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マリリン・モンロー出演映画10選!色褪せない妖艶な魅力

死後半世紀以上を過ぎた今でも、モンローウォークや金髪・赤い唇とほくろなど、セックスシンボルとして知られているマリリン・モンロー。ハリウッドスターとしての全盛期は短いものの、その妖艶な容姿や個性的な演技に多くの人々が魅了されました。今回は、そんなマリリン・モンローの出演映画10作品を紹介します。

ナイアガラ【1953年】

ナイアガラ
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あらすじ

ナイアガラの滝にあるロッジに来たジョージ(ジョセフ・コットン)とローズ(マリリン・モンロー)の夫妻。ローズは密かに関係を持っていた愛人と結ばれるために、ロッジでジョージを殺す計画をするのでした。しかし、翌日死体として発見されたのは、自分の愛人。自分の企みに気づかれ、殺されることを恐れたローズは1人シカゴに戻ろうとしますが…。

見どころ

愛人と共謀して夫を殺そうとする悪女をモンローが演じます。ピンクや水色のワンピース、赤のジャケットと黒のタイトスカートなど、モンローならの着こなしも注目です。本作では、有名なモンロー・ウォークも登場。左右の高さを違えたヒールを履いて歩くことで、ヒップが揺れてセクシーに見えるというのは、モンロー本人の工夫とのこと。



紳士は金髪がお好き【1953年】

紳士は金髪がお好き
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あらすじ

お金がすべての金髪美人ローレライ(マリリン・モンロー)と、恋をして結婚したいドロシー(ジェーン・ラッセル)はショーガールの相棒で私生活でも大親友。ある日、パリに旅行に行くことになった2人は豪華客船に乗り込みます。客船で知り合った紳士からティアラをもらったローレライでしたが、このティアラが原因でパリに着いた2人は騒動に巻き込まれてしまうのでした。

見どころ

ブロンドでおバカなローレライを演じたマリリン・モンローのキュートな魅力が全開のミュージカル・コメディ。ローレライと対照的な女性として、黒髪で姉御肌のドロシーを演じたジェーン・ラッセルのキャラクターにも男女ともに虜になりました。歌って踊るシーンやコミカルな演出から元気がもらえる作品です。

百万長者と結婚する方法【1954年】

百万長者と結婚する方法
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あらすじ

百万長者と結婚するために、ニューヨークの家具付き高級アパートでシェアルームを始めたモデル仲間のシャッツィ(ローレン・バコール)、ポーラ(マリリン・モンロー)、ロコ(ベティ・グレイブル)。そんなある日、ロコが毛皮屋で出会った大金持ちの男性から、パーティーに招待されます。彼女たちはお目当の結婚相手に出会うことができるのか...。

見どころ

20世紀FOXがシネマスコープ第2弾(第1弾は『聖衣(1953年)』)として制作したラブコメディー。当時の大人気だった女優ローレン・バコール、ベティ・グレイブル、マリリン・モンローが豪華共演しています。オーケストラの演奏、マンハッタンの風景、広大な森林など圧巻の映像を楽しめる作品。眼鏡姿の可愛いマリリン・モンローにも注目です。

帰らざる河【1954年】

帰らざる河
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あらすじ

ゴールド・ラッシュのアメリカ北西部。マット(ロバート・ミッチャム)は、酒場の歌手ケイ(マリリン・モンロー)に世話になっていた息子マーク(トミー・レティグ)を引き取りにやって来ます。息子とともに農地開拓を始めることになったある日、ケイと彼女の婚約者ハリー(ロリー・カルホーン)が筏で漂流しているところに遭遇。救出後も1人で強引に川下りを続けようとするハリーを追いかけた3人でしたが…。

見どころ

ゴールドラッシュのアメリカを描いた西部劇。酒場で歌うマリリン・モンローのセクシーな姿を見ることができます。さらに、主題歌「The River Of No Return」は、現在でもマリリン・モンローの代表曲として挙げられる楽曲となりました。

ショウほど素敵な商売はない【1955年】

ショウほど素敵な商売はない
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あらすじ

1930年代のアメリカ、ドナヒュー一家は家族5人で人気ボードビリアンとして活躍していました。そんな中、次男のティム(ドナルド・オコナー)は、ナイトクラブでアルバイトをしながらステージに立つヴィッキー(マリリン・モンロー)に一目惚れし好き合うことに。実力を認められブロードウェイの舞台に立つことになったヴィッキーが2人の関係よりも仕事を優先することに不満を持ったティムは、突如ヴィッキーや家族の前から姿を消すのでした。

見どころ

ショービジネス界に生きるドナヒュー一家の歩みを、アーヴィング・バーリンの表題曲をはじめとする数々の名曲とともに描いたミュージカル映画で、ウォルター・ラング監督の代表作。ドナヒュー一家の絆につい涙してしまうことなし。華やかなショーのシーンが多く、ミュージカル映画好きは必見です。

七年目の浮気【1955年】

七年目の浮気
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あらすじ

ニューヨークの小説出版社に勤めるリチャード(トム・イーウェル)。妄想癖のある彼は、妻子のバカンス中に上階にやってきたブロンド美女(マリリン・モンロー)との浮気を妄想します。会社で出版予定の精神病医の原稿の中に、結婚7年目の男の浮気心を「7年越しのうずき(itch)」とする説明を読んでから、ブロンド美女との妄想はますますエスカレートしていきます。

見どころ

マリリン・モンローの白いスカートがめくれ上がる映画史上に残る名シーンが登場。結婚7年目の恐妻を持つリチャードが、美女との浮気の妄想を繰り広げるドタバタコメディとなっています。マリリン・モンローのキュートな表情や仕草、喋り方には見とれてしまいます。

バス停留所【1956年】

バス停留所
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あらすじ

アリゾナ州フェニックスでのロデオ大会にやってきた世間知らずの青年ボー(ドン・マレー)。初めての都会の雰囲気に圧倒されたボーは、酒場の歌手シェリー(マリリン・モンロー)に一目惚れし、強引に結婚することを決めてしまいます。いつしか強引なボーに心を開いていくシェリーでしたが...。

見どころ

原作は、劇作家ウィリアム・インジの舞台劇。女を知らない純粋なカウボーイと男につけ込むあばずれ女のラブストーリーです。本作は、セックスシンボルのイメージから脱したかったモンローが、演技指導を受けて出演した初の作品となっており、演技で認められたいというモンローのパワーアップした演技は必見です。

イヴの総て【1951年】

イヴの総て
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あらすじ

アメリカ演劇界の栄誉ある賞を受けた新人女優イヴ(アン・バクスター)が満場の拍手に包まれる中、彼女の本性を知る者は複雑な心境でそれを見ていました。嘘やはったりでブロードウェイの大女優マーゴ(ベティ・デイヴィス)の付き人になった女優を志望して田舎から出てきたイヴ。彼女は、周りの人々に取り入りながらマーゴをも踏み台にしてスターの座にのし上がってきたのでした。

見どころ

実在の女優エリザベート・ベルクナーをモデルに描いた、メアリー・オルの短編小説「The Wisdom of Eve」を原作とした作品。ジョセフ・L・マンキーウィッツが監督・脚本を務めた本作は、ブロードウェイの裏側をリアルに映し出した作品として評価され、アカデミー監督賞と脚本賞を受賞しています。

お熱いのがお好き【1959年】

お熱いのがお好き
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あらすじ

禁酒法時代のシカゴ。マフィアの虐殺を目撃してしまい、追われるはめになったバンドマンのジョー(トニー・カーティス)とジェリー(ジャック・レモン)は、女装して女性オーケストラに紛れることに。ジョーは、ウクレレ奏者のシュガー(マリリン・モンロー)に恋をし、ジェリーは大金持の御曹子オスグッド3世(ジョー・E・ブラウン)に一目惚れされてしまうのでした。

見どころ

マフィアに終われるジョーとジェリーが、女性・男性の姿で二重生活を送るモノクロのラブコメディ。トニー・カーティスとジャック・レモンのテンポの良い掛け合いに笑いが込み上げてきます。また、本作はゴールデングローブ賞のミュージカル・コメディ部門で作品賞、ジャック・レモンが主演男優賞、マリリン・モンローが主演女優賞を獲得した秀作。

荒馬と女【1961年】

荒馬と女
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あらすじ

ネバタ州リノに離婚をするためにやって来たロズリン(マリリン・モンロー)はその町で、自動車修理工のグイド(イーライ・ウォラック)と、その親友ゲイ(クラーク・ゲイブル)と出会います。仲良くなった3人は、野生馬の群れを見つけたことから、馬を捕まえて缶詰工場に売ることを計画。カウボーイの青年パース(モンゴメリー・クリフト)を加えて、馬狩りを始めた4人でしたが...。

見どころ

当時、マリリン・モンローの夫であった作家アーサー・ミラーが自身の短編を脚色し製作された現代西部劇。本作は、マリリン・モンローとクラーク・ゲイブルの遺作となりました。作中では、モンローの肉感的な体形や色気が美しく映し出されており、そんな美女が2人の男の間で揺れる切ない姿が描かれています。

最後に

以上、遺作となった『荒馬と女』まで約10年間の作品を紹介しました。セックスシンボルとして一世を風靡したマリリン・モンローが、なぜ現代まで人々を惹きつけ、虜にしているのか。彼女の映画を見たら納得すること間違いなし!まずは、マリリン・モンローの象徴的な白いスカートがめくれ上がるシーンが登場する『七年目の浮気』を観てみてはいかがでしょうか?