ダンスは一流、セクシーな身体、時には歌も披露しあらゆるジャンルで活躍するチャニング・テイタム、そんな彼の魅力に迫ります。
目次
マジック・マイク【2012年】
あらすじ
些細な口論から、その日の仕事も上手くいかず辞めてしまったアダム(アレックス・ペティファー)は、同じ日の夜マイク(チャニング・テイタム)と出会います。マイクはアダムに何かを感じると彼へある仕事を勧めてきました。それはストリップクラブ、しかもその店でステージに立つのは男性でした。
見どころ
男性ストリップクラブを舞台にしたヒューマンドラマ。本作の主演にチャニング・テイタムが出演し、彼は同時に製作にも携わっています。この作品はチャニング・テイタムの過去の実体験に基づいたものであり、意外な過去の公表と作品の評価も相まって大きな話題に。彼の肉体美を惜しげもなくさらけだしたことでも注目を浴びました。
シティ・オブ・ドッグス【2006年】
あらすじ
作家として名を馳せるディート(ロバート・ダウニー・Jr)は、ある日、母から家に戻って病気の父に会うように言われます。何もかもを手放し街へと繰り出したディートが故郷を離れたのにはある理由がありました。それは今から20年も昔の話、街に憧れながらも貧しい生活を送るディートとその仲間たちの間で起きた、ある悲劇が関係していました。
見どころ
主演に『アイアンマン(2008年)』でお馴染みロバート・ダウニー・Jr、他にもロザリオ・ドーソン、シャイア・ラブーフなど豪華メンバーが出演しています。作家、音楽家として活躍する実在の人物ディート・モンティエルの半生を映画化したもので、彼の少年時代に大きな影響を与えたアントニオ役としてチャニング・テイタムが出演しています。リーダー格のアントニオはそれまでの爽やかなイメージのチャニング・テイタムとは違い、やんちゃなガキ大将のような存在。そのギャップを感じさせない、自然な演技を見せるチャニング・テイタムに注目です。
ステップ・アップ【2006年】
あらすじ
里親の元で暮らすタイラー(チャニング・テイタム)は、問題ばかり起こす不良高校生。ある日彼は、起こした問題により奉仕活動を言い渡されます。そこで出会ったのは1人のバレリーナ、ノーラ(ジェナ・ディーワン)でした。卒業がかかったダンスのパートナーに困っていた彼女は、バレエ未経験者であるにも関わらずタイラーを指名。戸惑いを見せるタイラーでしたが、次第に彼の隠された能力が現れ始めます。
見どころ
2014年には続編となる第5弾が公開された人気シリーズ。「ダンス」をテーマに少年少女の青春を描き出した作品で、そのシリーズ1作目の主演をチャニング・テイタムが務めています。ダンスの才能溢れる役を演じる彼は、ヒロイン役のジェナ・ディーワンと劇中で息の合ったダンスを披露しています。チャニングとジェナは後に実生活での結婚も発表しています。
フォックスキャッチャー【2014年】
あらすじ
大富豪デュポン(スティーヴ・カレル)は、オリンピック金メダリストであるマーク(チャニング・テイタム)を自身の結成するレスリングチーム"フォックスキャッチャー"へと呼び、共にオリンピック出場を目指すことを提案します。練習用の設備も完璧、マークは何の疑いも無く誘われるがまま彼の元へと行きますが、それが後に悲劇を起こすことになるのでした。
見どころ
1996年にアメリカで発生した殺人事件を描いた作品。主演のスティーヴ・カレル、チャニング・テイタムの演技は絶賛され「ゴッサム・インディペンデント映画賞」では2人とマーク・ラファロの3人が特別賞に輝いています。物語が進むにつれ、マークの表情は強張る一方、恐怖と怒りがこもった顔は彼の肉体以上に目を引くことになります。これまでの爽やかさはどこへやら、チャニング・テイタムの新境地となりました。
G.I.ジョー【2009年】
あらすじ
がん細胞の特効薬として作られた"ナノマイト"が、護送中に謎の組織"コブラ"により奪われてしまいます。護送を担当していたデューク(チャニング・テイタム)も争いに巻き込まれますが、その時助けに入ったもう1つの組織"G.I.ジョー"により救われます。デュークはナノマイト奪還のため、G.I.ジョーと手を組むことになります。一方コブラは、奪ったナノマイトで街の襲撃を始めます。
見どころ
フィギュアとして人気を集め、その後アニメも制作されたアメリカの人気シリーズの映画化。メカや個性的なキャラクターが溢れかえる本作でのチャニング・テイタムの立ち位置は正統派主人公です。特別な特技も無く、ただただ人一倍動けて正義感の強い軍人を演じています。
21ジャンプストリート【2012年】
あらすじ
学生時代から何かとつるんでいたモートン(ジョナ・ヒル)とグレッグ(チャニング・テイタム)は、ともに警察官になりコンビを組むことに。しかし揃って少々おバカな2人は現場でヘマをやらかしたことで、"21ジャンプストリート"へ異動になってしまいます。そこでは学校に蔓延する麻薬を断つため、高校への潜入捜査が行われていました。そうして2人は再び高校生活を送ることに…。
見どころ
高校に潜入する警察官を描いたコメディ映画。コメディには欠かせないジョナ・ヒルが主演。相棒にチャニング・テイタムと異色のタッグが誕生しました。飲んで騒いでのお祭り騒ぎが繰り広げられ、いつもはスマートでハンサムに見えるチャニング・テイタムが少しおバカに見える作品です。
ヘイトフル・エイト【2015年】
あらすじ
雪の積もる山奥で立ち往生する、黒人の賞金稼ぎマーキス・ウォーレン(サミュエル・L・ジャクソン)は、運よく通りがかった同じ稼業の馬車に乗せてもらいます。嵐をやり過ごすため着いた山小屋には、数人の男たちがいました。猛吹雪の中、閉じ込められた彼らと一晩を共に過ごすことになりますが、その山小屋である事件が起こります…。
見どころ
クエンティン・タランティーノ監督、2015年に公開されたミステリー映画。前半はゆったりと進むのに対し、後半には怒涛の展開が待つ作品となっています。チャニング・テイタムが登場するのは物語の後半、本作のキーパーソンとなる賞金首の女と繋がりを持つ人物です。最初は気さくに、そして一瞬の内に悪へと変わる2面性を露わに。肉体的な魅力を封印し、爽やかな笑顔による恐怖で場の雰囲気を支配しています。
第九軍団のワシ【2011年】
あらすじ
ローマ軍団の隊長となったマーカス(チャニング・テイタム)は、ケガを負い軍団から退くことになります。しばらくの休息となるマーカスですが、彼には1つ未練がありました。それはかつて、消えたマーカスの父親が持っていた「ワシの黄金像」のありかを探す事。マーカスは黄金像を探す旅に出ます。
見どころ
西暦120年のローマを舞台にアクションとミステリーをプラスした歴史巨編。屈強な俳優として活躍するチャニング・テイタムには、まさにうってつけの約といえるでしょう。激しいアクションはもちろん、物語の核となるミステリーの部分では過去を背負う男としての暗い表情を見せています。アクションでありミステリーであり同時に男同士の友情を描いた物語となっています。
ヘイル、シーザー!【2016年】
あらすじ
映画スタジオが誇る何でも屋エディ(ジョシュ・ブローリン)の元に、その日も事件の知らせが舞い込んできます。ハリウッドスターであり、ついさっきまで撮影中だった俳優ベアード(ジョージ・クルーニー)が、何者かに誘拐されたのです。早速捜査に乗り出すエディですが、事件は思いもしない方へと進んでいきます。
見どころ
主演にジョシュ・ブローリン、誘拐されるスター役にジョージ・クルーニー、その他レイフ・ファインズ、スカーレット・ヨハンソン、ジョナ・ヒル、ティルダ・スウィントンと超豪華キャストが出演するコメディ映画。監督は『ファーゴ(1996年)』や『ノーカントリー(2007年)』のコーエン兄弟。この豪華キャストに交じって、チャニング・テイタムもまたひと際異彩を放っています。
キングスマン:ゴールデン・サークル【2017年】
あらすじ
イギリスのスパイ機関キングスマンは、謎の組織"ゴールデン・サークル"の策略により、壊滅してしまいます。残された2人のスパイ、エグジー(タロン・エガートン)と教官でありメカ担当のマーリン(マーク・ストロング)は、アメリカにある同盟組織"ステイツマン"へ協力を求め、アメリカへ渡ります。
見どころ
2014年に公開され全世界で大ヒットを記録した前作から3年、待望の続編が公開します。新たな敵"ゴールデン・サークル"との戦いに、チャニング・テイタムは新たな仲間の1人として登場します。カウボーイハットが最高に似合うミスター・アメリカンエージェントです。
最後に
多くがその体格を活かしたハンサムマッチョですが、中には歌って踊る姿や、ロン毛を披露したコメディなど役者として幅広い活躍を披露しています。『マジック・マイク(2012年)』では製作にも参加し、監督業に専念するという声も聞こえることから、彼の監督作品が出るのも時間の問題かもしれません。気になる作品があったら、ぜひチェックしてみてくださいね!
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