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これからご紹介する10作品には、それぞれ個性的なキャラクターが登場するのでぜひお気に入りの作品を見つけてみてくださいね！
目次
NCIS〜ネイビー犯罪捜査班【2006年】
あらすじ
ギブス捜査官（マーク・ハーモン）は、アメリカ海軍兵が関わる事件を扱うNCIS（海軍犯罪捜査局）を率いていました。ある日、大統領専用機に搭乗していた海軍将校が毒殺される事件が発生。ギブスは、元殺人課の捜査官トニー（マイケル・ウェザリー）と検視官のダッキー（デヴィッド・マッカラム）と共に専用機に乗り込み原因を追究します。
見どころ
アメリカの大人気ドラマ『犯罪捜査官ネイビーファイル（1997年）』のスピンオフとして誕生した、米海軍の関連事件を捜査するNCISの活躍を描いた犯罪捜査ドラマ。本作のスピンオフ・シリーズとして『NCIS:LA～極秘潜入捜査班（2010年）』、『NCIS:ニューオーリンズ（2015年）』も制作されました。
エレメンタリー ホームズ&ワトソン in NY【2013年】
あらすじ
ロンドン警視庁で顧問をしていたホームズ（ジョニー・リー・ミラー）は、薬物依存症のリハビリのために父のいるニューヨークに移住してきました。NY市警の顧問として働くことになったホームズは、父から命を受け付添としてやってきた元外科医のワトソン（ルーシー・リュー）と同居することに。天才的な推理力で凶悪犯罪に挑むホームズに、ワトソンの豊富な医学知識がヒントを与えながら難事件を解決していきます。
見どころ
舞台をロンドンからニューヨークに変え、名探偵ホームズとその助手ワトソンが難事件の謎を解いていきます。シャーロック・ホームズを主人公とした作品は数多く作られてきましたが、ワトソン役に女性を起用したのは本作が初めて。そんなワトソンのニューヨーカーならではのおしゃれなファッションにも注目です。
CSI：科学捜査班【2003年】
あらすじ
ラスベガス市警のCSI（科学捜査班）には、昆虫学、血痕分析、オーディオビジュアル分析など専門性に長けた知識を持つ捜査官が集まっていました。主任のグリッソム（ウィリアム・ピーターセン）の指示で動くニック（ジョージ・イーズ）とウォリック（ゲイリー・ドゥーダン）をはじめとするチームは、現場で集めた物的証拠を基に最新科学で事件を解決へと導いていきます。
見どころ
最新科学を駆使して現場証拠から犯人及び過程を解明していく、ラスベガス警察科学捜査班の活躍が描かれています。製作総指揮は映画『アルマゲドン（1998年）』、『パイレーツ・オブ・カリビアン／呪われた海賊たち（2003年）』などのヒット作を手掛けたジェリー・ブラッカイマー。スピンオフ作品となる『CSI:マイアミ（2006年）』、『CSI:ニューヨーク（2007年）』も放送されています。
ホワイトカラー【2011年】
あらすじ
FBI知能犯専門チームの捜査官ピーター（ティム・ディケイ）は長年の地道な捜査の末、天才詐欺師ニール（マット・ボマー）の逮捕に成功。しかし、ニールは恋人の行方を探るために脱獄し、捜査に協力する代わりに解放するよう要求してきます。ピーターはその取引に応じ、知的犯罪のコンサルタントとして経歴を生かしたアドバイスをくれるニールと共に捜査に挑みます。
見どころ
元天才詐欺師とFBI捜査官という異色なコンビが魅せるクライム・サスペンス。ニールを演じるマット・ボマーは、ピープル誌で2014年に「最もセクシーな男性」にも選出されたほどのイケメン！スーツを着こなす姿に見とれてしまいます。知的犯罪を扱った内容なので、リアルな殺人現場や暴力的なシーンも少なくスマートな作品です。
パーソン・オブ・インタレスト 犯罪予知ユニット【2012年】
あらすじ
特殊技能を持つ元CIA捜査官のリース（ジム・カヴィーゼル）は、孤独な億万長者でコンピュータの天才フィンチ（マイケル・エマーソン）にある仕事を持ちかけられます。それは、フィンチが発明した犯罪の計画を予測する政府極秘の監視システム「マシン」を駆使し、犯罪を未然に防ぐというもの。リースの熟練した技術とフィンチの無限の財力を用いて"捜査対象となる人物"の謎を解明していきます。
見どころ
未来の犯罪を予測し、それを解決していくという斬新な設定の本作。街中に設置された監視カメラからは身近な日常が映し出されており、それを元に犯罪捜査が行われるリアリティ溢れるストーリーとなっています。辛い過去を持つリースとフィンチが徐々に打ち解けていく様子も描かれており、人間ドラマとしても楽しめる作品です。
ナンバーズ 天才数学者の事件ファイル【2006年】
あらすじ
ロサンゼルスで起きた連続レイプ殺人事件の捜査に行き詰まりを感じたFBI特別捜査官のドン（ロブ・モロー）。「数式によって犯人の居場所を絞り込むことができる」と天才数学者の弟チャーリー（デビッド・クラホルツ）が主張したことから、ドンは彼の助けを借りることに。頭脳明晰に事件を解決に導く天才的な弟に複雑な感情を抱きながらも、彼らは共に難事件に挑みます。
見どころ
FBI特別捜査官の兄と天才数学者の弟がコンビを組み、数学の論理を応用して難事件を解き明かしていくサスペンス。実の兄弟であるリドリー・スコットとトニースコットが製作総指揮を務めたこともあり、協力し合う理想的な兄弟の関係性が描かれています。
Hawaii Five-0【2015年】
あらすじ
父親が犠牲となった謎の殺人事件を調査するため、故郷オワフ島で警官になった元海軍のスティーヴ（アレックス・オローリン）。彼をリーダーとし、同じ事件を担当していたホノルル市警の刑事ダニー（スコット・カーン）を含む計4人は、州知事の権限により特別捜査班「Five-O」を結成。スティーヴはハワイで起こる極悪犯罪を解決へと導いていくとともに、父の死の謎を追います。
見どころ
特別捜査班「FIVE-0」が凶悪事件に挑む大人気ポリスアクションです。本作は、1960年代後半から12年に渡り放送された同名ドラマのリメイク。ハワイが舞台ということもあり、多くの場面でダイアモンドヘッドの展望台、ワイアラエビーチ、ココクレーターなどハワイの絶景が登場します。現代ならではの社会情勢を織り込み、本格的な刑事ドラマとなっています。
ブラックリスト【2013年】
あらすじ
世界中の犯罪者の裏取引に協力し、「犯罪コンシェルジュ」と呼ばれていたFBIの最重要指名手配犯レッド（ジェームズ・スペイダー）。ある日レッドは、FBIにこれまで関わってきた凶悪犯罪者に関する情報（ブラックリスト）を提供しに現れ、彼らの逮捕に協力すると申し出るのでした。協力する条件として、新人捜査官のリズ（メーガン・ブーン）を担当にすることを提示したレッド。彼の真の狙いとは...。
見どころ
プロデューサーのジョン・フォックスと製作総指揮のジョン・ボーケンキャンプが、実在の大物犯罪者ホワイティ・バルジャーがFBIに逮捕されたことからインスピレーション受けて作られた本作。敵か味方かわからないレッドが繰り出すサスペンスです。なぜレッドはブラックリストを提供したのか、なぜエリザベスを指名したのか、回を追うごとに謎が明らかになっていく様子は快感です。
クローザー【2013年】
あらすじ
アトランタからロサンゼルス市警の殺人特捜班にチーフとして引き抜かれたブレンダ（キーラ・セジウィック）。突然やってきた女性上司にチームのメンバーは反発していましたが、CIAで訓練を受けた巧みな尋問で容疑者を自白に追い込む手腕を見せつけ、メンバーからも次第に受け入れられるようになります。
見どころ
CIA仕込みの尋問のプロ"クローザー"が難事件を解決に導くクライム・サスペンス。女刑事らしくない可愛らしい格好をしていたり、部屋が片付けられない、方向音痴など、敏腕刑事でありながら完璧ではないブレンダの女性像は、多くの女性から指示を受けました。そんなブレンダを演じたキーラ・セジウィックは、そのチャーミングな演技から2007年にゴールデン･グローブ賞主演女優賞を受賞しています。
Major Crimes～重大犯罪課【2014年】
あらすじ
ロス市警の重大犯罪課の指揮を執ることになったレイダー警部（メアリー・マクドネル）。そこは犯人との司法取引によって効率的な事件解決を目指す新しい部署。レイダー警部は、犯人に「自白」させる手法から「取引」する手法へ変わったことに戸惑いながらも、品のいい口調で巧みに部下を操り事件の捜査に駆り立てていきます。
見どころ
『クローザー』のスピンオフ作品。容疑者との「司法取引」で効率的な事件の解決を実現する新しいタイプのストーリーとなっています。クールなレイダーが、捜査の難しさや人生の苦悩を知る叩き上げの刑事たちに影響を受けていく姿や、彼女に反発する彼らとのコミカルな掛け合いもあり、シリアスな事件を取り扱いながらも、笑いあり涙ありの作品です。
最後に
以上、海外の犯罪ドラマを10作ご紹介しました。シリアスなテーマを扱いながらも、それに関わる人たちの苦悩とユニークな個性を映し出してくれる犯罪ドラマ。『Hawaii Five-0』のマクギャレットとダニーの掛け合いはまるで夫婦漫才のようですし、『NCIS ネイビー犯罪捜査班』のチームは家族のように支え合っています。「犯罪」という究極の状況の中から、人間愛が見られる犯罪ドラマの魅力をぜひ感じてくださいね！
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