのヨーロッパ侵攻で緊張する国民を鼓舞するため、国王として一世一代のスピーチに臨みます。2人の名優が演じる王子とローグのやりとりが絶妙です。
ゴーン・ガール(GONE GIRL)【2014年】
主演ロサムント・パイクは非常に綺麗で優しい雰囲気のある女優ですが、この映画での凍り付くような表情には思わず引いてしまい、夫婦で夫役のニック(ベン・アフレック)もかすんでしまうほどです。
彼女扮する妻エイミーがある日突然失踪します。周囲は夫ニックに同情し、エイミーの捜索に協力するのですが、途中からニックの浮気が発覚してニックはエイミー殺害の容疑者に。可哀そうなエイミーに思えますが、ここから起こるどんでん返しの展開に最後まで目を引かれます。
最強のふたり(Intouchables)【2012年】
頸椎損傷の障害で車いす生活を送る大富豪フィリップ(フランソワ・クリュゼ)と、失業保険欲しさで介護人の募集に応じたドリス(オマール・シー)という『Intouchables』(アントゥーシャブル=仏語の原題で「触れ合うはずのない」)二人の話です。富豪ゆえの下心や、障害者への偏見を持つことなくフィリップに接するドリス。フィリップもドリスの過去の経歴や育ちに無関心で、邪心なく付き合う二人の気持ちが心地よく伝わって来るハートフルな秀逸映画です。
マンマ・ミーア!(Mamma Mia!)【2009年】
今や伝説となった世界のスーパーポップグループ「ABBA」の曲をベースにしたミュージカルの映画化。
ギリシャのエーゲ海にある絶景の島での結婚式が舞台。式の準備に追われるシングルマザーのドナ(メリル・ストリープ)とその娘ソフィ(アマンダ・サイフリッド)の前に、なんと3人の父親候補が登場するというコミカルなストーリーになっています。物語もさることながら、ABBAの数々の名曲がエーゲ海をバックに流れる映像だけでも堪能モノです。
いかがでしたか?映画だけではなくドラマやアニメ、多様なジャンルを楽しめるNetflix。ご紹介した中からだけではなく、自分好みの作品を探してみてくださいね。
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