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アンビリーバボー!な実話を元に作られた感動作10選

『シンドラーのリスト(1994年)』や『LION/ライオン~25年目のただいま~(2017年)』など、信じられないような実話を元にした作品は毎回観る人に大きな感動を与えます。

今回は、時代も背景も多種多様な実話を元にした感動作を10本ご紹介!いずれも、困難に立ち向かう主人公の様子が描かれており、辛さ・悲しさだけでなく勇気をもらえる作品となっています。

博士と彼女のセオリー【2015年】

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あらすじ

ケンブリッジ大学で物理学を学ぶスティーヴン・ホーキング(エディ・レッドメイン)。天才物理学者として将来を期待されていたホーキンスでしたが難病ALSを患い、若くして余命幾ばくも無いことを医者から告げられます。そんな彼を恋人ジェーン(フェリシティ・ジョーンズ)は献身的に支え、2人は結婚。共に難病へ立ち向かいます。

見どころ

天才的な頭脳を持つ傍ら、病に侵されていたイギリスの理論物理学者スティーヴン・ホーキングの半生を描いた物語。声が出せなくなり、車椅子生活となっても研究を続けて偉業を成し遂げる姿には、彼の信念を感じます。また、主演を務めたエディ・レッドメインは難病ALSと闘うホーキングの姿を見事に表現し、アカデミー賞主演男優賞を受賞しました。



インポッシブル【2012年】

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あらすじ

最高のクリスマスを過ごすため、3人の息子を連れ南国タイに訪れたヘンリー(ユアン・マクレガー)とマリア(ナオミ・ワッツ)。しかし、クリスマスの翌日に大地震が発生し、津波に襲われたヘンリー一家は、離れ離れになってしまいます。絶望的な状況の中、互いの無事を祈りながら再会のために動き始めるのでした。

見どころ

2004年に起きたスマトラ島沖地震・津波に巻き込まれたある一家の実話を映画化。当時死者22万人という多くの犠牲者を出した状況で、希望を失わず前へ進む逞しい家族の姿が描かれています。人や建物が津波に飲み込まれていく映像は、ドキュメンタリーのようなリアルな描写となっており、自然災害の恐ろしさを再現しています。

ホテル・ルワンダ【2006年】

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あらすじ

1994年、ルワンダでは民族抗争が激化し一般市民まで巻き込む大きなものとなりました。高級ホテル「ミル・コリン・ホテル」で働く支配人ポール(ドン・チードル)は、フツ族の過激派による虐殺が始まったことを知り、難民をホテルに匿うことに。1000人を超える難民たちを守り抜くべく奔走します。

見どころ

ルワンダ共和国で起きた、約100日間で100万人以上の人が虐殺された歴史的事件の中、難民を匿い続けたホテルマン、ポール・ルセサバギナの実話。日に日に増える犠牲者を目の前にして、恐怖の中多くの人を救おうと奮闘するポールの心情が繊細に描かれています。

しあわせの隠れ場所【2010年】

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あらすじ

車で娘の学校へ向かっていたリー(サンドラ・ブロック)は、寒い夜道を雨に濡れながら歩く青年マイケル(クィントン・アーロン)に目を留めます。ホームレス同然の生活を送るマイケルの境遇を知ったリーは、家に迎え入れることに。その後、リーの援助で学校に通い始めたマイケルはアメリカン・フットボールを始め、すぐさま才能を開花させます。

見どころ

アメフト選手として活躍したマイケル・オアーの小説「ブラインド・サイド アメフトがもたらした奇蹟」の映画化。裕福な白人家族の元で暮らすことになる、素直で努力家な黒人青年の成長と活躍が描かれています。マイケルを献身的に支え、アメフト選手として立派に育てあげた母親・リーを演じたサンドラ・ブロックは本作でアカデミー賞主演女優賞に輝きました。

ソウル・サーファー【2012年】

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あらすじ

幼い頃からサーファーを目指し、数々の大会で結果を残していた敵無しの少女ベサニー(アナソフィア・ロブ)。ある日、サーフィンの練習中にサメに襲われ左腕を失ってしまった彼女は、絶望して悲嘆に暮れていました。サーフィンを続けるもうまくいかず諦めかけた頃、ベサニーの元に彼女と同じように身体に障がいを持つ人たちからの励ましの手紙が届きます。

見どころ

わずか13歳でサメに襲われ片腕を失う悲劇に見舞われたベサニー・ハミルトンの実話。彼女の心境に合わせて海の色が変わっていく演出により、鮮やかな青い海から映し出される彼女の前向きに挑戦していく姿に勇気がもらえる1作。またサーフィンのシーンでは、ベサニー本人がスタントとして出演しているので必見です。

イントゥ・ザ・ワイルド【2007年】

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あらすじ

裕福な家庭で育ち、エモリー大学を優秀な成績で卒業したクリス(エミール・ハーシュ)。金や物を与えて事を進めようとする両親にうんざりしていたクリスは、1人でアラスカに旅に出ることに。今までの名前を捨て"アレグザンダー"と名乗り、ヒッチハイクをしたり、ボートでメキシコに渡ったりとこれまで経験したことのない生活を送ります。

見どころ

原作は、登山家であり作家のジョン・クラカワーのノンフィクション小説「荒野へ」。壮大な風景の中「人生とは何か」を問いかけ、その後アラスカで死体となり発見された青年の希望と絶望が同時に描かれています。出会いと別れを繰り返し、普通の家庭では決して得られなかった体験を経て「人生」の意味を見つけ出す姿から、自分の生き方を考え直すきっかけとなる作品です。

潜水服は蝶の夢を見る【2008年】

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あらすじ

ファッション誌の編集長として華やかな世界で生きていたジャン(マチュー・アマルリック)。ある日、車の運転中に脳梗塞で突然意識を失い、目覚めた時には動かない身体になっていました。意識がはっきりしているのに、言葉は通じない、身体は動かない、唯一動くのは左目だけ。そんな彼の元に、1人の言語聴覚士アンリエット(マリ=ジョゼ・クローズ)が現れます。

見どころ

病によって左目しか動かなくなってしまったジャン=ドミニック・ボービーが、20万回の"瞬き"で綴った自伝小説「潜水服は蝶の夢を見る」が原作。作中では、思うように周囲を見渡すことができない彼の視界が再現されていたり、彼の想像の世界が描かれていたりと、映像から大きなこだわりが垣間見えます。

幸せへのキセキ【2012年】

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あらすじ

妻を亡くし悲しみに暮れ、仕事を辞めたベンジャミン(マット・デイモン)は、残された子どもたちと郊外へ引っ越すことに。そこは閉鎖中の動物園で、敷地内には動物が暮らしていました。新たなスタートの為に動物園を立て直す決意をするものの、うまくいかず苦悩の日々が続きます。

見どころ

閉園していた動物園の立て直しと、妻を亡くしたベンジャミン一家の再生を描いた感動作。新しい生活の中に降りかかる困難の先には、いつも動物と子どもの元気な姿があり、明るい未来が描かれています。マット・デイモン、スカーレット・ヨハンソンなど豪華俳優陣が出演しています。

LION/ライオン~25年目のただいま~【2017年】

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あらすじ

5歳の時に迷子になり養子に出された青年サルー(デーヴ・パテール)。温かい家族と恋人に囲まれ幸せな日々を過ごしていたサルーでしたが、本当の家族への思いは消えることはありませんでした。迷子になってから25年経ったある日、「Google Earth」を駆使してわずかな記憶を頼りに家族を探し始めます。

見どころ

サルー・ブライアリーのノンフィクション本「25年目の『ただいま』5歳で迷子になった僕と家族の物語」を映画化。電車に乗っていた時間、外の景色、暮らしていた町、家族との思い出、25年前の微かな記憶から、生き別れた家族と再会を果たすまでの日々が描かれています。奇跡の実話として話題になり、全世界で1億ドルを超える興行収入を記録しました。

シンドラーのリスト【1994年】

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あらすじ

第2次世界大戦中、実業家オスカー・シンドラー(リーアム・ニーソン)は、軍需工場を始めて一儲けしようとドイツ軍占領下クラクフへとやってきました。金儲けのためだけに動いていたシンドラーでしたが、罪のないユダヤ人が次々に虐殺されていく様子を目の当たりにして心が変わり始めます。その後、無実なユダヤ人を救うべく動き出すのでした。

見どころ

1939年のポーランドを舞台に、ドイツ人でありナチス党でもあるオスカー・シンドラーの人生をかけた救出劇。無実の子どもまでも容赦なく殺戮されていく様子として、全編モノクロで進む中に赤い服を着た少女が登場するなど印象的な描写がされています。ユダヤ系として生まれたスティーヴン・スピルバーグ監督の想いが詰まった名作です。

最後に

以上、実話を元にした映画作品を10本紹介しました。今回挙げた作品は、苦難を乗り越えて前向きに人生を歩んでいる主人公の人生が描かれており、最後には笑顔になれる作品ばかりです。そんな、彼らの生き様を見て自分の人生を見つめ直す良い機会にもなるかもしれません。ぜひチェックしてみてくださいね!