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Netflixでしか見られないオリジナルドラマは、いち動画配信サイトのオリジナル作品とは思えないほどの圧倒的なクオリティーで知られています。他にも、ウェントワース・ミラー主演の脱獄ドラマ『プリズン・ブレイク』、熱狂的な支持を集めるサバイバルドラマ『ウォーキング・デッド』など、有名作もきっちり抑えられているんです。
そこで今回は、今Netflixで観るべきアクションドラマ10作品を紹介します！
目次
24 -TWENTY FOUR-【2001-2014年】
あらすじ
CTU（テロ対策ユニット）に所属する凄腕捜査官ジャック・バウアー（キーファー・サザーランド）は、大統領候補デイビッド・パーマー（デニス・ヘイスバート）がテロリストに狙われているとの情報を入手します。ジャックの迅速な対処により大統領候補は無事だったものの、なんと犯人はジャックの妻と娘を誘拐。果たしてジャックは愛する家族をテロリストから救うことができるのでしょうか。
見どころ
アメリカや日本のみならず全世界で大ヒットした海外ドラマです。ストーリーがリアルタイムで進行し、1話が1時間、1シーズンが24話＝1日を描いた物語として完結するという手法が大きな話題になりました。捜査官、大統領、テロリストの行動が群像劇のように複雑に絡み合い、予想外の展開が最終話まで続きます。2017年に放送されたリブート版『24:レガシー』も同様に大ヒットを記録しました。
ウォーキング・デッド【2010年-】
あらすじ
逃走犯による銃弾で昏睡状態になった保安官リック・グライムズ（アンドリュー・リンカーン）。病院で目を覚ました彼が目撃したのは、文明が崩壊してウォーカー（ゾンビ）だらけになった世界でした。彼は警察署から武器を持ち出し、妻と息子の避難先と思われるジョージア州アトランタを目指すことに。人間の血を求めて迫り来るウォーカーと戦いながら、果てしない道を歩み続けるのです。
見どころ
2017年、最新作シーズン8がアメリカで放送開始されたばかりの大ヒット海外ドラマ。崩壊した世界でウォーカーから逃れる旅が描かれ、陽気な韓国人青年グレン（スティーヴン・ユァン）や寡黙なタフガイ、ダリル（ノーマン・リーダス）など、個性豊かなキャラクターが登場します。主要キャラクターが悲惨な死を遂げることも少なくないシビアなシナリオの中で、登場人物たちがどこまで生き延びられるのかとハラハラ見守るのも楽しみ方の1つと言えるでしょう。また人類vsウォーカーのバトルだけではなく、様々な思惑が交錯する主人公グループと敵グループによる人間たちの縄張り争いにも引き込まれます。
マイノリティ・リポート【2015年】
あらすじ
2065年、アメリカ合衆国ワシントンDC。11年前に犯罪予防局は、予知能力者「プリコグ」の働きによって、事件が起こる前に犯罪者を逮捕する「犯罪予備システム」の開発に成功しました。ところが当時の局長が悪用したことが発覚したため組織は解散。犯罪が起こってから捜査する手法に戻りましたが、かつて犯罪予防局に所属していた青年ダッシュ・パーカー（スターク・サンズ）は全ての記憶を抹消されたものの、断片的に予知能力が残っていました。人里離れた場所でひっそりと暮らしていた彼は正義感の強い女性刑事ララ・ヴェガ（ミーガン・グッド）と出会い、犯罪者から市民を救いたいという思いが一致したことから捜査に協力することになるのでした。
見どころ
トム・クルーズ主演映画『マイノリティ・リポート（2002年）』は2054年が舞台でした。ドラマではその11年後となる2065年の世界が描かれており、映画版を監督したスティーヴン・スピルバーグがなんとエグゼクティヴ・プロデューサーを担当しています。スピルバーグの映画がドラマ化されるのはこれが初です。近未来的な色味を出すために当時最新のCG技術が使用されており、その圧倒的な映像美にも注目できます。
プリズン・ブレイク【2005-2017年】
あらすじ
副大統領の弟を暗殺した容疑で逮捕されたリンカーン・バローズ（ドミニク・パーセル）は殺人容疑で死刑判決を受け、フォックスリバー州立刑務所に収監されてしまいます。そんなリンカーンの弟マイケル・スコフィールド（ウェントワース・ミラー）は無実の兄を救うため、銀行強盗を行い同じ刑務所に潜入。マイケルはIQ200の頭脳と全身に入れた刑務所設計図のタトゥーを使い、兄の救出と脱獄計画を着々と進めていくのです。
見どころ
デンジャラスな看守と囚人だらけの刑務所からの脱獄。困難を極めるミッションの数々をマイケルが知恵を絞ってクリアしていく姿には目を見張ります。囚人たちの個性が随所に光り、その過去が明らかになっていく過程も興味深いです。シーズン4で一度完結するものの、それから8年後の2017年にまさかの電撃復活を果たしシーズン5がアメリカで放送された、根強い人気を持つ海外ドラマです。
THE FLASH/フラッシュ【2014-2017年】
あらすじ
科学施設の大事故によって起こった落雷により、昏睡状態になってしまった警察の鑑識助手バリー・アレン（グラント・ガスティン）。90日後に昏睡状態から目覚めた彼は、地上最速で走ることができるスキルを手に入れていました。バリーはその力を使って、彼と同じように特殊能力を持つ犯罪者たちから街を守るための戦いに身を投じます。
見どころ
マーベル・コミックと双璧をなすDCコミックスの大人気キャラクター、フラッシュの活躍を実写ドラマ化した作品。当時最新のCGを駆使し、フラッシュの爆走を完全ビジュアル化することに成功しています。また本作は同じくDCコミックスのキャラクターであるグリーンアローが主人公の海外ドラマ『ARROW/アロー（2012年）』のスピンオフ作品として制作され、舞台となる世界観を共有しています。
GOTHAM/ゴッサム【2014-2017年】
あらすじ
犯罪の絶えない危険な街として知られるゴッサム・シティで、富豪夫妻の殺人事件が発生。残された一人息子ブルース・ウェイン（デヴィッド・マズーズ）は殺人課刑事ジェームズ・ゴードン（ベンジャミン・マッケンジー）と出会います。ゴードンは殺人犯の逮捕を誓い、事件解決に全力を尽くす事に。
見どころ
やがてバットマンとして暗躍することになるブルース・ウェインの少年期が描かれた作品。バットマンの登場しないバットマン世界という舞台設定が非常にユニークで、アメコミファンは必見の内容です。もともと第1シーズンは16話で完結する予定だったのですが、あまりの人気のため22話まで制作されました。2017年9月から最新となる第4シーズンがアメリカで放送されています。
Zネーション【2014-2017年】
あらすじ
突如起こったゾンビの大量発生により、人類は絶滅の危機を迎えます。大統領は死亡し、アメリカ政府は崩壊。3年後、特殊部隊デルタフォースの兵士マーク・ハモンド（ハロルド・ペリノー・ジュニア）は、ゾンビに噛まれながらもゾンビ化しなかった唯一の生存者マーフィ（キース・アラン）を確保します。マークの任務は、マーフィの血を使ってワクチンを開発するためにニューヨークからカリフォルニアまで彼を護送すること。かくして、追いすがるゾンビをかいくぐりつつの、危険すぎるアメリカ横断の旅が始まります。
見どころ
Zネーションでは男性、女性、老人、赤ん坊など様々なゾンビが人間を襲いに来るため、バラエティに富んだゾンビ像を楽しむことができます。また、ゾンビウイルスの抗体を持った男性を絶対に守り抜かなければならないというシリアスな面もありつつ、皮肉交じりのコメディ要素もふんだんに盛り込まれており、緩急のついたストーリー展開で一気に観進めてしまいます。
デアデビル【2015-2016年】
あらすじ
少年時代、不慮の事故で放射線を浴び、視力を失ってしまったマット・マードック（チャーリー・コックス）。時は経ち、目が見えないまま大人になったマットは弁護士となり社会的に立場が弱い人の手助けをしていました。しかしそれは世を忍ぶ仮の姿。夜にはマスクを被ったクライムファイターとして、事故の際に身に着けた超人的な感覚を生かしてニューヨークの街にはびこる犯罪者たちを征伐するという、二重生活を送っているのです。
見どころ
マーベル・コミックの大人気キャラクター、デアデビルを実写ドラマ化したNetflixオリジナル作品。目が見えないダークヒーローがニューヨークのスラム街・ヘルズキッチンで活躍するストーリーです。超人的なパワーやエネルギーを炸裂させて世界の破滅を食い止める映画化されたマーベルヒーローたちとは異なり、規模は小さくとも堅実に社会悪をこらしめていくというリアリティ、また目が見えないコンプレックスを負いながら立ち回る姿が見事で、非常に評価の高いドラマとなりました。さらにその他のマーベルヒーローと違うのは、犯罪者たちを撃退するものの、絶対に殺さないというルールを守る点です。
GRIMM/グリム【2011-2017年】
あらすじ
オレゴン州ポートランドの刑事ニック・ブルクハルト（デヴィッド・ジュントーリ）は、ガンで余命が短い叔母のマリー（ケイト・バートン）から、自分がグリム一家の末裔であることを伝えられます。グリム童話でおなじみのグリム家ですが、彼らには先祖代々、人間に化けた魔物を見破る能力があったのです。こうしてニックの、凶悪犯罪を起こす魔物たちから人間を守る戦いが始まります。
見どころ
2011年にアメリカで放送がスタートし、2017年5月には最新作であるシーズン5が放送された大人気シリーズ。誰もが知るドイツのグリム童話がベースとなっており、ダークファンタジーと犯罪捜査の要素がミックスされた新感覚のドラマに仕上がっています。ハリウッドが得意とする特殊メイクを駆使したモンスターの造形も見どころです。
ナルコス【2015-2017年】
あらすじ
1979年、コロンビア駐在の麻薬取締局捜査官スティーブ・マーフィー（ボイド・ホルブルック）はアメリカへのコカイン流通を阻止するため、捜査を開始します。一方、麻薬組織のトップであるパブロ・エスコバル（ヴァグネル・モウラ）はあらゆる手段を使ってドラッグ密売を行い大金を荒稼ぎし、さらにそのお金を使って警察を買収してしまうのです。果たしてエスコバルが当局に逮捕される日はやって来るのでしょうか。
見どころ
Netflixオリジナル作品。実在したコロンビアの麻薬王パブロ・エスコバルを史実に沿って描いた作品です。仲間の裏切りが発覚すると躊躇なくあっさり殺してしまう冷酷な姿には思わず息を呑んでしまいます。80年代から90年代にかけてアメリカに入ってきたコカインのほとんどがエスコバル経由だったのは驚きの事実ですが、豪快で挑発的な彼の手腕を演じるヴァグネルの演技がまた見事。南米コロンビアの真実が知りたい方は絶対に観るべき作品と言えます。
最後に
いかがでしたか？最新シーズン放送中の『ウォーキング・デッド』を始めとして、現在も映画に引けを取らない名作ドラマが目白押しのNetflix。今後も注目の作品が続々放送される予定です。1度観始めたら睡眠不足になること間違いなしの海外ドラマの世界を、思う存分楽しんでください！
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